P.G.Iの歯科治療

P.G.I.は理想的な噛み合わせのための総合歯科診療を実践しています

歯科医師の仕事は「虫歯を削ること」ではありません。できるだけ長く、できれば一生、快適な噛み合わせで暮らしていただけるよう、患者さんの歯はもちろん、お口の中や顎関節、噛むときに使う筋肉(咀嚼筋)等の健康を総合的にサポートすることです。
法的に顎関節を診断、治療処置できるのは歯科医師だけですが、顎関節や咀嚼筋についての深い知識や治療経験をもつ歯科医師が少ないのが現状です。
P.G.I.(Practical Gnathology Institute)のGnathologyとは顎生理学のこと。P.G.I.ドクターは、顎生理学、咬合学に基づいて、歯だけではなく咀嚼機能全体を研究し、実際の歯科治療に活かしています。

PGIの歯科治療と依然として行われている治療の違い

噛み合わせのプロだからできる治療

P.G.I.は、噛み合わせのエキスパート集団です。すべての歯科治療において、噛み合わせについての深い知識・高度な技術が前提として必要となりますが、特に、顎関節症、インプラントといった治療は、中途半端な噛み合わせの知識・技術・経験しかもたない歯科医師が治療をおこなうと、患者さんの健康に取り返しのつかない大きなダメージを与えることになってしまいます。

顎関節症

噛み合わせと顎関節には密接な関わりがあります。ですが、それを認めてしまうと、歯科治療を行った歯科医師が、顎関節の不調の責任を追及されることになります。そのため「噛み合わせと顎関節に関係はない」という、歯科業界全体の流れがあることは、憂うべきことです。
顎関節症は、それ自体、大変苦しい症状であるばかりか、頭痛・肩こり・原因不明の不快な全身症状といった不定愁訴の原因ともなります。P.G.I.ドクターは、噛み合わせと顎関節、全身の関わりを理解し、総合的な視点から、明確な顎関節症治療をおこなっています。

インプラント

最近、急速に、インプラント治療が普及してきました。
ですが「歯が抜けてしまったところにインプラントを打つ」といった治療は、その歯がなぜ抜けることになってしまったのか、という根本的な視点に欠けています。噛み合わせのバランスが壊れたお口の中に、ただインプラントを入れてしまうと、今度は他の箇所にまで過度の負担がかかり、残された歯すべてを失うことにもなりかねません。診査・診断・治療計画をたて実践するとしたら一人の先生が年間何千本もインプラント治療が可能でしょうか。
P.G.I.では、何よりも理想的な噛み合わせをつくることを目標として治療を進めます。インプラントは理想的な噛み合わせをつくるための手段のひとつに過ぎないのです。
これ以上、歯を失わないためにも、噛み合わせのエキスパートによるインプラント治療をおすすめします。

スピード矯正の原点

P.G.I.の創始者であるDr.寿谷が、1983年にAmerican Academy of Restorative Dentistryで近代コルチコトミー併用矯正(スピード矯正)について発表しました。この術式は歯の土台となる骨(歯槽骨)に働きかけることで、歯を短期間に移動させることを可能とした画期的なもので、現在、世界中でおこなわれているコルチコトミー併用矯正は、すべてDr.寿谷の理論に基づいています。

P.G.I.ドクターは、Dr.寿谷から直接、9ヵ月に及ぶコルチコトミー併用矯正のトレーニングを受け(P.G.I.成人矯正コース)、そこからさらに技術に改良を加えて、正統な「スピード矯正」の実績をつんできました。「スピード矯正」をお考えの方は、是非、「スピード矯正」の原点であるDr.寿谷のコルチコトミー併用矯正を継承するP.G.I.ドクターによる治療を選択してください。原理・原則を知った上で、アドバンスが必要です。

「スピード矯正」とは

「スピード矯正」とは、Dr.寿谷のもとでコルチコトミー併用矯正を学び、現在、P.G.I.の常任理事インストラクター・スピード矯正研究会会長を務める深沢真一医師(銀座矯正歯科)により定義・命名された用語で(1997)、歯を削ってラミネートベニアやセラミッククラウンといった被せ物をつけたりするのではなく、従来の矯正治療にさまざまな治療テクニックを併用することで、患者さんのニーズあった短い期間で歯を動かしておこなう矯正治療のことです。もちろん最終目的は快適な噛み合わせをつくる事(機能美・エステティク)で審美は結果としてついてくるものです。

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