Q&A本文(No2401-2550)
| No |
Q(お客の質問) | A(答え) |
| 2401 | ノロウイルス」とは | 平成9年5月の食品衛生法関係法令で食中毒病因物質に「小型球形ウイルス」が追加された。さらに、平成15年8月に病因物質名が「小型球形ウイルス」から「ノロウイルス」に変更された。ノロウイルス(SRSV)は、経口感染により、ヒトに嘔吐や下痢などの胃腸炎症状を引き起こすウイルスです。ヒトの胃腸炎の原因となるウイルスは他にもたくさんありますが、それらは主に乳児から幼児までの低年齢層に胃腸炎を起こします。 ノロウイルス(SRSV)は、乳幼児からお年寄りまで、幅広い年齢層で感染・発症するため、集団発生を起こしやすく、特に用心が必要です。 症状としては、吐き気、嘔吐、下痢、腹痛が多く、下痢は激しい水様便が数回続いたりします。頭痛、発熱、咽頭痛などの風邪に似た症状も見られる場合がありますが、インフルエンザウイルスなどに比べると発熱の程度は低くなっています。症状の持続時間は数時間から数日で、多くは治療しなくても1〜2日で回復します。幼児や病弱な方はまれに重症化することがあります。 潜伏期間はウイルスを取り込んでから1〜2日(38時間前後)となっています。ノロウイルス(SRSV)はヒトの腸管内で増殖し、発症後数日間は糞便中に排出されるため、二次感染の原因となっています。 |
| 2402 | 附子理中湯(ぶしりちゅうとう)とは | 附子理中湯は胃腸虚弱で血色悪く、顔に生気なく、尿量多く手足に冷感あり、下痢の傾向あり、しばしばはき気、目眩、頭重、胃痛を伴う慢性の胃腸カタル、胃アトニー症に有効 |
| 2403 | 越婢加朮湯(えっぴかじゅっとう)とは | 越婢加朮湯は浮腫と汗を伴う腎炎、ネフローゼ、脚気、関節リウマチ、夜尿症、湿疹に有効 |
| 2404 | 治頭瘡一方(ちずそういっぽう)とは | 配合生薬:連翹(れんぎょう):3g、蒼朮(そうじゅつ)または白朮(びゃくじゅつ):3g、川きゅう(せんきゅう):3g、防風(ぼうふう):2g、忍冬(にんどう):2g、荊芥(けいがい):1g、甘草(かんぞう):1g、紅花(こうか):1g、[大黄(だいおう):0.5g]。 効能:比較的体力のある人の顔面や頭部の湿疹で分泌物が多い場合の湿疹、乳幼児の湿疹などに用いられます。 適応症:アトピー性皮膚炎、湿疹。 使用上の注意:偽アルドステロン症、ミオパシーの副作用が現れた場合、適切な処置が必要となります。流産や早産の危険性があり、妊婦または妊娠している可能性のある女性の服用は慎重を要します。 |
| 2405 | 治打撲一方(ちだぼくいっぽう)とは | 配合生薬:川きゅう(せんきゅう):3g、撲そう(ぼくそう):3g、川骨(せんこつ):3g、桂皮(けいひ):3g、甘草(かんぞう):1.5g、丁香(ちょうこう):1〜1.5g、大黄(だいおう):1〜1.5g。 効能:打撲やねんざによるはれ、痛みなどに用いられます。 適応症:打撲、ねんざ、打撲後遺症。 使用上の注意:偽アルドステロン症、ミオパシーの副作用が現れた場合、適切な処置が必要となります。流産や早産の危険性があり、妊婦または妊娠している可能性のある女性の服用は慎重を要します。 |
| 2406 | 華陀膏 (かだこう)とは | 華陀膏 (かだこう)は漢方薬で水虫薬。汗疱状白癬(みずむし) 頑癬(いんきんたむし)に有効で1日2回患部にすりこむように塗布する。 |
| 2407 | 土槿皮チンキ (どきんぴちんき)とは | 土槿皮チンキ (どきんぴちんき)はみずむし、いんきんたむし、ぜにたむしに有効。土槿皮チンキは液体の水虫薬で、かゆみの強い水虫に有効。 |
| 2408 | 黄耆(おうぎ)とは | 黄耆(おうぎ)はマメ科のキバナオウギ(東北、華北など)、ナイモウオウギ(山西、内蒙古 など)の根。成分はフラボノイド(フォルモノネチン、ヒドロキシフォルモノネチン、イソリキリチゲニンなど)およびサポニンを含む。 薬理作用は利尿作用、血圧下降作用(水エキス、エタノールエキス)、強壮、末梢血管拡張、抗アレルギー作用。強壮、強心、利尿、止汗薬として虚弱体質、栄養不良、肝機能不全、急性・慢性腎炎に有効。 人参と同様に元気をつける代表的な補気薬の一つである。 |
| 2409 | 威霊仙(いれいせん)とは | 威霊仙はキンポウゲ科に属するてっせんで根を冬季に採取。成分は アネモニン、アネモノール、有機酸を含有。血糖降下作用、鎮痛作用がある。 リュウマチ、痛風による関節痛や筋肉痛、手足のしびれ、脳卒中後遺症による半身不随 に有効。関節痛、筋肉痛、神経痛などの痛みや手足のしびれ、麻痺などに用いる。 |
| 2410 | 淫羊かく(いんようかく)とは | 淫羊かくはメギ科イカリソウ(長野)、ウラジロイカリソウ(新潟) の地上部の乾燥品。雄の羊がこれを食べると一日百回交合するという言い伝えもある。成分は葉、茎には配糖体エピミジン、およびフラボノイドのイカリイン、リグナン、イカレジノールなどを含む。 エピメジンには性ホルモンの分泌を促し、神経を刺激する。淫羊かく の煎じ液には催淫作用のほか、抗ウイルス・抗菌作用、鎮咳、去痰作用のほか生殖機能の低下、老化に伴う衰弱、関節の痛みなどに用いる。 薬理作用は精液分泌促進作用(催淫作用)。煎剤はポリオウイルスに対する抑制 作用。茎、葉の抽出エキスには鎮咳・去痰作用・降圧作用。強精強壮薬としてインポテンツ、腰膝軟弱、半身不随、リュウマチなどに有効 |
| 2411 | ウワウルシとは | ウワウルシはツツジ科のウワウルシ(クマコケモモ)の葉。成分はフェノール配糖体(アルブチン、メチルアルブチン、ガロイルアルブチン ガロイグルコース)を含む。アルブチンは尿中で分解されてハイドロキノンを生じ、ハイドロキノンには殺菌作用のほか、腎細胞を刺激するため利尿作用もある。クエルセチンにも利尿作用が認められるほか、葉の煎液には尿路消毒薬、利尿薬として膀胱炎、尿道炎、腎盂炎、腎炎などに用いる。このウワウルシの粗粉末を精製水を用いて熱水抽出したものがウワウルシ流エキスである。薬理作用は殺菌作用(アルブチン)、抗ウイルス作用、メラニン産生抑制作用。臨床では尿路防腐、収斂、利尿薬として腎盂炎、尿道炎、膀胱炎などに有効。 |
| 2412 | 柿葉(かきのは)とは | 柿葉(かきのは)はビタミンCのほか、フラボノイド配糖体のアストラガリン、ミリシトリン、カロチン、パントテン酸、タンニンなどが含まれる。 我が国では血圧降下作用のある健康茶として利用されている。 柿葉が歯茎の出血によい。又、婦人科で生理以外の出血に悩んでいる人、脳卒中の患者が好転した例や腎臓病、心臓病に毎日お茶代わりに続けて飲むとよいといわれる。ビタミンCが不足すると良質のコラーゲンが 生成されなくなる。コラーゲンは、われわれの体の組織細胞をつなぎ合わせて いる、いわばセメントのような役目をもっているのだが、これが生産されなく なると、血管を始め、体全体がもろくなり、脳出血などの症状が出てきたりする といわれる。 |
| 2413 | 夏枯草(かごそう)とは | 夏枯草(かごそう)はシソ科のウツボグサの花穂もしくは全草。成分はトリテルペノイド(ウルソール酸及びその配糖体ブルネリン、オレアノール 酸、フラボノイドを含有。は薬理作用は弱い強心利尿作用(ウルソール酸、ブルメリン)。降圧利尿、消炎薬として高血圧や結膜炎、めまい、頚部リンパ節腫大、甲状腺腫、乳腺炎、乳ガン、肺結核、帯下などに用いる。 |
| 2414 | 何首烏(かしゅう)とは | 何首烏(かしゅう)はタデ科のツルドクダミの塊根。成分はアントラキノン類(エモジン、及びフィスシオンの遊離型と結合型)スチルベン配糖体などを含有。 「薬理作用」 腸管運動促進作用(水エキス)、腸管からのコレステロール吸収抑制作用・降圧作用、抗菌作用がある。皮膚掻痒症には荊芥・疾痢子などと配合する(当帰飲子)。 |
| 2415 | 滑石(かっせき)とは | 滑石(かっせき) は@軟滑石;真正の滑石(含水珪酸アルミニウムからなる一種の粘度鉱物、ハロイサイト水和物のみでなく、これに類似の粘土鉱物 カオリナイトなどもある。A硬滑石;鉱物学上の滑石、すなわち天然珪酸マグネシウム水和物(タルク)。市場の大半は「軟滑石」です。消炎性利尿薬として膀胱、尿路疾患の応用。また、切り傷に外用する。「処方例」 猪苓湯、防風通聖散。 |
| 2416 | 瓜呂根(かろこん)とは | 瓜呂根(かろこん)の成分は多量の澱粉(約40%)のほか、有機酸としてトロコサント酸、各種アミノ酸などを含有。解熱、鎮咳、利尿、排膿、催乳薬、呼吸器疾患、悪性腫瘍などに応用する。インターフェロン誘起作用が知られている。 |
| 2417 | 乾姜(かんきょう) とは | 乾姜(かんきょう)はショウガ科のしょうがの根茎。現在日本市場には「生姜」と「乾姜」の二種類がある。生姜はショウガの根茎のコルク皮を去り、そのまま乾燥したもの。乾姜は蒸乾したもの。成分は精油を0.25〜3.0%含有し、辛味成分0.6〜1.0%(ジンゲロール、ジンゲロン)含有。薬理作用は中枢抑制(ジンゲロール、ショーガオール)鎮痛(ショウガオール)。プロスタグランジン生合成阻害(シンゲロール)。鎮痙(精油)。伝導麻酔(水エキス)。抗腫瘍(水エキス)。嘔吐抑制(生姜汁)がある。臨床的には芳香性健胃、矯味、食欲増進薬、嘔吐、咳嗽、などに用いる。処方例は小半夏湯、小半夏加茯苓湯、大建中湯、苓桂朮甘湯、 |
| 2418 | 菊花(きっか)とは | 菊花(きっか)はキク科のキクまたはシマカンギクの頭上花。薬理作用は弱い体温降下(大量で循環器障害、毛細血管抵抗性増強、抗菌・抗真菌作用がある。解熱、解毒、鎮痛、消炎薬として、感冒、発熱、悪寒、頭痛、、視力の改善、目の充血、視力の低下、化膿性の炎症、めまいなどに応用する。叉、動脈硬化、高コレステロール症などに金銀花を配して応用する。処方例は杞菊地黄丸、釣藤散など。 |
| 2419 | きょう活とは | きょう活「独活」の別名として、「きょう活」の名がある。ただし、現在流通している中国産の「独活」ときょう活はまったく別のものです。きょう活はセリ科の根茎または根。成分はフラノクマリン誘導体(イソインペラトリン、クニジリンノトプテロールのほか、フェルラ酸を多量に含む。薬理作用は脂質過酸化抑制作用。鎮痛、鎮痙、新陳代謝賦活薬として、頭痛、関節痛、リュウマチ半身不随、身体疼痛などに有効。処方例は疎経活血湯など。 |
| 2420 | 橘皮(きっぴ)とは | 橘皮(きっぴ)はミカン科のタチバナまたはそのほか近縁植物の成熟した果皮。ほとんど中国産で、ポンカンときにウンシュウミカンの成熟果皮で、「陳皮」と同じです。成分は精油。 芳香性健胃、駆風(腸のガス排出)、去痰、鎮咳薬として、食欲不振、嘔吐、瀉下、疼通、咳嗽 などに有効。 処方例は二陳湯、茯苓飲、補中益気湯、六君子湯、釣藤散など。 |
| 2421 | 当帰(とうき)とは | 当帰(とうき)は日本産:セリ科のトウキ(大深当帰、大和当帰)およびホッカイトウキ (北海当帰)の根をそのまま、または湯通しして乾燥したもの。品質は「大深当帰」 がよい。成分は精油を約2%含有し、その構成成分はリグスチリド、n-ブチリデンフタリド である。クマリン誘導体としてベルガプテン、スコポレチン、ウンベリフェロンなど、 ポリアセチレン化合物としてファルカリノール、ファルカリンジオール、ファルカリノロン などを含む。薬理作用は鎮痛(ポリアセチレン類)、抗炎症、解熱作用(精油)、血圧降下、 眼圧降下、抗アレルギー作用。 強壮、鎮静、鎮痛薬として、貧血症、腹痛、身体疼痛、 月経不順、月経困難、月経痛、血行障害、そのほか婦人の更年期障害などに有効。 処方例は当帰建中湯、当帰芍薬散、加味逍遥散、四物湯、十全大補湯。 |
| 2422 | 芒硝(ぼうしょう)とは | 天然の含水硫酸ナトリウムNa2SO4・10H2OまたはNa2SO4・2H2Oをさす。薬理作用は緩下作用 ・血液凝固抑制作用で便秘に用いる。 関連処方には大黄牡丹皮湯 ・大承気湯 ・調胃承気湯 ・通導散 ・桃核承気湯 ・防風通聖散がある。 |
| 2423 | 藍草とは | 藍は、学名をPolygonum tinctorium Lour.といい、タデ科に属しタデ藍とも呼ばれ、英名ではPolrgoum Indigo、独名ではIndigo Ptianzeといいう。染料植物。染料原料以外の用途としては、藍汁から鎮歯痛剤や痔薬が、また種実には虫害の解毒剤として効能が認められている。その他、月経不順に有効。 |
| 2424 | 茜根(あかねこん)とは | 西洋茜はペルシャ・インド原産のアカネ科の植物で、エジプト・ペルシャ・インドで古代より染料として用いられ、中世の十字軍の遠征によりギリシャ・ローマ・フランスに栽培方法が広まり、ヨーロッパ全体に浸透した。そのため原産地ではないのに西洋茜と呼ばれている。 利尿作用。結石を除去・予防に用いられる。 |
| 2425 | 赤目柏(あかめかしわ)とは | アカメガシワはトウダイグサ科に属し明治以前は切らずに治す腫れ物薬として使われていた。近年、胃潰瘍、十二指腸潰瘍や腸カタルにも同様に使う。煎液は痔の外用薬としても有効。タンニンが多いので下痢止めにも有効。葉を浴用剤として、アセモ、その他皮膚病にも使う。胃潰瘍の医療用の薬の原料にもなっている。 |
| 2426 | 阿膠(あきょう)とは | 阿膠とは牛や馬、羊など皮や毛を除いて煮たもの(にかわ)のことです。 効能は 1)血液の循環をよくし血液の凝固を促進。 2)排尿関係の強壮。 3)痔の出血、子宮の出血、下血、吐血の止血。4)紫斑病や血友病の止血。 処方例:「温経湯」うんけいとう 、「炙甘草湯」しゃかんぞうとう 、「猪苓湯」ちょれいとう 、「きゅう帰膠艾湯」きゅうききょうがいとう |
| 2427 | 安息香(あんそくこう)とは | 甘くバニラに似たベンゾインは、「安息香」の別名通り、緊張やストレス、不安を緩和し、気分を和らげて心にぬくもりを与えてくれる香りです。悲しい時、孤独を感じる時、憂鬱なときに役立つ精油とされ、消耗した心理状態を楽にすると言われる。収斂作用があるため、肌に対しても有効で、キャリアオイルでマッサージすれば、乾燥でひび割れた肌にハリを与える。ひじやひざのマッサージは特におすすめ。古代エジプトでは殺菌消毒や香料として使用されていた。他の多くの古代文明でも化粧品として用いられると同時に、悪霊をおいはらう薬効があると考えられ、燻蒸・薫香で用いられていた。現在でも香水の保留剤として用いらる。 |
| 2428 | 胃風湯(いふうとう)とは | 体力が弱り、顔色が悪く、食欲がなく、つかれやすい人の慢性的下痢に用いる。 [適応症] 慢性大腸炎、潰瘍性大腸炎、慢性直腸炎 。[構成生薬] 当帰、芍薬、川キュウ、人参、白朮、茯苓、桂枝、栗 |
| 2429 | 威霊仙(いれいせん)とは | 威霊仙はキンポウゲ科のCiematis chinensis OSBECK,またはその他近縁植物の根および根茎 。鎮痛薬として,神経痛,リウマチ,痛風,筋肉痛,腰痛などに有効で言語障害, 手足の痳痺,まぶたの引きつれなど各種器官の痳痺による疾患,黄疸,浮腫など に応用する。関連処方は疎経活血湯,二朮湯 |
| 2430 | うわうるしとは | クマコケモモの葉で腎盂炎 尿道炎 膀胱炎等尿路防腐に用いる。 |
| 2431 | 烏薬(うやく)とは | 天台烏薬は昔から健胃、神経痛、腎炎等に効果のある漢方薬として使用されていましたが、 最近になって強力な活性酸素(スーパーオキシド)の消去作用のある事がわかりました。 天台烏薬が活性酸素(スーパーオキシド)を極めて有効に消去する事報告されていまる。 天台烏薬は根のみならず葉の部分にもかなり強いスーパーオキシド消去作用があり、 健康食品、飲料等への応用が期待されている。 |
| 2432 | 裏白樫(うらじろがし)とは | 裏白樫はウラジロガシの葉枝で泌尿器結石、胆石に有効。1日70gを1Lの水で煎じ裏ごしして少量の乳糖を加える |
| 2433 |
温胆湯 (ウンタントウ) とは |
温胆湯(ウンタントウ)の薬構成は半夏5.0、茯苓4.0、竹ジョ・陳皮各3.0、枳実・甘草・大棗・乾姜各2.0 。胃腸の機能が低下しているものや、大病後のもので、気うつ、動悸などを伴う 胃下垂・胃アトニー、神経症、不眠症、動悸、食欲不振などに有効。 |
| 2434 | 延胡索(えんごさく)とは | 延胡索(えんごさく)の味は辛く苦い。効能は血行不良からくる痛みの鎮痛に有効。血行を盛んにし機能を亢進させる刺激的な働きがあるので出血のひどい月経や惰胎のおそれのあるときは注意する。自律神経不安症で起こる胃の痛みの鎮痛に有効。処方例:安中散(うっ血による古血(非生理的痛み)が原因で下腹部の痛み、骨盤腔内の痛み、月経不順の痛 みがある鎮痛)。折衝飲(胃腸の消化が弱く不良である未消化の水分が胃にたまりゴボゴボと音を出し嘔吐、悪心、めまい、心悸亢進などの症状が出ている胃部不快感の鎮痛)。 |
| 2435 | 延年半夏湯(えんねんはんげとう)とは | 延年半夏湯(えんねんはんげとう)の適応症は胃・十二指腸潰瘍、 胃酸過多症、 胃下垂症、胃アトニー症、胃炎、肋間神経症、仮性狭心症、慢性すい臓炎、 神経症など。肩こり、腹内から左肋骨・左胸背にかけて牽引痛がして足が冷えるものや左腹直筋の緊張のあるものに有効。生薬構成は半夏(はんげ):5 柴胡(さいこ):2 別甲(べっこう):2 桔梗(ききょう):2 檳榔(びんろう):2 人参(にんじん):1 乾生姜(かんしょうきょう):1 枳実(きじつ):1 呉茱萸(ごしゅゆ):1 。 |
| 2436 | 黄耆(おうぎ)とは | 黄耆はマメ科ナイモウオウギまたはキバナオウギの根で主成分はフラボノイド
formononetin, 3'-hydroxyformononetin, 2', 4'-dihydroxy-5, 6'-dimethoxyisoflavoneおよびその配糖体など
糖 D-glucose, D-fluctose, sucroseなど サポニン astragaloside I〜VIII、soyasaponin
Iなど その他 linoleic acid, linolenic acid, β-sitosterol, choline, γ-aminobutyric
acidなど。 薬理作用は免疫賦活作用、抗腫瘍作用、抗酸化作用、放射線障害防護作用、肝庇護作用(薬剤性肝障害への防御作用)、血圧降下作用、末梢血管拡張作用、抗炎症・抗アレルギー作用、利尿作用、強壮作用がある。 適応としては発汗、尿量が減少、精力減退に有効。関連処方は黄耆建中湯 ・加味帰脾湯 ・十全大補湯 ・七物降下湯 ・防已黄耆湯 ・補中益気湯 ・人参養栄湯などがある。 |
| 2437 | 黄耆桂枝五物湯(おうぎけいしごもつとう)とは | 黄耆桂枝五物湯の適応症は脚気、半身不随、顔面神経麻痺、神経症、歯痛。身体や四肢のしびれ、着物がすれると下肢が痛む、全身の血液循環が悪いものに有効。 構成生薬は黄耆(おうぎ):2 芍薬(しゃくやく):2 桂枝(けいし):2 大棗(たいそう):2 生姜(しょうきょう):4 。 |
| 2438 | 黄ごん(おうごん)とは | 黄ごんはシソ科コガネバナの根。肺の熱を取り去り、全身の水のめぐりをよくする。肌にはニキビなどの炎症を抑える消炎・抗菌作用をはじめ、抗酸化作用、メラニン生成抑制作用がある。。また優れた保水性があり、肌のうるおいを守る。 |
| 2439 | 黄今湯(おうごんとう)とは | 黄今湯の適応症は軽い大腸腸炎(腸カタル)、急性腸カタル、乳幼児の消化不良に有効。腹がひきつれて下痢、みぞおちのつかえ、悪寒、発熱するものに有効。構成生薬は黄今(おうごん):2 大棗(たいそう):2 芍薬(しゃくやく):1 甘草(かんぞう):1 。 |
| 2440 | 黄柏皮(おうばくひ)とは | 黄柏皮はキハダ(ミカン科)Phellodendron amurense Rupr.別名 シコロ、オウバク(黄柏)の皮。苦味健胃薬、解熱、収れん剤として多く使われる。急性胃炎、下痢:樹皮の粉末1回1gを食後に服用。 打撲:粉末を酢で練り患部に塗る。 ベルベリンが含まれ、大腸菌、チフス菌、コレラ菌、赤痢菌 などに制菌性がある。市販の下痢止めの殆どに配合されている。 家伝薬の陀羅尼助(高野山)、百草(木曽)、煉熊(山陰地方) は、キハダの内皮を煎じて煮詰めたもの。 |
| 2441 | 弟切草(おとぎりそう)とは | 弟切草はHypericum erectum オトギリソウ科。薬用部位は全草で晩夏から初秋にかけて、果実が成熟するころ全草を採取する。薬効は止血、鎮痛、収斂、利尿薬。 |
| 2442 | 槐花(かいか)とは | 槐花はエンジュの花で、果実は槐角と呼ばれる。味は苦い。効能は 解熱、止血作用、視力改善(肝機能改善) 。漢方で解熱、止血の効能があり、収斂性の消炎、止血薬として痔、腸内、子宮内、性器などの炎症性の出血や鼻血、吐血、陰部湿疹などに用いられる。 また毛細血管の機能を改善し、毛細血管の脆弱性や透過性の高すぎを防ぎ、止血作用と血圧降下作用がある。 |
| 2443 | 海金砂(かいきんしゃ)とは | 海金砂はカニクサ科 Lygodiaceae 海金砂 Lygodium japonicum (Thunb.) Sw.(カニクサ) の成熟胞子。 味は甘い。主成分は多くのflavon 化合物を含有。薬理作用は利尿作用がある。主に急性尿道炎、尿路結石・尿量減少、排尿困難、排尿痛に使用する。 |
| 2444 | 薤白(がいはく)とは | 薤白とはラッキョのこと。薤白5〜10gを煎じた物を薤白湯とよび服用すると腹の痛みに良い。漢方では心臓病などで胸部に圧迫感があってつかえたり、痛みがあるような病状、狭心症や心筋梗塞などにつかう。また、肺ガン・皮膚ガン・大腸ガンの予防効果もある。高脂血症や高血圧に有効 。強い殺菌効果がある。胃腸の弱いものは食べ過ぎると胃がもたれることがある。繊維をたくさん含むので便秘解消にも良い |
| 2445 | 艾葉(がいよう)とは | 艾葉(がいよう)とはヨモギのこと。日干しで乾燥させればお茶となる。健胃・下痢・貧血によいとされる ヨモギはキク科の多年草。。ヨモギの葉裏の細かい毛からお灸に使う「もぐさ」 が作られますが、「もぐさ」の漢字も「艾」。 ヨモギは古くから薬用植物として用いられており、鼻血や子宮出血などの止血薬として使われたり、皮膚の保温効果を高めて腰痛や冷えに効能があると。また、心身をリラックスさせる効果もある。 漢方薬では、きゅう帰膠艾湯(キュウキキョウガイトウ)の成分として用いら れており、比較的体力の低下した人で、出血が長引いて手足の冷えなどを伴う 痔出血に使用。 |
| 2446 | 華蓋散(かがいさん)とは | 華蓋散はかぜ、気管支炎(気管支カタル)、 ぜんそく(気管支ぜんそく)、百日ぜきに使用。熱がなく喘咳(ぜんがい)や呼吸困難のある、胃の弱いものに有効。構成生薬は 麻黄:3 杏仁:3 茯苓:4 橘皮:3 桑白皮:3 生姜:3 甘草:2 蘇子:2 |
| 2447 | 柿の葉(かきのは)とは | 柿の葉の有効成分はビタミンC、フラボノイド配糖体、タンニン。効能は高血圧の緩和、動脈硬化症、利尿、解熱、肌荒れ・シミ・そばかす、消臭作用などに有効。 利用法は葉茶(天日でかわかしたものを煎じて飲む、通常のお茶のように飲んでもよい)、テンプラ。 |
| 2448 | 加減涼膈散(かげんりょうかくさん)とは | 加減涼膈散の適応症は口内炎、舌 炎、胃炎(胃カタル)、 食道の炎症。口内に熱をもち口内粘膜や舌などが赤くはれて痛むものに有効。生薬構成は大黄:1 黄今:3 連翹:3 桔梗:2 梔子:2 甘草:2 薄荷:1.5 |
| 2449 | 夏枯草(かごそう)とは | 夏枯草は別名ウツボクサと呼ぶ。消炎性の利尿剤として腎臓炎、膀胱炎に効果がある。他にも黄疸性肝炎、暑気払いに用いる。抗炎症作用があるので外用として口内炎、結膜炎などにも応用。打撲やケガのとき生葉を揉んで患部に貼る応急処置も知られる。タンニンが多いので長時間煎じたり長期連用すると胃が荒れたり便秘傾向になることがある。内服の場合、煎じる時間は5〜10分程度にとどめておいたほうが良い。 |
| 2450 | 訶子(かし)とは | 訶子は別名ミロバランと呼ぶ。シクンシ科 Combretaceae 訶子樹 Terminalia chebula Retz. ミロバランの成熟果実を乾燥したもの。核を取り除いたものを訶子肉という(タンニンの含有量がやや多い)。味は苦くて酸っぱい。主成分 tannin (20〜40%) ・ chebulic acid C41H34O27 ・ chebulin C28H48O4 ・ ter chebin C41H30O26 など 薬理作用は止瀉作用がある。慢性の下痢と咳嗽にに有効。急性のものには用いない。 |
| 2451 | 何首烏(かしゅう)とは | 何首烏(かしゅう)はタデ科のツルドクダミの塊根。成分はアントラキノン類(エモジン、及びフィスシオンの遊離型と結合型)スチルベン配糖体などを含有。 薬理作用は腸管運動促進作用(水エキス)、腸管からのコレステロール吸収抑制、コチコトロピン様作用、降圧作用、抗菌作用がある。めまい、足腰の虚弱、筋骨のだるさ、子宮出血、遺精、 下痢、痔などに用いる。皮膚かゆや便秘、黒髪を生じる代表的な生薬。動脈硬化や高血圧にも使用。皮膚掻痒症には荊芥・疾痢子などと配合する(当帰飲子)。 |
| 2452 | 霍香(かっこう)とは | 霍香(かっこう)は シソ科 Labiatae 。茎枝を霍香梗という。味は辛い。主成分はmethyl-chavicol C10H12O などからなる精油・ tannin ・苦味質などを含有。 薬理作用は制吐作用、健胃作用、解熱作用、抗真菌作用、毛細血管拡張作用。 四肢がだるい、食欲不振、腹が脹る、胸苦しい、悪心・嘔吐、泥状便・水様便、尿が濃く少なくないなどの胃腸症状をともなう発熱性疾患に有効。 |
| 2453 | 滑石(かっせき)とは | 滑石とは滑らかな感じがする白い色の粘土鉱物なので滑石という名がつけられた。効能は硅酸アルミニウムによって胃炎によい。 天然硅酸アルミニウムは胃及び腸感内における胃腸有害物質、過剰な水分粘液などを吸着させることによって腸炎によい。塩化アルミニウムやケイ酸などが血管中に入り排泄されるとき腎臓の炎症をとる。排尿障害をおこし排尿時の灼熱感や尿意が頻繁にあったり小便が出にくくなった人がのいらつき、物事が気にかかり、不眠、頭痛などの症状をともなっているときに有効。処方例は猪苓湯。 |
| 2454 | 加味四物湯(かみしもつとう)とは | 加味四物湯(かみしもつとう)は下肢の神経痛、リューマチ、 関節炎、慢性化した下肢の痛みなどに有効。構成生薬は当帰:3 川弓:3 芍薬:3 地黄:3 朮:3 麦門冬:5 人参:2 午膝:2 黄柏:1.5 五味子:1.5 黄蓮:1.5 知母:1.5 杜仲:1.5 。 |
| 2455 | 括呂薤白白酒湯(かろうがいはくはくしゅとう)とは | 括呂薤白白酒湯(かろうがいはくはくしゅとうは心臓性ぜんそく、狭心症、心筋梗塞、その他の心臓病に有効。咳(せき)と痰(たん)が出て、胸と背が痛み呼吸促迫するものや胸板の裏側が痛むものに有効。 生薬構成は括呂実:1 薤白:3 白酒:300 0.3リットルの水で煎じて、3分の1量として、1日2回温服する。 |
| 2456 | 括呂枳朮湯(かろきじつとう)とは | 括呂枳朮湯の生薬構成は当帰、茯苓、貝母、瓜呂仁、桔梗、黄ゴン、生姜、陳皮、縮砂、木香、甘草、梔子、枳実、竹茹。 適応としては 感冒、上気道炎、急性気管支炎、慢性気管支炎、気管支拡張症、肺炎、肋膜炎、喘息、肺気腫、肺結核症、肩こり、肋間神経痛、狭心症、 高血圧症、 動脈硬化症、 胃液分泌過多症など。 濃厚な喀痰、咳嗽、胸痛、呼吸困難に有効。 |
| 2457 | 瓜呂根(かろこん)とは | 瓜呂根(別名:天花粉)は解熱、鎮咳、利尿、催乳、あせもに有効。ウリ科チョウセンカラスウリ(シナカラスウリ)の根の乾燥品。解熱、咳止 めに乾燥した根を、利尿、催乳に乾燥した種子(瓜呂仁)を使用。 |
| 2458 | 乾姜(かんきょう)とは | 乾姜(かんきょう)はショウガ科ショウガの根茎を湯通しした後、コルク皮を去り煮沸して乾燥したもの。 主成分は精油 zingiberene, β-pinene, camphene, limonene, cineole, geraniol, borneol, nerolなど 辛味成分 zingerone,[6]-shogaol, zingeroneなど 。薬理作用 ・鎮静作用、解熱作用、鎮痛作用、抗痙攣作用、鎮咳作用 、血圧下降作用、強心作用、鎮吐作用、胃腸運動に対する作用、抗消化性潰瘍作、腸管内輸送促進作用、利胆作用 、肝障害予防・改善作用、抗炎症作用 、紫外線による皮膚障害抑制作用、プロスタグランジン生合成阻害作用がある。 嘔吐、咳、下痢 、手足の冷えに有効。 関連生薬は黄連湯、桂枝人参湯 、柴胡桂枝乾姜湯 、小青竜湯、大建中湯、大防風湯、当帰湯 、人参湯、半夏瀉心湯、半夏白朮天麻湯 、苓甘姜味辛夏仁湯、苓姜朮甘湯。 |
| 2459 | 甘草乾姜湯(かんぞうかんきょうとう)とは | 甘草乾姜湯の適応症は冷え症、夜尿症、、嘔吐、 しゃっくり、 便秘、 日射病に有効。手足が冷えて尿が近く、尿量の多いものやうすい唾液が多くでるものによい。構成生薬は甘草:3 乾姜:1。 |
| 2460 | 甘草瀉心湯(かんぞうしゃしんとう)とは | 胃のつかえ感や食欲不振があり、激しい下痢やお腹がゴロゴロなるものに有効。適応は胃腸炎、神経性下痢、口内炎、不眠症。構成生薬は半下4,黄ごん・人参・大棗各3,乾姜2,黄連1,甘草3.5 |
| 2461 | 甘草附子湯(かんぞうぶしとう)とは | 甘草附子湯の適応症は急性関節リューマチ、神経痛、流感、かぜ。発熱と発汗と悪寒があって尿の出が少ないものや屈伸不能のものに有効。構成生薬は甘草:1 朮:3 桂枝:2 附子:1 |
| 2462 | 甘草麻黄湯(かんぞうまおうとう)とは | 発作性の激しい咳や呼吸困難に有効。気管支喘息、浮腫などに有効。構成生薬は甘草2,麻黄4。 |
| 2463 | 款冬花( かんとうか) | フキノトウを款冬花、根を款冬根(カントウコン)という。薬理成分としてケルセチンやケンフェロルを含んでいる。フキノトウを採取し、1日量約15gを煎じて飲むと、咳止め、去痰、風邪の解熱に効果がある。根を煎じて飲むか、搾り汁を飲むと解毒作用があり、食あたりに効く |
| 2464 | 甘露飲(かんろいん)とは | 甘露飲(かんろいん)の効能は虫歯、歯齦炎、歯ぐきの炎症、 歯槽膿漏 、口内炎、 口腔炎、 舌炎、 咽喉炎、 結膜炎 、黄疸。 口、舌、唇のはれるもので炎症は激しくないもの。疲労のあるものに有効。構成生薬は熟地黄:2 麦門冬:2 枳実:2 甘草:2 茵陳:2 枇杷葉:2 石斛:2 黄今:2 生地黄:2 天門冬:2 。 |
| 2465 | 帰耆建中湯(きぎけんちゅうとう)とは | 帰耆建中湯(きぎけんちゅうとう)は小児のかぜや肺炎の腹痛、慢性腹膜炎、虚弱児、夜尿症、夜泣き、化膿症、中耳炎、蓄膿症、痔疾患 カリエスなどに有効。虚弱な患者で慢性に経過する膿瘍や瘻孔のあるもの。手術後の肉芽発生不良のもの。外傷の治りが悪いものに有効。構成生薬は桂枝:4 生姜:4 大棗:4 芍薬:5 甘草:2 黄耆:2 当帰:4 |
| 2466 | 菊花(きくか)とは | 菊花は熱を冷まして頭や眼球の働きをよくする薬として使用され、ビタミンB1・B2が多く、たんばく質、カルシウム、リン、鉄などのミネラル類も非常に多く含まれる。また、菊花には解毒作用があるため、皮膚化膿症などにも使用される。その他、鎮静・眼病・頭痛・不眠症・めまいに有効。 |
| 2467 | 枳具子( きぐし)とは | 枳具子は別名げんぽなしで果実を用いる。 糖尿・アルコール中毒によいと言われる。 |
| 2468 | 枳殻(きこく)とは | カラタチの果を「枳実」,更に成育の進んだ未熟果を「枳穀」 という。枳殻は健胃、利尿 、化粧水に用いる。 |
| 2469 | 橘皮竹如湯(きっぴちくじょとう)とは | 橘皮竹如湯(きっぴちくじょとう)の効能はしゃっくり せき・たん。胸がふさがったようで、しゃっくりのでるものに有効。構成生薬は橘皮:3 竹如:1 大棗:4 生姜:4 甘草:2 人参:1 |
| 2470 | 胡瓜のつる(きゅうりのつる)とは | 胡瓜のつるはで漢方薬になるのは蔓(つる)の部分である。乾燥して薬用にする。ビタミンA・B1・B2・C・Eなどを含有。からだの熱をとり、口の渇きをとめ、利尿作用がある。汁は毛生薬や化粧水になる。 貧血、強壮、造血、利尿、血圧を下げ、コレステロールを低下させる作用があ り、汁には、咳止め、風邪薬として効き、あせもなどに塗ってもよい。 |
| 2471 | 羌活(きょうかつ)とは | 羌活(きょうかつ)はセリ科 Umbelliferae 羌活 Notopterygium incisium Ting Mss. の根・根茎を乾燥したもの。味は辛く苦い。主成分は精油。 薬理作用は鎮痛、解熱、発汗、抗菌作用。しめつけられるような頭痛・関節痛などに用いる。 用量が多いと嘔吐に注意。 |
| 2472 | 金柑(きんかん)とは | 金柑はみかん科(金柑属)。ミカンの中では最も小さい果実で、皮ごと食べる。風邪の民間薬として知られている。体の免疫やウィルスに対する抵抗力を向上させるビタミンCがみかん2倍も含まれています。へぺリジンというビタミンPの本体で、ビタミンCの吸収力を高める成分やβカロチン、ビタミンE、カルシュウムも多いので、体内の血液循環を良くし、ストレスを和らげる効果があり、植物繊維のペクチンや有機酸、芳香成分等で胃腸の働きを整えて、便秘を解消する効果がある。 |
| 2473 | 金銀花(きんぎんか)とは | 金銀花はスイカズラ科 Loniceraceae 忍冬 Lonicera japonica Thunb. (スイカズラ)の花蕾を乾燥したもの。味は甘い。主成分はinositol C6H12O6 ・ luteolin C15H10O6 ・ tannin など。薬理作用は抗菌作用、抗ウイルス作用、抗真菌作用、収斂作用、利尿作用。 下痢・感冒・熱性疾患に有効。膿瘍・癰・せつなどで発赤・腫脹・熱感・疼痛のあるときに抗菌作用を発揮する。化膿症が治癒したあとの口渇には、金銀花の煎汁を茶代わりに飲むとよい。細菌性下痢・急性腸炎などによる下痢に有効。発熱・軽度の悪風寒・咽痛に用いる。 |
| 2474 | 金銭草(別名:連銭草)とは | 金銭草(別名:連銭草)はマメ科 Leguminosae。味は甘い。主成分は 精油、タンニン、カリウム塩など。 薬理作用は利尿作用、結石排出作用、去痰作用。 尿路結石、胆道経結石、腎結石に用いる。その他、毒蛇の咬傷・化膿・炎症・打撲・捻挫などに、新鮮な金銭草をすりつぶした汁を内服し、残渣を患部に塗布する。 |
| 2475 | 枸杞子(クコシ,くこし)とは | 枸杞子(クコシ)はクコの成熟した果実のことで、根っこの皮は「地骨皮」といわれ、葉は「枸杞葉」・「クコ茶」として動脈硬化・高血圧の予防・民間では安眠に使われる。クコは古くから不老長寿の薬として日本でも強壮薬として知られる。果実には、ベタイン・ゼアキサンチン・フィサリエンや各種ビタミンなど含まれ降圧作用や抗脂肪肝抑制作用などが報告されている。視力の低下やめまい、腰や下肢の倦怠感、性機能障害に用いられる。 |
| 2476 | 苦参(くじん)とは | 苦参(くじん)はマメ科の根。主成分はアルカロイドのマトリン、オキシマトリンのほか、数種のアルカロイドを含有。またフラボノイドを含有。薬理作用はストレス性潰瘍抑制作用、、抗真菌(白癬菌)作用。苦味健胃、消炎止瀉薬、口内炎、細菌性下痢、腸炎に有効。 処方例:三物黄ごん湯、消風散。 |
| 2477 | 撫子(なでしこ、別名:瞿麦くばく)とは | ナデシコの果実を熟した頃に採取して風邪通しのよい日陰で干し、よく乾燥したら静かに手もみをして、黒い種子だけ集めものを瞿麦子(くばくし)といい、ナデシコの開花時期地上に出ている部分を刈りとって乾燥したものを瞿麦(くばく)という。薬効はむくみ(浮腫)、月経不順、利尿剤として用いるが妊婦には用いない。 |
| 2478 | 熊笹(くまざさ、クマザサ)とは | 熊笹は古くから民間薬として広く用いられてきたハーブで、切り傷や皮膚病、痔などの患部に塗る外用薬として利用。クマザサの葉には、鉄やカルシウム、ビタミンC、K、B1、B2、食物繊維などが含まれており、その栄養素から止血作用や骨の強化、抗菌効果などがある。またクロロフィルも多く含まれており、クロロフィルにはコレステロールや血圧を下げたり、解毒作用、貧血改善、整腸作用、抗炎症作用、抗ガン作用など多くの効用があるとされている。また、クマザサに含まれるバンフォリンという成分には防腐作用があり、免疫力の向上に役立つ。クマザサの若葉は有効成分の効果が高くササエキス、青汁、茶葉など、サプリメントなどにも利用。 |
| 2479 | 胡桃(くるみ)とは | 胡桃(くるみ)は生活習慣病や、疲労回復に有効。クルミ科の植物の総称で、黒い実、クルクル転がる実という意味と言われている。堅果(ナッツ)の一種。果実は4cm前後の球形をしており、殻の中の堅い種子が食用となる。堅果(ナッツ)の中でも、脂肪の量が多くそのうちの約60%はリノール酸と言われている。脳卒中、脳出血予防、動脈硬化予防、コレステロール解消、便秘予防、老化防止、ぜんそくの改善などに効果がある。また、ビタミンB1も豊富なので、疲労回復効果もあり、滋養強壮にすぐれている。 |
| 2480 | 苦楝皮(クレンピ)、苦楝子(クレンシ)とは | センダン科センダンの樹皮が苦楝皮(クレンピ)、果実は苦楝子(クレンシ)という。苦楝皮は虫下し。苦楝子は潰してひび、しもやけに塗布する。 |
| 2481 | 黒文字(くろもじ、クロモジ)とは | クロモジ Lindera umbellata Thunberg の幹枝。クスノキ科の植物で、香りの高い精油成分(リナロールなど)を含有。 クロモジの根皮は、芳香性健胃薬として、胃液や胆汁の分泌量を増加する一方、胃潰瘍の予防効果がある。急性胃腸炎や下痢に煎じて服用。 クロモジの枝葉を刻んで浴剤にすると、神経痛、リウマチ、肩こり、腰痛などに良い。また、体を温める効果もあるので、冷え性にもよい。湿疹、小児の皮膚のただれにも良い。 |
| 2482 | 荊芥(けいがい)とは | 荊芥(けいがい)はシソ科 Labiatae 荊芥 Schizonepeta tenuifoliaの花穂をつけた茎枝あるいは花穂(荊芥穂)。黒く炒ったものを黒荊芥あるいは炭荊芥という。味は辛い。主成分は精油。主なものは l -menthol ・ dl -menthol と少量の d -limonene である。薬理作用は止血、発汗、解熱作用、消炎作用、止血作用、抗菌作用 。発熱・頭痛・鼻閉・咽喉痛・結膜炎などの症状(感冒・インフルエンザの初期)、咽喉炎・扁桃腺炎に使用。 |
| 2483 | 桂姜棗草黄辛附湯(けいきょうそうそうおうしんぷとう)とは | 桂姜棗草黄辛附湯(けいきょうそうそうおうしんぷとう)の効能はかぜ、 気管支炎、気管支カタル、気管支ぜんそく、関節痛、神経痛、腰痛、肺炎。疲労倦怠感があって、心悸亢進や動悸、肩こり、息切れなどを伴う浮腫や便秘の傾向があるもの有効。構成生薬は桂枝:3 生姜:3 大棗:3 甘草:2 麻黄:2 細辛:2 附子:0.5 |
| 2484 | 桂枝(けいし)とは | 桂枝(けいし)はクスノキ科(Lauraceae)ケイCinnamomum cassia Blume.の若枝。鎮痛、健胃、発汗、解熱、抗アレルギー作用。 配合処方には五苓散、烏梅丸、温経湯、黄連湯、葛根湯、甘草附子湯、桂枝加葛根湯、桂枝加桂湯、桂枝加厚朴杏仁湯、桂枝加芍薬湯 、桂枝加芍薬大黄湯、 桂枝加竜骨牡蛎湯、 桂枝甘草湯 、桂枝生姜枳実湯、 桂枝人参湯、 桂枝湯 、桂枝茯苓丸、 桂枝附子湯、 桂芍知母湯 、五苓散 、柴胡加竜骨牡蛎湯、 柴胡桂枝乾姜湯 、柴胡桂枝湯、 炙甘草湯 、小青竜湯、 小柴胡湯、 小建中湯、 続命湯 、桃核承気湯、 当帰四逆加呉茱萸生姜湯、 八味地黄丸、 麻黄湯、 木防已湯、 苓桂朮甘湯。 |
| 2485 | 桂枝五物湯(けいしごもつとう) とは | 桂枝五物湯(けいしごもつとう)の効能は口内炎、歯痛、歯肉炎、虫歯。口中のただれ、歯槽膿漏等の口臭、舌のあれがあり痛むものにも有効。構成生薬は桂枝:4 茯苓:8 桔梗:3 黄今:4 地黄:4 |
| 2486 | 桂枝茯苓加ヨクイニン(けいしぶくりょうがんかよくいにん)とは | 桂枝茯苓加ヨクイニン(けいしぶくりょうがんかよくいにん)の組成はヨクイニン、トウニン、ケイヒ、ブクリョウ、シャクヤク、ボタンピ。桂枝茯苓丸(お血の代表的処方)に、消炎排膿などの目的でヨクイニンを加えた処方。 桂枝茯苓丸の使用目標のほか、皮膚症状や炎症の強い場合に用いる。適応症 1)肌のあれ、皮膚症状を伴う。 2)頭痛、肩こり、めまい、のぼせ、足の冷えなどを伴う。3)無月経、過多月経、月経困難症などの月経異常などに有効。 |
| 2487 | 桂枝附子湯(けいしぶしとう)とは | 桂枝附子湯(けいしぶしとう)の効能は神経痛、リューマチ、かぜの際の四肢痛。甘草附子湯の適応より軽症のものが対象。構成生薬は桂枝:3 附子:1 生姜:2 大棗:2 甘草:1 |
| 2488 | 桂枝麻黄各半湯(けいしまおうかくはんとう)とは | 桂枝麻黄各半湯(けいしまおうかくはんとう)の効能はかぜ、気管支炎、気管支カタル、皮膚掻痒(そうよう)症、 じんましん、 湿疹の初期、 乾燥皮膚病、 寒冷じんましんに有効。体力があまりつよくなく、頭痛、悪寒、発熱があり、脈が浮いているもの、汗腺(かんせん)の機能障害があるものに有効。 構成生薬は桂枝:2 杏仁:2 芍薬:1 生姜:1 甘草:1 麻黄:1 大棗:1 |
| 2489 | 膠飴(こうい)とは | 膠飴(こうい)はイネ科の粳米、大麦、小麦、粟などのデンプン質に富んだ種子を粉末にし、それに麦芽を加え、そのアミラーゼを利用して発酵糖化を行って作った飴。成分は麦芽糖、デキストリンなど含む。滋養、鎮痛薬として利用。処方例:小建中湯、大建中湯。 |
| 2490 | 紅花(こうか)とは | 紅花とはアザミに似た菊科の花で、古名を末摘花(すえつみばな)、紅藍(べにあい)、久礼奈為(くれない)とも呼ばれ、真黄色の花を咲かせる。 紅花茶の効能は1)月経痛・月経異常・冷え性・更年期障害 コウカには、血流を良くして血液のうっ滞を除く効能がある。婦人用薬として、活血、通経、駆お血(血行障害の治療)、止痛の効果を期待される。2)冷え性、貧血、頭痛、口内炎、動脈硬化抑制作用がある。 3)発ガン予防や抗酸化作用、血行促進など期待されている。 |
| 2491 | 合歓皮(ごうかんぴ)とは | 別名ネムノキといわれ樹皮にタンニンが含まれ、打撲傷に効くと言われてる。民間では、駆虫効果も有ると言われ、健胃、鎮痛、鎮静、鎮咳にも用いた。薬用外では、家畜の飼肥料木として役に立つ。 |
| 2492 | 蛤介(ごうかい)とは | オオヤモリの雄・雌2匹合わせ1対に乾燥させたもの。男性ホルモン作用、催淫作用がある。気管支喘息、心臓喘息、肺結核、慢性咳嗽、神経衰弱、頻尿、老人の足膝萎弱などに応用される。強精作用。 |
| 2493 | 降香(こうこう)とは | 降香(こうこう) はミカン科 Rutaceae 降香 Acronichia pedunculata (L.) Miq. の木部を乾燥したもの。 味は辛い。紫檀(ローズ・ウッド)から精製される赤みを帯びいる。血の巡りを良くし、出血、痛みを止める古くから、高級家具材としても利用されています。成分は精油。 薬理作用止痛、於血(血の流れが滞った状態で血液中の、血小板の凝集能、凝固能、赤血球の変形能の、いずれかが、悪化した状態を指す)。臨床応用 打撲捻挫に用いる。 |
| 2494 | 於血(おけつ)とは | 於血とは血の流れが滞った状態で血液中の、血小板の凝集能、凝固能、赤血球の変形能の、いずれかが、悪化した状態を指す。於血の「於」には本来、病だれがついている。於血の状態では、便秘気味、月経痛、痔核痛、しもやけが出来やすく舌や唇や歯茎など粘膜の色が悪い。 |
| 2495 | 香鼓(こうし)とは | 香鼓(こうし)はマメ科 Leguminosae 大豆 Glycine max (L.) Merr. (ダイズ)の成熟種子を加工して製成したもの。 味は苦い。発汗作用、健胃・消化の補助。軽度の発熱・無汗・上腹部膨満などの症状がある感冒に用いる。 乳汁分泌抑制作用があるので、授乳中の婦人には用いない。 |
| 2496 | 香需 (こうじゅ)とは | 一般に薙刀香需を指し、シソ科の一年草。独特の香りがある。全草を乾したものは生薬の香需で、鎮痛、解熱、発汗、利尿に利用される。 |
| 2497 | 香附子(こうぶし)とは | 香附子(コウブシ)はカヤツリグサ科 Cyperaceae 莎草(香附) Cyperus rotundus L. (ハマスゲ)の根茎を乾燥したもの。 味は辛くかすかに苦い。主成分はcyperene C15H24 ・ cyperol C15H24O などからなる精油、脂肪酸など 。薬理作用は鎮痛作用・子宮収縮の抑制作用。月経不順、月経痛に使用する。嘔吐・曖気・食欲不振などの症状を伴う神経性胃炎・胃十二指腸潰瘍・慢性胃炎に使用する。 |
| 2498 | 粳米(こうべい)とは | 粳米とはOryzae Fructus イネ,玄米、いわゆる「お米」です。 お米を生薬と言い切るところが、漢方の奥深く、 正直と言うか、良いところだと思う。 体液の喪失を防ぎ、口渇を止める。 常食し元気を持続する。処方漢方薬: 麦門冬湯(バクモントウトウ) 成分はデンプン。 |
| 2499 | 藁本(こうほん)とは | かさもちの根、味は辛い。婦人病に良い。肌や顔色が良くなる。 頭痛、肩凝りにも利用。 |
| 2500 | 五加皮(ゴカヒ、ごかひ)とは | 五加皮(ゴカヒ)はウコギ科 Araliaceae 細柱五加 Acanthopanax gracilistylus W.W. Smith. の根皮を乾燥したもの。味は辛い。主成分は精油・ビタミンA・B。 薬理作用は強壮、鎮痛。慢性関節リウマチ・筋リウマチに使用する。 五加皮酒は、鎮痛・強壮作用があり、風湿による疼痛だけでなく、脚気の下腿の知覚鈍麻と遺尿(膀胱にたまった尿を無意識にもらすこと。夜間のものを夜尿という。)などにも効果がある。 軽い乏尿に使用する。 筋肉・骨の発育や運動能力が悪いなどの小児の発育不良に使用。 |
| 2501 | 虎耳草(こじそう)とは | 虎耳草(こじそう)は別名、雪の下でユキノシタ科の半常緑多年草。ユキノシタ(虎耳草)の葉または全草を用いる。葉はテンプラにしたり、ゆでて食べることもできる。成分は硝酸カリウム、塩化カリウム、クエルシトリン、アルブチン、ベルゲニン などを含む。薬理作用は抗菌作用、利尿作用。効能・効果は湿疹、蕁麻疹、咳。 ミミダレグサともいわれ葉から絞った汁を化膿性中耳炎に点耳する。 挫創や腫れ物に生薬の汁をつける。煎液で湿布する。葉を火であぶって貼り付ける。 痔の痛むときに乾燥させた 虎耳草をくすべて患部にあてる。 |
| 2502 | 牛膝(ごしつ)とは | 牛膝(ごしつ)はヒユ科 Amaranthaceae 牛膝 Achyranthes bidentata Blume、川牛膝 Cyathula capitata Miq. (イノコズチモドキ)の根を乾燥したもの。味は苦く酸っぱい。主成分:懐牛膝は、saponin (加水分解すると oleanic acid C30H48O3 ・ glucuronic acid 様物質を生成する)、多量のカリウム塩を含む。川牛膝はアルカロイドを含む。 薬理作用は鎮痛作用、利尿作用、鎮痙作用、降圧作用。 |
| 2503 | 虎杖根(こじょうこん)とは | 別名、イタドリでタデ科タデ属、学名: Polygonum cuspidatum 。成分: 根にアンスラキノン配糖体のポリゴニンを含み、その他、エモジン、エモジンメチルエーテル等も含む。 葉にはフラボノイドのレイノウトリン、ビタミンCを含み、若い茎にはリンゴ酸、酒石酸、クエン酸などを含有。 薬理作用: 利尿、通経(月経の発来を促進する)、緩下、健胃。 適応: むくみ、関節炎、リウマチ、生理不順、便秘、消化不良、耳鳴り、火傷に有効。冬に採取した根茎を乾燥して煎じて服用。火傷には葉や根を塗布する。 |
| 2504 | 通経とは | 月経の発来を促進する、あるいはとどこおっている月経を通じるようにすること。 |
| 2505 | 五物大黄湯(ごもつだいおうとう)とは | 五物大黄湯(ごもつだいおうとう)はヒョウソの初期(内服および外用)、脱肛および痔の痛みに外用する。処方は地黄6.0 川キュウ5.0 桂枝4.5 甘草1.5 大黄1.0 。 |
| 2506 | サメ軟骨とは | サメ軟骨とは サメ軟骨の一つが中華料理でもおなじみの「フカヒレ」です。サメの骨格はすべて「軟骨」でできている。 サメ軟骨は、カルシウムやリンをはじめ、良質のムコ多糖体(コンドロイチン)を豊富に含む。コンドロイチンは、人体の中でも大変重要な役割をする物質で、目の角膜、皮膚、関節、心臓弁等に多く含まれています。しかし、年をとるとともに減少するため、その結果として老眠、関節炎、骨粗しょう症等が現れてきます。 コンドロイチン硫酸は、人の体の中にもネバネバ状の粘質性物質として広く分布。コンドロイチンの働きでリュウマチや更年期障害にも効果があることが報告されています。 |
| 2507 | 山帰来(さんきらい)とは | 山帰来はユリ科Liliaceaeシオデ(スミラックス)属Smilax)、学名:Smilax.china 。別名:マンジュウシバ、サルトリイバラ、土茯苓(ドブクリョウ)。根茎にはステロイド系のサポニンを含み、解毒作用があり、薬効としては、はれもの、できものにきびなどやむくみのときの利尿 などに効果があるようです。 |
| 2508 | 山梔子(さんしし)とは | 山梔子(さんしし)は別名クチナシ。成分はイリドイド配糖体(ゲニポシド、ゲニピンなど)、黄色色素、脂肪油、フラボノイドなどを含有。薬理作用は緩下、胆汁分泌促進、胃液分泌抑制、鎮痛(ゲニポシド)、血圧降下(エキス)。 鎮静、消炎、止血、解熱、利胆薬として、充血または炎症による精神不安、吐血、血尿、充血、黄疸などの応用する。粉末を黄檗などと混和し酢で練り、打撲傷の外用する。天然黄色染料。処方例は黄連解毒湯、いんちんこう湯、荊芥連翹湯。 |
| 2509 | 蚕砂(さんしゃ)とは | 蚕砂(さんしゃ)はカイコガ科 Bombycidae 家蚕 Bombyx mori L. (カイコ)の糞を乾燥したもの。主成分 ビタミンA・B・葉緑素など。 腰や膝の痺痛・四肢の運動障害に用いる。腹痛・嘔吐・下痢・腓腹筋痙攣などの症状(急性胃腸炎など)には、呉茱萸、木瓜などを配合し、たとえば蚕矢湯を用いる。 打撲・捻挫には、緑豆粉などを配合した粉末を酢でねって患部に湿布。 婦人の不正性器出血には、蚕砂(炒黄した粉末)を酒で服用すると効果がある。また眼瞼炎の眼瞼ビランには、蚕砂(焙焦して極く細末にする)を適量の米酢で糊状にして塗布。 |
| 2510 | 山茱萸(サンシュユ、さんしゅゆ)とは | 山茱萸は学名:Cornus officinalis Sieb. et Zucc 別名:ハルコガネバナ(春黄金花)、野春桂、アキサンゴ(秋珊瑚)。耐寒性落葉広葉小高木で、秋に珊瑚のような赤い実を多数つける。実が漢方薬に用いられる。成分は没食子酸、りんご酸、酒石酸。薬効は強壮・収斂作用。関連処方には牛車腎気丸、八味地黄丸、六味丸 |
| 2511 | 山椒(さんしょう)とは | 山椒(さんしょう)はミカン科 Rutaceae 川椒 Zanthoxylum simulans Hance. (カホクサンショウ)の果実。主成分はα-sanshool ・β-sanshool などの精油。 薬理作用は抗菌作用、回虫駆除作用、利尿作用。芳香辛味性健胃、整腸剤、白髪防止、老化防止。頭スッキリ、ストレス解消、神経を安定させる。 |
| 2512 | 山豆根(さんずこん)とは | 山豆根(さんずこん)はマメ科 Leguminosae 広豆根 Sophora subprostrata Chun et T. Chen の根を乾燥したもの。 主成分は matrine 、 matrine-n-oxide、anagyrine、 methylcytisine、 genistin 、 phenol 性物質 C31H52O4。薬理作用は消炎作用、抗腫瘍作用。ガン(とくに肺ガン・喉頭ガンの初期)に対する補助薬として、白花蛇舌草・魚腥草などを配合して用いる。ただし、治療効果については観察を続ける必要がある。 子宮頸部炎や口内炎に、山豆根の粉末を外用すると消炎効果がある。 |
| 2513 | 酸棗仁(さんそうにん)とは | 酸棗仁(さんそうにん)はクロウメモドキ科のサネブトナツメの種子。成分は脂肪酸、ステロイド、サポニン(ジュジュボシドA,B,C)などが含有。薬理作用は鎮静、鎮痛、血圧上昇作用。神経強壮、鎮静、催眠薬として、心因性不眠症、神経症、健忘症、口渇、虚弱体質の多汗症などになどに応用。処方例:帰脾湯、酸棗仁湯、加味温胆湯。 |
| 2514 | 山薬(サンヤク)とは | 山薬(サンヤク)Dioscoreae Rhizoma はヤマノイモ科(Dioscoreaceae)のヤマノイモDioscoreajaponica Thunberg又はナガイモDioscorea batatas Decaisneの周皮を除いた根茎(担根体)で成分はでんぷん、糖蛋白質、ステロール(cholesterol,ergosterol,campesterol,stigmasterol, β-sitosterolなど)、アミノ酸、choline, allantoinなど。 薬理作用は1)放射線障害防護作用、2)血糖降下作用3)男性ホルモン増強作用、3)止瀉作用。 |
| 2515 | 三稜(さんりょう)とは | 三稜(さんりょう)はカヤツリグサ科 Cyperaceae 荊三稜 Scirpus yagara Ohwi. (ウキヤガラ)の塊茎を乾燥したもの。 主成分は精油。薬理作用は吸収促進作用。臨床応用は基本的には莪朮と同じで、両者をよく併用する。両者を併用すると、効果が増強し、腹腔内腫瘤・月経不順(無月経・月経痛)に効果がある。 また最近、原発性肝臓ガンに三稜莪朮注射液に三稜・莪朮の内服を併用して効果があったという報告がある。 妊婦・月経過多には使用しない。 |
| 2516 | 滋陰降下湯(じいんこうかとう)とは | 滋陰降下湯(じいんこうかとう)の効能は気管支炎、気管支カタル、肺結核、肋膜炎、 腎盂炎 、初老期の生殖器障害、 膀胱結石、尿路結石の初期、 高血圧症 、バセドウ病、 糖尿病など。 皮膚や粘膜が乾燥し、動悸、息切れ、口渇、乾いたせき、不眠などがあるもの、老人の夜間のせきに有効。構成生薬:当帰:2.5、 芍薬:2.5、 地黄:2.5 、天門冬:2.5 、麦門冬:2.5 、陳皮:2.5 、朮:3、 知母:1.5 、黄柏:1 、甘草:1.5 |
| 2517 | 紫苑( しおん)とは | 紫苑 Aster tataricus Linne fil. はキク科(Compositae)。 根は細い主根から多数の細根を出す。 これを乾燥したものを紫苑と称し、漢方及び民間で鎮咳・去痰・利尿薬として用いられる。紫苑の、含有成分サポニンが気道粘膜の分泌促進をして、痰が出やすくなる。 漢方では止嗽散(紫苑、百部、桔梗、荊芥を配合したもの)を用いる。 紫苑は、乾咳や口乾などの症状がある場合には用いません。 |
| 2518 | 四逆湯(しぎゃくとう)とは | 四逆湯(しぎゃくとう)の効能はかぜ、流感、肺炎、自家中毒症、虫垂炎。熱が高いのに手足が冷えてつめたくなる。脈がかすかになり、心臓衰弱の傾向となるもの、急に下痢がひどくなり、気力が衰え手足がひえるものに有効。構成生薬は甘草:2、 乾姜:1、附子:1〜2。 |
| 2519 | 紫根(しこん)とは | 紫根(しこん)はムラサキ科 Boraginaceae 紫草 Lithospermum erythrorhizon Sieb. et Zucc. (ムラサキ)の根を乾燥したもの。主成分は acetylshikonin C18H18O6。加水分解すると shikonin を生じる。これはビタミンKに似た構造をもつ naphthoquinone 誘導体である。強心作用、解熱作用、抗真菌作用、抗ウイルス作用、下垂体および絨毛膜ゴナドトロピンへの拮抗作用。 麻疹を予防し、湿疹様皮膚炎・女性外陰部の炎症などに効果があることが観察されている。水痘・麻疹の初期で、色が赤くて発疹しそうで発疹せず、便秘をともなっているときに使用すると、病勢が軽減する。湿疹、女性外陰部の炎症には、紫草油(紫根を植物性の油にとかしたもの)を外用する。 |
| 2520 | 磁石(じせき)とは | 磁石(じせき)は天然の磁鉄鉱で、四酸化三鉄を主成分とする鉱物です。この漢方薬は、不安・動悸・驚きやすい・不眠といった症状に用いられます。慢性の喘息で吸う息がしにくい場合に用いる。さらに、過労が続き耳鳴り・難聴のほかめまい・目がしぶいなどの症状にも用いられる。耳聾左慈丸(じろうさじがん)という処方がある。病気による消耗や老化によって起きる耳鳴りは、せみの鳴くような音が途切れなく続き、夜寝るときなどは非常に苦になるものです。眠りが浅い・のぼせ・いらいらなどにも中国では用いられる。日本には「ジメイ丸」という名前で輸入されている。 |
| 2521 | 紫石英(しせきえい)とは | 紫石英(しせきえい)は二酸化ケイ素を含む石英石 Quartz で、紫色の条紋のあるものが紫石英、白色で夾雑物のないものが白石英である。薬理作用は鎮静作用。 主に動悸・不安に用いる。 紫石英、朱砂、真珠は、いずれも驚きやすい、動悸、頻脈、精神不安定などの症状に効果がある。 |
| 2522 | 紫蘇子(しそし)とは | 紫蘇子(しそし)はシソ科 Labiatae 紫蘇 Perilla frutescens (L.) Britt. var. crispa Decne. (チリメンジソ)の種子を乾燥したもの。主成分は 精油、ビタミンB1。 主として呼吸困難、胸がはって苦しい、喘鳴、ひどいときは起座呼吸するなどの気道の通過障害による症状をともなう咳嗽(慢性気管支炎・肺気腫など)に利用。紫蘇子には滑腸通便作用があるので、泥状便、下痢には用いない。咳嗽があって大便が硬いものに適している。 |
| 2523 | 紫蘇葉(しそよう)とは | 紫蘇葉(しそよう)はシソ科 Labiatae 紫蘇 Perilla frutescens (L.) Britt. var. crispa Decne. (チリメンジソ)の葉を乾燥したもの。 成分は精油を含む。主なものは perilla aldehide C10H14O 。 薬理作用は発汗解熱作用、利尿作用、健胃作用、去痰作用。 胸が苦しい、悪心・嘔吐などの症状を伴うときに用いる。紫蘇葉の発汗作用は麻黄、桂枝より弱く、単独ではあまり効果がない。ただし、紫蘇葉は胃腸機能を調整し、消化を助ける、止嘔吐(枳殻を配合した方が効果がある)の作用も備えていることが特徴である。老人や小児の軽度の感冒で、麻黄・桂枝では発汗しすぎる恐れがあるときには、紫蘇葉を代わりに用いる。 妊娠中の嘔吐・胸が苦しい・悪心・下腹部痛などの症状(妊娠悪阻)に効果がある。 |
| 2524 | 疾藜子(しつりし)とは | 疾藜子(しつりし) Tribulus terrestris L. ハマビシ科 Zygophyllaceae の未成熟果実。主成分はハルミン、ケンフェロール。 鎮痙薬、止痛、 止痒作用があるので慢性湿疹、皮膚病に用いる。 配合処方には当帰飲子 |
| 2525 | 柿蒂 (してい)とは | カキノキの『へた』のことを生薬で『柿蒂(シテイ)』といい、シャックリ止めの特効薬と言われ用います。柿蒂はシャックリの止まらぬとき、1回8gを煎服してききめがあり、柿渋10ccを水60ccでうすめて内服すると血圧を下げる。成分はヘミセルロース、オレアノール酸、ウルソール酸、ベツリン酸を含み、果実にはブドウ糖、果糖、蔗糖、マンニットゼアキサンチン、リコビン、カロチンなどを、干柿の白い粉はマンニットである。柿渋にはタンニン様物質のシブオールアセチルコリン様物質を含み、若い葉にはビタミンCを多量に含み、またフラボノイドのアストラガリンも含む。 |
| 2526 | 柿蔕湯(していとう)とは | 柿蔕湯(していとう)はしやっくりに最も有効とされる。柿蔕はカキノキの『へた』のこと。のは柿蔕湯(していとう)である。柿蔕はカキの宿存花蔓を乾燥したもので、成分のヘミセルロースが吃逆(しゃっくり)に効果があると言われている。この他、橘皮竹如湯、芍薬甘草湯も有用である。橘皮竹如湯(きっぴちくじょとう)などを用いて効果のないもの。構成生薬は丁香(ちょうこう):1.5 柿蔕(してい):4 生姜(しようきょう):4 |
| 2527 | 地膚子(じふし)とは | 地膚子(じふし)はアカザ科 Chenopodiaceae 地膚 Kochia scoparia (L.) Schrad. (ハハキギ)の成熟果実を乾燥したもの。主成分はサポニン、、・ビタミンA様物質。 薬理作用は利尿作用、抗真菌作用。内服・外用どちらでもよい。 |
| 2528 | 炙甘草(しゃかんぞう)とは | 炙甘草(しゃかんぞう)は甘草(マメ科カンゾウなどの根およびストロン)をハチミツとともに焦がしたもの。主成分は トリテルペノイド配糖体(サポニン)、 glycyrrhizinなど フラボノイド、 liquiritin、 licoricone、 licoflavone、 licoricidinなど その他 putresinなど。甘草(かんぞう)は清熱解毒作用といって、余分な熱をとり、解毒の作用があるが、炒ることによって気(き)を補う作用が強くなる。体内の気(き)の力=気力を増すとと。元気(本来の気)にする。また、甘草は「百薬の毒を消し、諸薬を調和する」といわれ、他の生薬の刺激性や毒性を緩和し、調和する働きがある。消炎、止痛作用もある。 |
| 2529 | 炙甘草湯(しゃかんぞうとう)とは | 炙甘草湯(しゃかんぞうとう)は動悸や息切れをやわらげる漢方薬です。顔色が悪く疲れやすい人で、皮膚の乾燥や口の渇き、便秘(コロコロ便)などをともなうときに適します。 炙甘草湯の構成生薬は下記の9種類です。炙甘草(シャカンゾウ)、人参(ニンジン)、桂皮(ケイヒ)、 阿膠(アキョウ) 、麦門冬(バクモンドウ) 、麻子仁(マシニン)、地黄(ジオウ) 、大棗(タイソウ)、 生姜(ショウキョウ) 。主薬の“炙甘草”は、火であぶった甘草のことをいいます。火を通すことで、体力を補う作用が強まるとされます。 |
| 2530 | 赤石脂(しゃくせきし)とは | 赤石脂(しゃくせきし)は紅色の鉱石、多水高嶺土 Halloysitum rubrum、主成分はケイ酸アルミニウム Al2(HSiO4)・H2O、鉄、カルシウム、マグネシウム、少量のマンガン。 薬理作用は止瀉、止血作用。慢性の下痢に対する常用薬である。月経過多・血便に用いる。 急性腸炎や赤痢の初期などには用いてはならない。 |
| 2531 | 車前草(しゃぜんそう)とは | 車前草(しゃぜんそう)はオオバコ科 Plantaginaceae 車前 Plantago asiatica L. (オオバコ)の全草を乾燥したもの。主成分はplantenolic acid C5H803 、コハク酸、粘液質、少量のビタミンA様物質。 薬理作用は止瀉、去痰、鎮咳、利尿作用。利尿作用は車前子より弱いが、解毒、消炎、止血・止瀉作用が強く、鎮咳去痰作用もある。 急性腸炎、細菌性下痢、慢性気管支炎に用いる。 |
| 2532 | 蛇退皮( じゃたいひ)とは | 蛇退皮( じゃたいひ)は蛇の抜け殻のことで皮膚病、頻尿に効果があるといわれる。 |
| 2533 | 庶虫(サツマゴキブリ)とは | 庶虫(サツマゴキブリ)はゴキブリといっても家に出没するものとは異なる。薬用とするものは幾種かあり、ゲンゴロウもシャチュウとして用いる。ヒル、アブと似た薬効があり、一緒に配合して用いることが多い。 成分は未詳で血液凝固阻止作用、溶血作用といわれるが、明確な作用として確認できない。産後の血積、負傷時のオケツ(血の流れが滞った状態)を去り、舌下の膿腫、鵝口瘡、小児の腹痛、夜啼きを治すという。鎮痛作用もある。血行障害による無月経、腹腔内腫瘤、打撲外傷の腫脹、疼痛、口内炎、乳汁不通などに応用される。 |
| 2534 | 充蔚子(じゅういし)とは | 充蔚子(じゅういし)はシソ科 Labiatae 益母草 Leonurus heterophyllus Sweet の果実を乾燥したもの。主成分は leonurinine T・U・Vの3種の alkaloid、充蔚子油(主成分は oleic acid)、ビタミンA様物質を含む。 月経過多、持続性の不正性器出血などに適用。 |
| 2535 | 棕櫚葉(しゅろよう)、棕櫚実(しゅろじつ)、棕櫚花(しゅろか)とは | シュロはいろんな部分を薬用にするが、葉を乾燥したものを棕櫚葉(しゅろよう)、果実を乾燥したものを棕櫚実(しゅろじつ)、4〜5月ころの雄花と雌花の若い花穂(かすい)を乾燥したものを棕櫚花(しゅろか)、葉鞘(ようしょう)の基部で幹にまきついている皮を乾燥したものを棕櫚皮(しゅろひ)、根を乾燥したものを棕櫚根(しゅろこん)として用います。 薬効:棕櫚葉、棕櫚実、棕櫚花はすべて高血圧に効き目があり、脳出血の予防や高血圧の治療に茶剤として民間で用いられる。 棕櫚皮と棕櫚根は止血薬として用い、鼻血の止血には黒焼きにしたものを直接鼻の穴に入れると効き目があるとされる。 |
| 2536 | 生姜(しょうきょう)とは | 生姜の辛み成分ジンゲロール、ショウガオール、ジンゲロンには血行を促進する作用や、体を温める働きがあるほか、新陳代謝を活発にし、発汗作用を高める働きがある。また、強い殺菌力がある。生姜の香り成分では、食欲増進の働きを持つシネオールが含まれており、疲労回復・夏バテ解消に役立ち、健胃・解毒・消炎作用もあ。また辛み・香り成分には抗酸化作用があり、老化を防ぎ、がんの発生・進行を防ぐ効果もある。生姜は中国では漢方薬として用いられ、生のしょうがを生姜(しょうきょう)、乾燥したものを乾姜(かんきょう)と呼び、吐き気止め、風邪、鼻づまり、冷え、頭痛、咳、食欲不振の改善などに使われる。 生姜は、健康増進、美容促進、ダイエットに、また血の巡りが悪い方におすすめの食材。 生姜の働き:殺菌作用、食欲の増進 、ガン予防効果、新陳代謝の促進、発汗作用=風邪予防、消臭効果、冷え性、消化の促進、胃腸運動促進、胃痛抑制作用。 |
| 2537 | 小承気湯(しょうじょうきとう)とは | 配合生薬:大黄(だいおう):2〜4g、枳実(きじつ):2〜4g、厚朴(こうぼく):2〜3g 。 効能:便秘に効果があり、よく用いられます。 適応症:便秘。 使用上の注意:胃腸の弱く下痢しやすい人、虚弱な人、妊婦または妊娠している可能性のある人、医師の治療を受けている人は、薬剤師にあらかじめ相談してください。 薬の使用にあたり、薬剤師の説明や添付の説明文書をよく理解したうえで使用するようにしてください。 |
| 2538 | 小麦 (しょうばく)とは | 小麦(しょうばく)はイネ科の越年草。薬用には種子のままか、小麦粉として用いる。水でとぐときに浮き上がる未熟 なものを浮小麦(ふしょうばく)といって、焦げるまで炒って粉末にして重湯に して服用する。漢方薬には盗汗(ねあせ)などを止める。子供の夜泣きなどには甘草、大棗とまぜて、甘草小麦大棗湯という薬がある。三種まぜて精神安定剤にな る。湿布くすりとしては小麦粉を練って、外傷や火傷に湿布しても よい。 |
| 2539 | 菖蒲根(しょうぶこん)とは | 菖蒲根(しょうぶこん)は サトイモ科 Araceae 水菖蒲 Acorus calamus L. (ショウブ)、石菖蒲 A. gramineus Soland. (セキショウ)の根茎を乾燥したもの。主成分:石菖蒲は asarone C12H16O3 を主とする精油とフェノール性物質を含む。水菖蒲はmethyl eugenol、 asaryl aldehyde などを主とする精油を含む。 薬理作用は鎮静作用、健胃作用、鎮痛作用、利尿作用、抗真菌作用。 臨床的には発熱、意識もうろう状態、意識障害、煩躁・不安、呼吸促進、顔面紅潮、目の充血、頭がふらつく、難聴などの症状がある熱性疾患に用いる。 妄想型精神分裂症に用いる。 咽頭炎、声帯浮腫などによる嗄れ声に用いる。 腹が張って痛む、腹鳴、排ガスなどが多いなどの症状を伴う消化不良症に使用する。 利尿作用があるので、尿路系の結石や炎症に対する方剤に補助的に使用する。 角膜潰瘍に用いる。 |
| 2540 | 升麻( しょうま)とは | 升麻( しょうま)はキンポウゲ科サラシナショウマまたはその他同属植物の根茎。 主成分 はトリテルペノイド( cimigenol, dahurinol, acerinol, cimicifugoside, cimifugeninなど)、 ステロイド( β-sitosterol, stigmasterolなど) 、その他( cimifugin, norvisnagin, visanagin, isoferulic acid, ferulic acidなど)。 薬理作用は鎮痛作用、鎮静・鎮痙作用、解熱作用 、肛門部潰瘍抑制作用 、抗炎症作用、肝障害改善作用、免疫抑制作用、インターフェロン誘起作用 、降圧作用 。臨床的にはのどの痛み、口内炎、口臭 、皮膚の化膿性疾患。 関連処方としては乙字湯 、升麻葛根湯、辛夷清肺湯 、補中益気湯、立効散などがある。 |
| 2541 | 椒目 (しょくもく)とは | 椒目 (しょくもく)はミカン科の落葉低木で、北海道〜九州の山地に自生する山椒の種子です。煎じて飲みます: 1日量15gを土瓶または鉄以外の鍋で、600cc(コップ3杯ぐらい)の水で弱火で 7割ぐらいまで煎じ、熱いうちにこします。 こした汁を3回に分けて飲みます。 尿の出が悪いとき、健胃整腸、虫下し。 |
| 2542 | 女貞子(じょていし)とは | 女貞子(じょていしはモクセイ科 Oleaceae 女貞 Ligustrum lucidum Ait. (トウネズミモチ)の成熟した果実を乾燥したもの。 主成分は oleanolic acid 、 d -mannite 、 oleic acid 、 linoleic acid など。 薬理作用は強心作用、通便作用、滋養強壮。 臨床には中心性網膜炎・老人性白内障の初期に使用。 頭がふらつく、目がくらむ、腰や膝がだるく力がない、無力感、病的白髪など。 |
| 2543 | 辛夷(シンイ、しんい)とは | 辛夷(シンイ)はモクレン科 Magnoliaceae 木筆 Magnolia liliflora Desr.(モクレン)の花蕾を乾燥したもの。主成分はcitral ・ eugenol などからなる精油。alkaloid ・oleic acid なども含む。薬理作用は鼻づまりを通し、鎮痛、局部の収斂作用、降圧作用。臨床には副鼻腔炎、慢性鼻炎による頭痛、鼻づまり、膿性鼻汁に効果がある。外用には、乳剤が最もよく、ついで油剤・煎剤の順である。関連処方;辛夷清肺湯、葛根湯加川きゅう辛夷 |
| 2544 | 神麹(しんぎく)とは | 神麹(しんぎく)は小麦粉・フスマ・薬物(赤小豆・杏仁・青蒿・蒼耳子など)を混和し、発酵させたもの。 主成分はamylase 、酵母菌、ビタミンB複合体、精油、配糖体様物質。薬理作用は一種の酵素性消化薬と考えられ、健胃作用がある。 |
| 2545 | 秦ぎょう(じんぎょう)とは | 秦ぎょう(じんぎょう)はリンドウ科 Gentianaceae 秦ぎょう(大秦ぎょう) Gentiana macrophylla Pall. の根を乾燥したもの。このほか小秦ぎょう G. dahurica Fisch. も用いる。主成分は gentianine C10H9O2N 、 gentianidine C8H9O2N、gentianol の3種のアルカロイド。薬理作用 は消炎作用、解熱作用・鎮痛・鎮静作用、抗アナフィラキシー作用、降圧作用、抗菌作用。 臨床的には慢性関節リュウマチ、黄疸に用いる。 |
| 2546 | 秦皮( シンピ、しんぴ)とは | 秦皮( シンピ、しんぴ)は 「たごのき」 の樹皮で 解熱、下痢、細菌性下痢に応用。 |
| 2547 | 水蛭(すいてつ)とは | 水蛭(すいてつ)は ヒルド科 Hirudinidae Whitmania pigra Whitman (ウマビル)の全体を乾燥したもの。主成分は新鮮なものは hirudin を含む。これは頭部の腺から分泌されるゼラチン様物質である。乾燥品では hirudin は破壊されている。ほかに、分泌物には一種のヒスタミン様物質を含み、ヘパリン、抗凝血素を含む。 薬理作用は脈管外に貯瘤する血液や内出血を循環血液中に吸収するか大便として排泄する。 現代医学的にみると、抗凝血と血管拡張によって血液循環を改善し吸収を促進することが考えられる。新鮮な水蛭にこのような作用があるのは、hirudin が血液凝固を延長・阻害し、煮沸によっても hirudin の抗凝固作用は消失せず、また分泌物中のヒスタミン様物質には血管拡張作用があるからである。臨床的には打撲捻挫に用いる。内臓の挫傷で体内に血液貯留による腫脹や内出血があるときに用いる。 |
| 2548 | スッポン(土鼈甲、鼈甲)とは | スッポン(土鼈甲、鼈甲)はスッポン科のシナスッポンの背および腹甲の生乾品、または軟質物。皮膚を除いた骨質乾燥品。一般に背甲が多い。淡水に棲むスッポン科のカメである。成分は動物性膠、ケラチン、ヨウ素質、ビタミンDなどを含む。 解熱、強壮薬として肺結核、マラリアなどの発熱、閉経時の腹痛、腰痛などに応用。また、有熱性結核性疾患による過労状態、月経閉止経漏、小児のひきつけに用いる。関連処方:鼈甲煎丸、鼈甲散、延年半夏湯。 |
| 2549 | 清湿化痰湯(せいしつけたんとう)とは | 清湿化痰湯(せいしつけたんとう)の効能は肋間神経痛、胃弱・胃下垂、胃アトニー、神経痛、関節炎、 背部痛、 肩こり、 かぜ。 喘鳴のある、せきをして脇腹に痛みがひびくもの。運動麻痺(まひ)や知覚麻痺のあるものに有効。構成生薬:天南星(てんなんしょう):3 黄今(おうごん):3 生姜(しょうきょう):3 半夏(はんげ):4 茯苓(ぶくりょう):4 朮(じゅつ):4 陳皮(ちんぴ):2.5 羌活(きょうかつ):1.5 白止(びゃくし):1.5 白芥子(はくがいし):1.5 甘草(かんぞう):1.5 |
| 2550 | 青黛(せいたい)とは | 漢方薬。青黛(せいたい)はキツネノマゴ科 Acanthaceae 馬藍 Baphicacanthes cusia Bremek.、アブラナ科 Cruciferae 菘藍 Isatis tinctoria L. の葉を乾燥したものに、水を加えてたたきつぶし石灰水などを加え、表面に浮いた青藍色の粉末をすくいとり日干しにしたもの。主成分は馬藍に含まれる indican が空気中で酸化して生じた indigo の残渣を含む。 薬理作用は解毒と血液中の熱を除去。 in vitro で黄色ブドウ球菌の発育をを抑制する。水に溶けにくいので、一般に散剤として外用する。耳下腺炎、慢性湿疹、接触性皮膚炎などに使用。 |