Namazu: [説明]

         Q&A本文(No1201-1350)
No
Q(お客の質問) A(答え)
1201 ビール酵母とは ビール酵母は、ビールの発酵や薬の製造時に利用される酵母です。 ビール酵母は栄養の宝庫です。乳酸菌が腸内で増殖するのを助けたり、余分なカロリーの吸収を抑えます。 ビール酵母のタンパク質は、人の体内で生成できない必須アミノ酸をバランス良く含んでいます。 またビタミンB群を含んだ酵母は、食物からエネルギーを取り出す働きをするので、頭や体の働きを活発にします。ミネラルを含んだ酵母は、その中の主な成分カリウムが塩分を一定に保つ働きがあるので、高血圧を予防します。
1202 ハブ茶とは(はぶ茶) ハブ茶は、豆科の1年草エビスグザの種子を乾燥させ、軽く炒ってお茶にしてものです。 中国ではエビスグザの種子を決明子(けつめいし)と呼び、「目を明らかにする」という意味で疲れ目に効く薬とされています。 有効成分として、アントラキノン誘導体があり、緩下作用、強壮作用、利尿作用が確認されています。 その他の効用として次のものが挙げられます。 便秘、高血圧、不眠症、喘息、整腸、肝臓病、腎臓病などの改善。
1203 ひじきとは ひじきは食物繊維、カルシウム、鉄分、カリウム、ビタミン、アミノ酸などが含まれています。 効能はガン、高血圧、ダイエット、便秘等です。
1204 フラボノイドとは フラボノイドは、一定の化学構造を持つ成分の総称で、主に野菜や果物などから非常に多くのものが発見されており、その数は4000種類以上になります。 最近の研究では次のような効果があることが分かってきました。 活性酸素の除去、抗ガン作用、高血圧の改善、抗菌・抗ウイルス作用、抗アレルギー作用など
1205 ブルーベリーとは ブルーベリーは、イタリアやフランスでは20年以上も前から「眼疾患用剤」あるいは「目の健康食品」として利用されている機能性食品です。 ブルーベリーに含まれている天然色素アントシアニンが、目の機能の向上、維持、血管障害系の疾患に有効であることは、多くの実験で立証済みです。 人間の網膜には、ロドプシンという色素体がありますが、この色素体は目を使っていると徐々に分解され、目の機能が低下します。アントシアニンはロドプシンの再合成を助ける働きがあるので、疲れ目などで目の機能が落ちているときに視力回復の効果が期待できます。 最近では、アントシアニンが活性酸素の働きを抑えることが分かりました。これによって活性酸素から引き起こされるさまざまな病気や老化などから守ってくれます。
1206 ふかひれ軟骨とは ふかひれ軟骨に含まれている成分で、主に効果を発揮するものはコンドロイチンです。 この詳細はコンドロイチンの項目と同じですが、以下に記載します。 サメの体はすべて軟骨でできています。この軟骨は血管が無く、大量に含まれる水分によって栄養補給が行われています。 ガンは少し大きくなると,新生血管造成因子を出して新しい血管を作り、そこから栄養と酸素を補給し増殖します。このときガン細胞の新生血管を破壊すれば、増殖を阻止できます。 そこでサメの軟骨が、新生血管の増殖を押さえ、ガン細胞の破壊に効果を発揮します。 サメの軟骨中には、ムコ多糖類が豊富に含まれ、その中のコンドロイチンが上のような効果を発揮するといわれています。 その他の効果としては、鎮痛作用があります。ガンの痛みを押さえるのにモルヒネ等の麻薬を使いますが、これは免疫力を低下させるので逆にガンが増殖してしまう危険があります。サメの軟骨を投与すると1ヶ月〜3ヶ月で痛みがおさまった、という臨床結果がでています。 また肌荒れ、皮膚炎、心臓病、心筋梗塞、腎炎や肝機能改善といった効果もあります。 アメリカではFDA(アメリカ食品医薬品局)でサメの軟骨の安全性と効果が確認され、治療実験薬として公式に使用が認められています。
1207 ぶどうの種の効能とは ぶどうの種のエキスには、プロアントシアニジンと呼ばれる成分が含まれています。 この成分は強力な抗酸化作用があり、さまざまな病気から体を守り、老化を防ぐ効果があります。 そのパワーは、同じ抗酸化作用を持つビタミンCの20倍、ビタミンEの50倍はあるといわれています。 この抗酸化作用により次のようなものが改善されます。 関節炎、心臓病、動脈硬化、高コレステロールなど。 またフラボノイドという成分は、視力改善に効果があることが確認されています。
1208 ビフィズス菌とは 人の消化器官の長さは、小腸で6m、大腸で1.5mといわれています。 これらの中に生息している腸内細菌は、善玉菌と呼ばれる有効菌と、逆の働きをする悪玉菌とに分類されます。 人の腸内には大腸菌や乳酸桿菌など、100種類以上、100兆個もの腸内細菌が生息しています。これら腸内細菌の数がバランス良く繁殖することによって、健康によい影響を与えています。 ビフィズス菌は善玉菌の代表で、乳酸菌の中のひとつです。ビフィズス菌はアミンやアンモニアなどの有害物質の発生を抑える働きがあります。母乳で育てられた乳児の腸内細菌の95%はビフィズス菌で占められていますが、粉ミルクで育てられた乳児は、ビフィズス菌が少なく下痢や便秘を引き起こしやすくなるといわれています。 ビフィズス菌を腸内で増やすには、乳糖やオリゴ糖、食物繊維などを摂ることも必要です。 効能としては整腸作用があります。また体の免疫力を強化したり老化やガンにも効果があることも分かってきました。
1209 ビワの葉の効能とは ビワの葉はお茶として飲めば疲労回復、夏ばて防止、健胃整腸作用、咳止めなどに効果があります。 ビワの葉に含まれる成分アミグダリンは、熱を加えるとベンツアルデヒドとシアン化合物に分解され、ガン細胞を攻撃し正常細胞を強化します。 アメリカではガン治療にこの療法を用いる場合があります。
1210 姫マツタケの効能とは 姫マツタケは、アガリクス(ハラタケ属)に分類され、ハラタケ属には姫マツタケを含めて32種類の茸があり、それぞれ固有の成分や特性を備えています。 キノコの中でサルノコシカケ類には古くから抗ガン作用があるといわれ、その成分からは「レンチナン」や「クレスチン」などの抗ガン剤が作られました。 最近注目されているのが、姫マツタケです。この姫マツタケから抽出した多糖体をマウスに投与するとガンがほとんど消失しました。これは実験した12種類のキノコの中でも最も優れた成績だったそうです。
1211 ハトムギの効能とは ハトムギは、18世紀初頭の江戸時代に日本に伝わりました。外皮をむいたものをヨクイニンと称し、古くから漢方薬として鎮痛剤などに利用されていました。 成分としては、タンパク質や脂質が豊富で、玄米の約2倍も含まれ、その他ビタミンB群、リンや鉄などのミネラルも多く含んでいます。 効能としては、いぼ取り、美肌効果、利尿、去痰、リウマチ、咳、神経痛、胃腸病、腎臓病など。
1212 ペイチー茶の効能とは ペイチー茶というのは、中国の東北部に自生するマメ科の宿根草キバナオウギの葉、茎、花を摘み、乾燥させたものです。 根は乾燥させて漢方の生薬に用いられます。花を咲かせる春になると、根にある薬効成分が、葉、茎、花にも集まることから、この時期に採取して健康茶にも活用されています。 体には有害な活性酸素を除去するSOD(スーパーオキシド・ジスムターゼ)が備わっています。ペイチー茶は、これに似た働きをするSOD様物質としてケルセチンなどを含み、さらにSOD生成に必要な銅、亜鉛、マンガン、セレンを含みます。 ペイチー茶を飲み続けることで、便秘や食欲不振、子供の夜尿症などの改善、皮膚や粘膜の修復力を高めてアトピー性皮膚炎、胃潰瘍、外傷などの治りを早めるなどの効果が期待されています。 さらに、血行の改善、免疫力の強化などもあげられます。
1213 ヒアルロン酸とは ヒアルロン酸は、皮膚に十分あれば肌はみずみずしさとしなやかさを保っていますが、歳をとるにつれて減少しますので、肌が乾燥したりシワになったりします。 そこでこれら皮膚の老化を防止するためには、ヒアルロン酸の補給が必要になります。 にわとりのトサカなどに含まれているヒアルロン酸は、体内の細胞をみずみずしく潤し、肌をなめらかに美しく整え、コラーゲンやその他ビタミン、栄養剤等も効率的に体内に吸収させます。
1214 プラセンタとは(胎盤) プラセンタ(胎盤)は、中国では古くから強壮・強精・不老長寿に利用されてきました。 プラセンタとは胎盤のことで、胎児の発育成長のためには必要不可欠な組織です。プラセンタは胎児と子宮を結ぶ円盤状の臓器です。プラセンタエキスはこの胎盤の有効成分を抽出したものです。 これは体本来の生理機能を高めることで、新陳代謝を促進したり、自律神経やホルモンバランスを整えたり、免疫力や抵抗力を高めるなどの効果があります。 また、シミ、シワ、肌荒れを解消し、メラニン色素の形成、定着を防ぐ美肌効果もあります。
1215 プルーンとは 300種類あるプラムの中で、種のついたままで乾燥させても、発酵しないものだけがプルーンになります。 このプルーンには、鉄分とビタミンB群が豊富に含まれていますので、造血作用があり貧血の人に効果があります。 プルーンにはまた食物繊維が豊富ですので、便秘を解消します。 皮膚や粘膜を保護するビタミンAも含まれていますので、乾燥肌や風邪に対する効果もあります。
1216 梅肉エキスの効能とは 梅肉エキスは、梅の持つ良質のクエン酸が含まれているので、食中毒には強力な効果を発揮します。またカテキンが含まれているので、腸の蠕動運動を促進させて整腸作用を高めます。 つまり下痢および便秘に効果があります。 梅肉エキスには、鉄分も多く含まれていますので貧血に対しても効果があります。 また疲労を回復し血行をよくしますから、神経痛やリウマチにも良いことが分かっています。 またエキスには塩分が全く含まれていませんので、高血圧や腎臓病の人のように塩分に注意しなければならない、ということもありません。
1217 鉄(ヘム鉄・非ヘム鉄)とは 鉄は酸素と結びつきやすいため、酸素を体中に運びます。この鉄を機能鉄といい、残りは機能鉄の不足を補うために肝臓などに蓄えられる貯蔵鉄です。 機能鉄は、赤血球のヘモグロビンや筋肉中のミオグロビンの成分となって、体の各器官に酸素を運びます。 貧血の症状は機能鉄の不足で起きるのではなく、貯蔵鉄が不足して初めて表れ、疲れや息切れ、動悸、めまい、頭痛などが生じてきます。。 このようなはっきりした症状が出なくても、機能鉄が不足していることもあります。 健康な成人男子では4gの鉄が存在していますが、1日に約1mg失われていきます。毎日失われる鉄はその分食事で補給しなければなりません。 一般的に1日に必要な鉄の量は、吸収率を考慮して10mgです。 食品に含まれる鉄には、肉や魚などの動物性食品に多いヘム鉄と、野菜や穀類に含まれる非ヘム鉄があります。ヘム鉄の吸収率は15〜25%ですが、非ヘム鉄は2〜5%しかありません。非ヘム鉄はビタミンCと一緒に摂ると吸収率が高まります。
1218 ブラックホシュとは 北米先住民の手で発見され、長年にわたり月経痛や更年期障害・リウマチ性関節炎に対して使用されてきました。 ブラックコホッシュに含まれる、テルペン類やアルカロイド類に属する有効成分は、エストロゲン受容体を介してこれらの症状を和らげる効果を発揮します。
1219 バレリアンとは 入眠鎮静作用を持つハーブでヨーロッパからアジアにかけて原産のシダに似たオミナエシ科の植物です。睡眠作用は、穏やかで自然な眠りが得られるとしてドイツ、フランスで多くつかわれている。 ドイツで行なわれた睡眠薬のトリアゾラムとの比較試験では、ほぼ変わらない効果が得らたといわれている。
1220 パッションフラワーとは(和名:チャボトケイソウ) 緊張緩和と安眠を促すハーブのパッションフラワー(和名:チャボトケイソウ)は、トケイソウ科の多年草です。処方薬と違い習慣性がなく穏やかな安眠とスッキリした目覚めをもたらす。リラックスハーブとして利用されています。催眠作用の他、抗痙攣作用があることからひきつけ、てんかん、月経痛にも用いる。その他、不眠症、ヒステリー、高血圧、動悸、子供の活動過多、更年期障害などにも効果がある。
1221 フィーバーフューとは(和名:ナツシロギク)は 偏頭痛やリュウマチ性関節炎の発症を予防するハーブ 。フィーバーフュー(和名:ナツシロギク)は、キク科の耐寒性多年草の植物です。名前の由来は、fever(発熱)を few(低い)するとの意味からつけられました。 頭痛・偏頭痛の予防・軽減に効果を示し、他にも、血圧を下げる働きや、痙攣を止める効果も認められています。そのため、生理痛や胃痛を鎮めるハーブとしても広く用いられています。
1222 ポンコランチとは(サラシア) インドやスリランカの熱帯地方に自生するニシシギ科のツル性の植物。糖尿病の治療薬として使用されてきた植物素材です。 現地では糖尿病症状だけでなく、神経痛やリウマチの痛みの軽減や浮腫を取り除く目的でも用いられてきた歴史的経緯があります。 活性成分はサラシノールは血糖値の上昇を抑え、悪玉コレステロールや中性脂肪を抑制する。またインスリンの過剰分泌による低血糖になる心配もなく、アミラーゼはαグルコシターゼの活性阻害作用がある。腸内に多糖であるオリゴ糖を増やし、腸内乳酸菌の餌となり、腸内細菌叢を改善、整腸作用を促す。 糖尿病、肥満・ダイエット、便秘、内臓脂肪によい。
1223 モロヘイヤとは モロヘイヤは、非常に栄養価の高いシナノキ科の1年草です。 アラブからアフリカ北部にかけて広く分布し、一般家庭で食用にされています。 成分で最も多く含まれているのが、体内でビタミンAに変わるβカロチンで人参の1.5倍、ほうれん草の3倍もあります。カリウムは、ブロッコリーの10〜20%以上、ビタミン類はB1やB2が豊富です。さらにカルシウムや食物繊維も大変豊富です。 クレオパトラは美貌と健康のため、モロヘイヤを常食していたとされます。 効能としては、便秘、高血圧、低血圧、貧血、血糖値や尿酸値の改善、疲労回復などです。
1224 紫イペとは 紫イペは、アマゾンの奥地に自生する樹木で、古代から「神の恵みの木」といわれ傷薬や薬用茶として利用されてきました。ロシア皇帝が毎日煎じて飲んだおかげで130年生きられたり、インドの指導者ガンジーもこの樹皮のお茶を飲んでヨガを行ったといわれています。 日本では、1996年の日本癌学会で、紫イペの抗ガン作用についての報告がされました。 それによると、マウスの実験においては延命効果、ガンの縮小、消滅などの効果がありました。 最近注目されてきているのが、糖尿病に対する効果です。糖尿病は、膵臓からインスリンが正常に分泌されなくなったり、働きが弱くなったりするために起きますが、紫イペは、これらを改善するのです。 その他の効用としては、抗炎症作用、利尿作用、免疫改善作用や腎機能障害、心臓病疾患、貧血、アトピー性皮膚炎などに効果があります。
1225 松葉エキスとは 松葉には、クロロフィル、ビタミンA・C・K、鉄、リン、食物繊維、松ヤニなどが含まれています。 またシネオールという精油成分も含まれています。 効能としては、血管を強くして、血液の流れをよくし、動脈硬化、心筋梗塞、高血圧、ボケ、脳卒中を予防します。 また頭部の血行も促進しますから,頭皮と毛髪に栄養が行き渡ることにより、抜け毛を防ぎ、育毛を促進します。
1226 免疫ミルクとは 免疫ミルクとは、人に感染しやすい26種類の細菌を無害化し、ワクチンとして牛に投与し、免疫力が高まった牛から搾ったミルクです。これには色々な生理活性因子を含んでいます。 その一つは抗炎症性因子です。炎症による痛み、腫れなどを改善します。 また抗コレステロール因子もあります。これは悪玉コレステロールだけを減らします。 さらに高血圧を抑える因子も含まれています。 その他の効能として、アレルギー症状の緩和、便秘解消などがあります。
1227 もろみ酢とは もろみ酢とは、沖縄の特産品である「泡盛」や焼酎のもろみからできた天然醸造酢です。原料に麹菌を加え、さらに酵母で発酵させてからアルコール分を取り除いてできる「もろみ酢」には、その過程で生成されるクエン酸やアミノ酸を豊富に含んでいます。一般の食酢は、酸味の主成分が酢酸なのに対し、もろみ酢は、クエン酸が主成分なので、刺激が少ない、さわやかな飲みやすい酸味が特徴です。 もろみ酢の特徴は、成分に疲労回復作用や抗酸化作用などがあるといわれるクエン酸、脂肪燃焼効果があると言われるアミノ酸を豊富に含んでいることです。 クエン酸はオリンピック等の選手が疲労回復のために利用しています。 クエン酸の仕組み: 食物の中に含まれているブドウ糖は、細胞の中で燃やされエネルギーを作り出します。 このときブドウ糖は炭酸ガスと水に分解されますが、完全に燃焼されなかったカスが、酸性物質となって体内に蓄積されます。これが多くたまると体が酸性に傾き疲れてしまいます。しかしこの酸性物質の蓄積を阻止する機能が人間に備わっています。これを「クエン酸サイクル」といいます。体内に入ったクエン酸が酸性物質と結合→クエン酸はイソクエン酸に変化→アルファケトグルタル酸 →コハク酸→フマール酸→リンゴ酸→オキザロ酢酸→ふたたびクエン酸に戻る 。以降繰り返しこの循環によって、酸性物質は炭酸ガスと水に分解され、酸性物質は減少し、体はアルカリ性に傾き疲労が解消されるわけです。
1228 めぐすりの木とは めぐすりの木は、カエデ科に属する落葉樹で日本だけにしか自生していません。 古くから民間薬として、樹皮を煎じて洗眼に利用されていたことから命名されたといわれています。 別名「千里眼の木」「長者の木」といわれています。 効能としては、成分としてエビロードデンドリンを含むため、肝臓の機能を強化し、目の疲労回復を早めます。
1229 ムコ多糖類とは ムコ多糖類とは、動物組織内で遊離またはタンパク複合体の形で存在する多糖類の総称です。 このムコ多糖類は主にサメの軟骨に含まれていますが、ウナギ、ドジョウ、スッポン、豚足、魚の煮こごりなどにも豊富に含まれています。 効能として、ガン、関節炎、生活習慣病の改善や美肌効果、視力向上などです。 コンドロイチンはムコ多糖類の一種です。
1230 メシマコブとは メシマコブは、長崎県の男女群島の女島(メシマ)でみられる桑の木に寄生するコブ状のキノコです。霊芝やサルノコシカケと似た形をしており、傘の裏側が黄色い色をしています。 中国では桑黄と呼ばれており、薬として利用されてきました。 メシマコブに強力な抗ガン作用があることが注目されたのは、1968年国立がんセンター研究所での実験でした。 マウスによるガン細胞移植実験で、数種類の菌類を用いてガンの増殖阻止率をみたところ、メシマコブが96.7%と最高でした。ところが当時このメシマコブは、採取場所が限られ、栽培も難しかったことから製剤化は実現しませんでしたが、近年、国内での培養研究が進み、また韓国が国家プロジェクトとして研究開発に乗り出したことから、再度注目されてきました。 メシマコブの基礎研究では、ガン細胞を攻撃するNK細胞で2倍、NKT細胞で3倍、マクロファージで3〜5倍の活性を高めることが分かっています。 韓国では胃ガン手術後の補助治療にメシマコブが有効であったことが確かめられています。 人間の免疫力を強化してくれるメシマコブは、糖尿病やアトピー、リウマチや膠原病などの自己免疫疾患にも効果が期待できます。
1231 松の花粉(松花粉)の効能とは 松花粉は松の花芯の精細胞で、生命の根源、繁殖という樹木にとって大変重要な部分です。 この松花粉には、多くの栄養素と活性物質が含まれています。そのため人間にとっても優れた効果があります。 効能として以下のものが挙げられます。 肌の新陳代謝を促進し、肌荒れを防ぎます。 体の免疫力を高めます。 老化を遅らせます。 胃腸を強化します。
1232 木酢液(こくさくえき)とは 木酢液は、アトピー性皮膚炎に優れた効果があるとして注目されています。 木酢液は、木炭を作る際に窯の煙を冷却するときにできる液体を、1年間ねかし3層に分離した後、中間層だけ濾過、精製し低温で蒸留したものです。これには、酢酸、アルコール、アルデヒド、ケトン、炭化水素など200種以上の天然成分が含まれています。 これらの成分の内、酢酸は皮膚の角質を柔らかくしたり、引き締めたりする働きがあり、アルコールは、殺菌や消毒の役割をします。さらに炭素粒子が多く含まれていますので、皮膚を若返らせる働きがあります。 木酢液は、アトピー性皮膚炎のほか、水虫やシミ,湿疹などに効果のあることが分かっています。
1233 マカとは マカは非常に希少価値の高い植物で、海抜4000〜5000mのアンデス山中にしかありません。 マカには優れた滋養強壮作用があり、心身に活力を与えます。 効果が確認されているものは、以下の通りです。 更年期障害、生理不順、不妊症、性的不能、ストレスによる心身の疲れ、食欲不振などです。
1234 マテ茶とは マテ茶は今も南米全域で愛飲されており、400年以上もの長い間、インディオ達が健康茶として飲み続けてきました。 空気の希薄な山岳地帯、過酷な自然環境、質素な食事などの恵まれない生活にも関わらず、インディオ達がビタミン欠乏症にならず、元気に暮らせるのはマテ茶のおかげだという報告がされています。 マテ茶は、ビタミンCやミネラルを豊富に含みます。 マテ茶特有の成分マテインは、心身の活動を向上させます。胃腸を刺激し、働きを活発にしますので、健胃、整腸作用があります。(便秘の予防) また、神経の興奮を抑える働きもあるので、ストレスによるイライラや二日酔いにも効果があります。 マテ茶に含まれるタンニンは、緑茶の1/15、紅茶の1/10 と非常に少ないので、貧血などで鉄剤を服用している人が飲んでも安心です。
1235 万田酵素(まんだこうそ)とは 万田酵素はアケビ、マタタビなどの果実類や穀類、海草類などの50数種類の原材料を使用し3年3ヶ月以上の熟成発酵期間を経て作られています。 成分として各種酵素、アミノ酸、ビタミン類などが豊富に含まれています。 酵素食品として、体の外から摂り入れた酵素は、体内にすでにあるそれぞれの酵素をよりよく活発に働かせるための触媒の役割を果たします。 そして、足りない酵素を補いながら、アミノ酸、ビタミンなどの栄養補給の効用も兼ね備えています。 つまり、体内に入ってきた酵素に触発されて、体内の酵素活動が活発化し、栄養のバランスがとれ、新陳代謝が盛んになり、免疫力も向上します。 結果として、各臓器の機能が向上し、体の様々な障害を取り除くわけです。酵素が持っている幅広い効用は体全体の代謝機能を促進するためだと考えられます。
1236 メリロートとは メリロートはマメ科の植物で、主な有効成分はクマリンと考えられており、親水性でかつ親油性でもある素材です。クマリンは、静脈圧を下げ、血液循環を改善し、リンパ液が細胞外に浸出するのを防ぎますので、ムクミの予防・除去に優れた効果が得られることから脚痩せのダイエット素材として注目を集めています。
1237 ヤーコンとは ヤーコンは南米アンデス高地原産のキク科の多年草です。 オリゴ糖を豊富に含んでいますので、ビフィズス菌などの有用菌を増やし整腸作用を高めます。 従って便秘に効果があります。 また低カロリーで血糖値を上げる心配がないので、糖尿病患者の甘味料に適しています。 その他血中コレステロールを低下させる作用があります。
1238 ヤツメウナギの効能とは 目の後ろにある7つのえら穴が目に見えるところから八ツ目の名前が付きました。 生の場合はウナギと同様に蒲焼きなどとして食べますが、ほとんどは乾燥させて干しヤツメにし、漢方薬や健康食品に利用されています。 ビタミンAを多く含み、肝臓に特に多く含まれます。 生のヤツメウナギは1尾200gでビタミンAが5万IU。乾燥させても1尾45gで5万4000IUです。 ビタミンAの男性1日の所要量は2000IU(女性は1800IU)ですので、これと比較してもかなりの含有量であることが分かります。 この豊富なビタミンAの作用で、目や肌のトラブルに効果があり、免疫力を高めてウイルスの侵入を防ぎ、ガンの予防にも効果があります。 夜盲症や視力の低下が気になる人、風邪をひきやすい人、肌荒れが気になる人などに向いています。
1239 ユズの種の効能とは ユズの種は、リウマチや神経痛、冷え性に効果があるといわれています。 江戸時代の薬学書「本草綱目」には「ユズの種を黒焼きにしたものを粉にして飲むと体の痛みが和らぐ」と書かれています。 ユズの種に含まれるオーバラクトンやノミリンなどの苦み成分には、抗炎症、抗菌作用があります。 またユズの精油成分であるピネリン、リモネンリナロールには、血行促進作用がありますし、ヘスペリジンという成分には血管壁を丈夫にして血管の老化を防ぎ、血行をよくする働きがあります。 さらにユズの種には、ビタミンC・E、フラボノイドなどの抗酸化物質が含まれていますので、炎症や痛みが和らぐと考えられています。
1240 ヨモギとは キク科の多年草であるヨモギは、自生しているものを健康法として用いる場合は、絞り汁を飲んだり、おひたしにして食べるのが普通です。葉から摂った汁には、止血効果があり傷口に塗ったりして使用します。 ヨモギに含まれるクロロフィルは、吸収されやすく、体内にはいると血行をよくして体を温めます。 最近の研究では、血圧を下げる効果やインターフェロンを増やしてガンを抑制する効果も確かめられています。 効能としては、神経痛、腰痛、肩こり、冷え性、生理痛、高血圧などです。
1241 葉酸(ようさん)とは 葉酸はビタミンB群に含まれ、体内の約20種類の酵素と協力してDNAの合成や細胞分裂に作用します。 細胞分裂が盛んに行われている胎児や乳幼児には特に重要な成分ある。 不足すると、DNAのミスコピーが起こり、不完全な細胞が作られ胃潰瘍、口内炎、ガン細胞の増殖などを引き起こす。胃腸や口の粘膜を保護 ・プリン体を減らし、尿酸による痛風の危険を減らす ・母乳の分泌を増やす ・胎児の脳や脊髄の先天異常を予防する
1242 羅漢果(らかんか)とは 羅漢果は中国に自生するウリ科の多年草です。昔はヤオ族がこの実を「長寿の神果」と呼んで、門外不出にしたために幻の果実といわれてきました。日本では咳止めに効果があるとされ、のど飴として知られています。 漢方薬として煎じて服用すると咳に効果があるとされてきましたが、最近では抗酸化物質として注目されています。 羅漢果には砂糖の数百倍という甘味成分(テルペングリコシド配糖体)があり、ほとんどカロリーが無いのでダイエットに最適です。この甘味成分を腸内細菌が食べると、酢酸が作られますが、この結果血糖値が下がりますので糖尿病に効果があります。 さらにこの甘味成分は腸内でビフィズス菌の栄養となり、その整腸作用により便秘に効果があります。 また羅漢果には、強力な活性酸素除去作用があるので、アトピー皮膚炎などのアレルギーや炎症、ストレスなどに効果があります。 その他の効果として喉荒れ、ニキビ、疲れ目など。
1243 霊芝(レイシ、れいし)とは 霊芝はサルノコシカケ科のキノコです。中国では、古くから不老長寿の妙薬として知られています。 中国最古の薬学書には、「常食すれば身が軽くなり、いつまでも若さを保って長生きできる」と書かれています。日本では昔は食用にせず、赤褐色のきれいな色をして見た目に美しいことから、縁起の良いキノコとして観賞用にされていました。 1970年代には中国と日本で人工栽培に成功しました。このため霊芝の入手が容易になり、健康食品として広く使用されるようになりました。 主成分はアミノ酸、タンパク質、ステロール、アルカロイドなどですが、特に注目の成分は、腫瘍抑制効果が認められているβグルカンと、体内でビタミンDに変わりカルシウムの吸収を高めるエルゴステロールがあります。 効能としては、次のようなものが挙げられます。 ガン、心臓病、高血圧、リウマチ、糖尿病、アトピー性皮膚炎、肝炎、肝硬変など。
1244 リコピンとは ヨーロッパのことわざに「トマトが赤くなると医者が青くなる」というのがあります。 トマトには、黄色の色素「カロチン」と赤い色素「リコピン」が含まれています。このリコピンが今注目されている活性酸素を除去してくれる抗酸化物質です。 リコピンの抗酸化能力は、βカロチンの2倍、ビタミンEの100倍です。 活性酸素は体内で発生し、侵入した細菌を殺す役目があるが、過剰になると正常な細胞まで破壊するようになり、これがガンや老化の原因と考えられています。 実際、トマトジュースを飲ませ続けたマウスの発ガン率が低下したという実験結果があります。 効能には、ガン、心臓病、高血圧、老化の予防などがあります。
1245 羅布麻茶とは(ラフマチャ、らふまちゃ) 中国西部から北西部にかけて自生するキョウチクトウ科の宿根草です。 この葉をお茶にしたのが羅布麻茶で、燕龍茶(ヤンロンチャ)ともいいます。「羅布麻」という名前は、自生地の羅布高原からきたものです。 この地方では、古くから健康茶や民間薬として用いられてきましたが、現在ではお茶のまま薬として認可されています。日本では健康茶として販売されています。 成分は、カルシウム、鉄などのミネラルやアントラキノン、アミノ酸、塩化カリウム、多くのフラボノイドを含みます。これらの成分は血中コレステロールを減らし、高血圧を改善します。また、風邪の予防、気管支炎、ぜんそくのときの咳・痰を鎮める働きがあります。さらに免疫力の向上、鎮静作用、抗酸化作用も報告されています。 興奮作用のあるカフェインを含まないので、睡眠前に飲んでも安心です。
1246 リンゴ酢の効能とは リンゴの果汁に酵母を加えて発酵させると、アップルワインができます。これに酢酸菌を加えて発酵・熟成させたものがリンゴ酢です。甘くさわやかな香りとすっきりとした酸味が特徴です。生産、消費ともにアメリカが最も多く、自然食療法のひとつとして親しまれています。 成分として、酢酸、リンゴ酸、クエン酸、コハク酸などの有機酸が豊富です。アミノ酸、カリウムも含まれています。 有機酸は、疲労のもとになる乳酸が筋肉中にたまるのを抑えるので、疲労回復に効果があります。また、唾液、胃液などの分泌を盛んにし、食欲を増進します。 カリウムには余分な塩分を排泄させる作用があり、血圧を下げる効果があります。 料理に利用されることが多いリンゴ酢ですが、アメリカで最も長寿者の多いバーモント州には、リンゴとハチミツ、さらに海藻をプラスして利用する民間療法(バーモント療法)があります。疲労回復、高血圧、かぜ、のどの痛みなどに効果があります。 [参考] 酢は、英語ではビネガー、フランス語ではビネーグル、イタリアではアチュート、ドイツではエシッヒ、中国ではツゥーと呼ばれています。 世界では4000種類以上あるといわれています。 各国の酢の特徴は、酒と関連があります。日本は清酒文化のため米酢、アメリカはリンゴ酢、ビールの国ドイツは麦の酢、ワイン文化のフランスではブドウ酢などです。
1247 卵黄油(らんおうゆ)とは 鶏卵の卵黄を弱火にかけ、1〜2時間かき混ぜると、黒くねっとりした油がしみ出てきます。これが卵黄油(卵油)です。 古くから心臓病、白髪、腰痛などに効く家庭療法として伝えられています。 卵黄油は細胞膜の構成成分であるリン脂質を約30%含み、この中にはレシチンがあります。レシチンは乳化作用によって、コレステロールが血管壁に沈着するのを防ぎ、脂肪の代謝を活発にします。 その他の成分としては、ビタミンA・E、リノール酸も多く含んでいます。 レシチンによって、以下のような症状に良いとされています。 1.白髪やハゲ 2.痴呆症 3.高コレステロール 4.肌荒れ 5.頭痛、肩こり、腰痛、冷え性 6.痔 7.肥満 注意: ・卵黄油はレシチンによって、コレステロールを下げますが、同時に高コレステロール食品でもあるので、過剰な摂取は避けてください。市販の卵黄油は、その指示に従ってください。 ・卵が好きな人には、卵黄油によるアレルギーが発生するおそれがあると報告されています。
1248 ローヤルゼリー とは 1日に3000個の卵を産み続け、働き蜂の50倍も長生きする女王蜂のエネルギー源になるのがローヤルゼリーです。これは働き蜂の咽頭腺から吐き出されたもので、ビタミン、ミネラル、アミノ酸,糖質など60種以上の成分が含まれていて、すばらしい栄養価があります。 ローヤルゼリーは若返りの薬や強壮剤的なイメージがあるのですが、実は老化そのものを防止する効果があるのです。心身共に気力を無くした老人にローヤルゼリーを食べさせたところ、「数日から数週間で食欲を取り戻し身体の機能が回復した」というような報告が数多くされています。 実際、健康食品として知られるようになったいきさつがあります。 1950年、ローマ法王ピオ12世が危篤状態に陥ったときに、ローヤルゼリーを与えたところ法王が全快したことから、世界中がローヤルゼリーに注目しました。 ローヤルゼリーの中には分子量が35万という糖タンパク質が発見され、これが細胞の寿命を延ばすことが分かってきました。効能として,動悸、息切れ、不整脈、心臓神経症、更年期障害などの改善があげられますが、これは自律神経の中枢である間脳の老化を防止することによる効果です。 また間脳以外にも大脳、小脳など脳全体に働きかけて、脳が老化し、ボケていくことを防いでくれます。
1249 ルテイン とは 植物の色素を形成するカロチノイドの中で、年齢とともに視力が衰えるか衰えないかを決める鍵を握っているのはルテインです。 一般に、目の生活習慣病といわれている白内障、緑内障、黄班変成症は、中高年を中心に増え続けています。これらの病気は、紫外線などから生じた活性酸素が目の細胞を傷つけているために起こると考えられています。 しかし私たちの目には、活性酸素の害を打ち消す成分であるルテインとゼアキサンチンが備わっています。しかし、年齢とともにルテインを吸収したり代謝する能力が劣ってきたり、食生活の欧米化でルテイン不足の状態になってきており、このことが目の病気を引き起こす主な原因になっています。 ルテインは緑黄色野菜の中でも、ケールやほうれん草に多く含まれています。このルテインを補うことで目の病気を治療したり予防する臨床試験が行われました。 ハーバード大学では、ほうれん草を食べることによって白内障の発生率が大幅に低下、 さらに、ルテインを摂取したグループは、そうでないグループに比べて黄班変成症の罹患率が43%も低下したという結果が出ています。 アメリカの研究では、ルテインの推奨摂取量は1日6mgとされています。 目の健康を維持するためには、毎日緑黄色野菜からルテインを摂取することが必要です。 ルテインを含む野菜(100g中) ケール:21.9mg ほうれん草:10.2mg ブロッコリー:1.9mg カボチャ:1.2mg トウモロコシ:0.78mg
1250 ローズヒップ とは ドッグローズという野バラの実を、ローズヒップといいます。 北ヨーロッパでは冬の間、ビタミンC不足にならないように、このお茶が利用されました。 ビタミンB1、B2、K、フラボノイドなども含まれています。 ひき始めの風邪の回復を早めたり、美肌効果にもすぐれています。 日本ではお茶のほか、ビタミンCのサプリメントなどに利用されています。
1251 ローズヒップオイルとは 南米チリのアンデス山麓の地域に自生する野ばらの赤い実、 これがローズヒップです。 この実から抽出したオイルがローズヒップオイルです。ビタミンCやビタミンE などが豊富で必須脂肪酸をバランスよく含み、肌に活力を与えてシワやシミ などが目立たないほど薄くなります。オイルの中に皮膚の再生を早める働きのある「トランスレチノイン酸」が含まれる美容オイルです。美容だけでなく、医療用にも使用されています。 ローズヒップオイルは大変酸化しやすいオイルなので冷蔵庫で保存する。ビタミンCを多く含み、その量はレモンのなんと7倍、ビタミンEやPも豊富に含む。ビタミンPは、毛穴を体の内側から回復させる。ローズヒップオイルの特徴は紫外線などのメラニンの生成を抑制 ・肌の水分バランスを正常化 ・お肌の老化を遅らせる。
1252 ルイボスとは ルイボスは南アフリカ共和国のケープ州にあるセダルバーグ山脈一帯でのみ栽培され、古くから健康と肌の美しさを守る秘薬として愛飲されてきた針葉樹科に属する植物です。学名は「アスパラサス・リネアリス」現地では「ルイボス(赤い藪の奇跡)」と言われており、生産地は勿論、ヨーロッパの各地で飲まれている。ミネラルをはじめ、プロテインやフラボノイド等〔抗酸化物質〕がバランス良く含まれた理想的な健康茶です。 花粉症/アトピー/糖尿病/高血圧/便秘/口内炎/リウマチ/動脈硬化/アレルギー/下痢/
1253 ローズマリーとは ハーブの代表、「若返りのハーブ」… リフレッシュ効果で料理や化粧水、入浴剤などに利用。 ローズマリーの成分であるロスマリン酸の並はずれた抗酸化作用(老化防止作用)や精油成分であるピネンの強力な血液循環促進作用を示す。 また、殺菌・収れん性に優れ、ニキビや湿疹、ふけなどの改善や、肌を引き締める効果で広く女性に愛用されています。
1254 大豆レシチンとは 大豆レシチンはレシチンはビタミンでなく、ミネラルでもプロテインでもなリン脂質といい、不飽和脂肪酸にリンが結合している。
1)細胞の細胞膜を構成
脳には40%も含まれている。この細胞膜は、血管を通ってくる血液中の栄養分と酸素を細胞内に取り入れる、フィルターのような役割をしている。  この膜は酸化されやすく、補給しないとすぐに不足し、細胞の働きは弱くなり、障害がでてくる。
2) 血液をさらさらにする(高脂血症抑制作用)
レシチンの乳化作用により血管内壁に付着したコレステロールや、血中の中性脂肪も溶解して、血液の流れを一段とスムースにし、ドロドロの血液がサラサラにする。、
3)ガン患者の血行性移転を防ぐ
患者の血液は、溶けたアメ玉のようにベタベタしてくっついて、赤血球の働きをしていません。レシチンに含むコリンやイノシトールは、血液中のコレステロールや老廃物をきれいに洗す。
3)糖尿病の改善
ホルモン腺も血液と同じようにパイプである。このパイプも、老廃物で目詰まりを起こす。ホルモンを生産しているのに流れない。これもレシチンが洗い流すと、糖尿病が解消したり、女性特有の病も解消したりする。
4)神経系の正常化
レシチンには、コリンという物質が含まれている。このコリンが体内に入ると、アセチルコリンに変わる。これは、運動神経、交感神経、副交感神経の伝達物質である。これがなかったら筋肉も、内臓も、脳も働かなくなってしまう。コリンの量が正常であれば、神経系も正常に働く。
5)免疫細胞の強化
アガリクスを摂取することによって、免疫細胞を高めて「ガン細胞」を攻撃して排除しようとするのですが、その免疫細胞には必ず細胞膜があります。この時、「レシチン」の体内原料が少ないと、細胞膜も弱く、強力な免疫細胞を作ることができないことになります。  アガリクスが よく効く人と効かない人 の差は、ここにもあったのです。ガンと積極的に戦うためにも、レシチンの補給が必要になる。製品としては大日本製薬から『ソーヤレシチン』の名前で発売されている。
1255 ギャバとは(GABA)  ガンマ-アミノ酪酸(γ-アミノ酪酸)の通称です。動物や植物など自然界に広く分布するアミノ酸の一種で、身近な食品、とくに味噌・醤油・緑茶などにも多く含まれている。ギャバは睡眠によって、脳内で生成される。そのために1日7時間眠ることが理想といわれる。
ギャバが脳の血流を改善し、脳への酸素供給量を増やし、脳細胞の代謝機能を促進させることから、脳卒中や頭部外傷の後遺症や、肝機能改善のために用いられている。また、更年期障害や自律神経失調症にみられる怒りっぽい、イライラ、不眠、不定愁訴などを緩和する働きがある。次のように幅広い症状に対して、ギャバが効果を発揮することがわかっている。
1)血圧を正常にする。(血圧調節作用)
2)血液中のコレステロールや中性脂肪の増加を抑える。
3)腎臓・肝臓・すい臓の働きを活性化する。
4)血糖値の上昇を抑える。
5)脳への血流を良くし、脳細胞の代謝を活発にする。
6)肥満防止作用。
7)アルコール代謝促進作用。
8)体臭・口臭などの消臭効果。
9)感情障害・不安障害の解消。
10)脳卒中の後遺症の改善作用。
11)大腸ガン抑制作用。
12)成長ホルモン分泌促進作用。
1256 米ぬかの効能とは 美肌効果、便秘、糖尿病、ガンや更年期障害などの生活習慣病の予防にも効果があるといわれている。
1)美肌効果
米ぬかはアルカリ性で汚れを落としガンマーオリザノール、ビタミン群、ミネラル、タンパク質等、肌に大切な有効成分が含まれる。
2)美白効果、シミ、ソバカスの予防
米ぬかに含まれる成分フェルラ酸(ポリフェノールの一種)の働きにより抗酸化作用(油脂の酸化を抑制し活性酸素により遺伝子が傷を受けるのを抑える働き)を起こし、さまざまな原因で発生する活性酸素などの酸化物質が細胞の遺伝子や細胞自体を傷つけて老化の加速抑制。
3)便秘、糖尿病の改善
食物繊維の働きにより腸内の有害物質を体外へ排出させる働きがあります。また糖分の吸収速度をゆるやかにしてくれて、食後の血糖値の急激な上昇を抑えインスリンの分泌が無理なく行われることにより糖尿病の予防や治療に効果がある。
4)動脈硬化症・胆石症を予防
血液中のコレステロール値を減少させ、動脈硬化症や胆石症を予防する。
5)ガンの予防
米ぬかに含まれる成分イノシトール・フィチン酸・IP6(イノシトール6リン酸)の働きにより口腔ガン、肝臓ガン、乳ガン、大腸ガンの発生抑制作用があり、フェルラ酸の作用により太陽光線のうち、人体に悪影響を与える波長の光を吸収することにより、紫外線による発ガンを抑制する。
6)心筋梗塞、脳血栓、高脂血症を防ぐ
米ぬかに含まれる成分IP6には凝集抑制作用(血が固まるのを防ぐ力)があり生活習慣病の予防効果がある。
7)更年期障害の改善
米ぬか含まれるにガンマオリザノールは、更年期障害・自律神経失調症・胃腸神経症等による各種症状の改善効果ある。
1257 IP6(イノシトール6リン酸)とは IP6は、細胞内で化学的な情報を伝達する役割を担う分子で、細胞分裂を制御している。細胞が分裂すると、殆どの細胞が その細胞内構成物を複製しますが、もっとも重要なことは、遺伝情報を担った物質DNAがもとの遺伝情報に忠実に複製される。 しかし、環境要因からDNA損傷を受けた場合、遺伝性物質の突然変異を引き起こし様々な病気の原因となります。 ここでIP6は、DNAを傷けようとする悪玉(オキシダント)に対し、アンチオキシダントとして、その働きを阻止する。次のような効能が考えられる。
1)尿路結石(尿中カルシウムレベルを低下させ、再発も防止)
2)心臓疾患(強い血小板凝集阻止で血栓、塞栓のリスクが低下)
3)心筋梗塞(虚血に陥った心臓を血液再灌流による障害から防御)4)糖尿病(高コレステロール食で偏ったミネラルバランスを正常化)
5)小児悪性腫瘍(横紋筋肉腫の治療への効果)
6) AIDS(HIV感染)など
の予防・抑制、縮小等にも報告がある。生体全体の防御効果を高める。
1258 板藍根(バンランコン、ばんらんこん)とは 板藍根は体のほてりや熱を押さえ、ウイルス性毒素を取り除いてくれます。板藍根片は、アブラナ科の植物で中国では幅広いウイルス症疾病に使用されている。肝炎、インフルエンザ、日本脳炎、扁桃腺炎に最も優れた生薬とされている。またおたふく風邪、白血病、癌にも効果があると言われます。副作用の懸念のない生薬です。
1259 アマチャヅルとは(あまちゃづる) アマチャヅル(Gynostemma pentaphyllum(Thunb)Mak. )はウリ科の植物。絞股藍(ココウラン)の和名が、アマチャヅルであり、その全草又は根茎を用いる。多年生よじのぼり性草本。 成分:ステロール、糖類、色素、配糖体を含む。 薬効:消炎・解毒、鎮咳、去痰。
1260 ジュウヤクとは(十薬、じゅうやく) 学名:ドクダミ Houttuynia cordata の別名がジュウヤク(十薬)です。科名: ドクタミ科ドクタミ属 多年草。 花期: 6月〜7月 花色: 白 草丈: 20〜50cm 。前の由来: 毒や痛みにとてもよく効く薬だから、「毒痛み」を締めてドクダミとなったのだそうです。 特徴: 茎は暗紫色を帯び高さ20〜50cmになる。 利用部分は全草で、全草を乾燥させ、解熱・解毒・利尿や湿布薬に使われる。
1261 疥癬(かいせん)の治療法 クロタミトン軟膏:7−14日間(商品名オイラックス軟膏:10%クロタミトン親水軟膏)。安息香酸ベンジル:連続2日間または隔日3回または1週間に2回(安息香酸ベンジル:6−12%の安息香酸ベンジルを80%エタノール液に混合、または安息香酸ベンジルを10−30%濃度でオイラックス軟膏に混合)。ステロイド配合製剤は使用しないこと。
補助療法としては抗ヒスタミン剤などの止痒剤の内服およびムトウハップ硫黄浴(ムトウ(六一〇)ハップ硫黄浴)。
1262 エフェドラとは エフェドラ(エフェドリンアルカロイド)はダイエットサプリメントとして米国で多くの人が利用していたが2004年4月12日からFDAが発売禁止した。
エフェドラはマオウ(Ephedra sinica Stapf;中国語では麻黄(mahuang))の地上茎から抽出される。成分はエフェドリン類が主成分です。日本では「気管支ぜん息、感冒、肺結核、上気道炎等に伴う鎮咳、鼻粘膜の充血・腫脹治療剤」の有効成分として、医薬品として承認されいる。日本では食品への使用は禁止されおり、また痩身等を目的とした医薬品としては承認されてない。従って、エフェドラやエフェドリン類を含有する製品を、薬事法に基づく承認・許可を得ることなく輸入・販売することは薬事法違反となる。日本では、米国などから個人輸入で手に入れる人が多いようですが、以上のような問題点がある。
1263 ファセオラミンとは ファセオラミンは白インゲン豆(大福豆、白花豆とも呼ばれ、煮豆や甘納豆に用いられる白色の豆)に含まれる成分で、ダイエット効果があるといわれる。摂取した糖質は小腸で消化酵素のα-アミラーゼによって加水分解されグルコースになり、血液に乗って全身の細胞に運ばれて、エネルギーを必要としている時は燃料として燃焼されますが、余ったグルコースは脂肪細胞に蓄えられる。ファセオラミンは、この消化酵素α-アミラーゼと結合し、糖質をグルコースになりにくくさせる働きがある。
ファセオラミンは安全で刺激性がない糖質コントロールメカニズムを持ち、筋肉量を減らすことなく体脂肪の減少と体重減が期待できる。
1264 韃靼そば茶とは(ダッタン、だったん)とは タデ科に属し、中国の内モンゴル付近にある韃靼地方で、貴重な栄養源として栽培。主に山岳地帯で栽培されており、これを主食の地域は高血圧や脳内出血が少ない。また、一般的な日本そばは「甘そば」とよばれているのにたいし、韃靼そばは「苦そば」といわれ、ほのかな苦みがあるのが特徴。
効能としては
1)ルチンが日本そばの約200倍で高血圧や糖尿病の予防。
2)美容によいビタミンCやビタミンEを含む。
3)リノール酸やビタミンEを含み、抗酸化作用がある。
4)血液中のコレステロール値を下げ、動脈硬化症や脳卒中を予防。5)カルシウムやビタミンを含む。
1265 はいせき茶とは 不要なカルシウムだけを排出するウラジロガシが原料。 結石症・腎盂炎・腎膿症・水腎症・膀胱炎・胃潰瘍 動脈硬化・胆のうや胆管、すい臓の病気によいといわれる。ウラジロガシは山間部に自生するブナ科の常緑喬木です。ウラジロガシの葉や枝から作られたお茶は「はいせき茶」とも呼ばれ、主成分のカテコールタンニンが健康によい働きを持つことでしられています。四国の徳島県地方では、昔から民間療法として「石」をもつ病気の時に煎じて飲まれている。
1266 明日葉(あしたば)とは 明日葉はせり科の多年性の植物で生命力が強く、今日若葉を摘んでも明日には新芽を出すことから明日葉(あしたば)と呼ばれるようにった。原産地は伊豆諸島、八丈島。明日葉の茎を切ると、他のせり科の植物には見られない黄色の汁が出る。この液体には、カルコンという酸化防止成分が多く含まれている。この他、種々のビタミン、鉱物、アミノ酸、食物繊維も多く含まれる。薬理作用は
1)鮮血作用、解毒作用、酸化防止作用、体質改善
2)強力な抗酸化剤として、臓器を活性酸素から守り、老化の速度を落とす。
3)腸の蠕動運動を円滑化し、併せ排尿を促進することにより、体内の廃棄物を除き、解毒する。  次のような病気によいと言われる。
抗癌、肝臓病、胃腸病、痛風、関節炎、便秘、肥満症、ポリープ、高血圧、高コレステロール、糖尿病、血栓、皮膚アレルギー症、花粉症、過敏症、免疫系統の機能低下、不眠症、疲労、婦人病、神経症、貧血、白内障、老人性痴呆症
1267 ケツメイシとは(決明子)(けつめいし)(はぶ茶)(ハブ茶) 別名をエビスグサ(夷草)とかハブ茶という。視力回復や便秘に効果があるという。熱帯アジア原産のマメ科の一年草植物、決明(エビスグサ)の成熟種子を乾燥したもの。成分はアントラキノン誘導体としてエモジン、ナフトビロン誘導体イソクマリンを含有する。ケツメイシ(決明子)の名称も“目を明らかにする”から由来する。エビスグサの種子から作ったものを“ハブ茶”といい、お茶の代用とする。ハブ茶は便通をよくし血圧降下作用があり、強壮作用もあり肝臓と腎臓を強くする。効能・効果:便通強壮、急性結膜炎や流行性角膜炎・結膜炎による目の充血、疼痛、流涙などの炎症。 血圧降下作用。消炎・瀉下作用。
1268 青汁とは 青汁は野菜の葉、特に緑黄色野菜の葉を絞りジュース状にしたもの。現在市販されているものは「ケール」を使っているものがほとんどです。食材として野菜をそのままジュースにした「青汁」はビタミンやミネラルを豊富に含み、生野菜より体内への吸収率も良いため、栄養バランスをとるのに適している。野菜を加熱することで壊れてしまうビタミンC・B1・B2なども、青汁には多く残存しているので生活習慣の改善が期待できる。また、次の症状で悩んでいる方に有効です。
1)高・低血圧 ・胃や肝臓病
2)便秘
3)風邪を引きやすい方
4)生活習慣病
5)外食が多く、食生活のバランスが悪い方
6)酒・喫煙 ・ストレスで体調がよくない方
1269 ネオブラーゼ(ねおぶらーぜ)とは 牛胆汁の脱脂成分で胃腸虚弱によい。
1270 沈香とは(ジンコウ、じんこう) ジンコウは、伽羅(キャラ)ともいう香木で鎮痛作用がある。
1271 熊胆とは(ユウタン、ゆうたん) ユウタンは、熊の胆のうを天日干して乾燥させたもので、健胃・利胆作用がある。
1272 牛黄とは(ゴオウ、ごおう) ゴオウは、牛の胆のう又は輸胆管内に生じた結石で、血圧調整作用がある。
1273 蟾酥とは(センソ、せんそ) センソは、シナヒキガエルの耳下腺分泌物で、強心作用がある。
1274 麝香とは(ジャコウ、じゃこう) ジャコウは、ヒマラヤ山系に生息するオスのジャコウ鹿の性腺分泌物を乾燥させたもので、呼吸興奮作用がある。
1275 帯状疱疹(たいじょうほうしん)とは 神経に沿って、帯状に赤い斑点や水ぶくれと痛みが生じる病気。神経痛などの後遺症が残る可能性が大きいので、早く治療を開始すること。帯状疱疹は、子供のころにかかった水ぼうそうのウイルス(水痘・帯状疱疹ウイルス)が、神経の中に潜んでいて、体力の低下などをきっかけに活性化して起こる病気。皮膚症状や神経痛が起こる。 帯状疱疹は、頭、顔面、胸、背中、おしり、下肢などに発症する。初めの2、3日は軽い発熱や神経痛などの症状が現れます。皮膚症状が現れるのはその後で、まず、紅斑(赤い腫れ)が生じ、その後、水疱(水ぶくれ)ができ、7〜10日ほど経つと、水疱がカサブタになります。発症後、3〜4週間で皮膚症状も神経痛も自然に治る。
数週間で自然に治るのは抗体ができるためですが、その間にウイルスは神経を破壊し、後に神経痛の後遺症が残る可能性が高くなる。神経の破壊を少なくするためには、できるだけ早く治療を開始する。一般には、皮膚症状が現れてから5日目ぐらいまでに、抗ウイルス薬による治療を始めれば、後遺症は残りにくい。  
1276 なた豆とは 「鉈豆(なたまめ)」は排膿・消炎作用があり、ウミが溜まる病気などに良いと言われています。 また、体液の浄化作用もあるようです。 特に歯槽膿漏・鼻炎・蓄膿症・歯肉炎・イボ痔・きれ痔・痔瘻(じろう)・化膿症の湿疹・アトピー・中耳炎・腫れもの・扁桃腺炎・膝痛・関節痛・などに効くと良く言われます。最近、お酒を飲む前や花粉症に良いともいわれている。 なた豆の利用法は1000ccの水で、なた豆を5〜7粒ほどを沸騰後 とろ火にかけて15分〜30分くらい煮出す。日持ちはしないので冷蔵庫で保管。 
1277 染み抜きの方法(シミ抜き) 1.口紅、ヘアオイル
ベンジン処理後、アルコールをつけて叩く。それでもとれなければ、アンモニア水滴加中性洗剤を使用。
2.香水
アルコールでふき取る。古くなったものは、アンモニア水滴加中性洗剤で処理。
3.醤油、ソース
中性洗剤で処理。取れないときには、アンモニア水滴加中性洗剤で処理。
4.カレー、マヨネーズ、アイスクリーム、卵、牛乳、バター、チョコレート、ココア
ベンジンで脂肪分を除き、熱い中性洗剤で叩き出す。白地のものは過酸化水素系の漂白剤を使用。
5.果汁、ジュース、ジャム、お酒
つけてすぐなら水で処理。時間のたったものは洗剤温液で処理。
6.コーヒー、コーラ、お茶
タンニンを含んでいるため、加熱やアルカリ処理をしないこと。直後なら中性洗剤で取れますが、時間のたったものはグリセリン温液で叩き、水ですすいで酢酸処理を。
7.チューインガム
冷やして削り取ります。布目に入ったものはアセトンでもみだす。
但し、布がアセテートの場合にはアセトンシンナーに溶けるのでベンジンを使用。
8.インク
アンモニア水→水→蓚酸2%液→水を繰り返します。白物は漂白する。
9.ボールペン、マジックインク、 油絵の具、クレヨン、印刷インク
ベンジンで処理した後、アルコールまたは、住居用洗剤またはアンモニア水滴加中性洗剤で処理。
10.墨
練り歯磨きをつけ小布に挟んで揉むか、酵素洗剤を練りつけてしばらく置いてから揉む。
11. 泥はね
乾いたブラシで落とし、アンモニア水滴加中性洗剤で叩き出します。 血液 水で洗い中性洗剤で処理。取れないときには、アンモニア水滴加中性洗剤で処理。白物は漂白。
12.汗
直後は水で、黄色くなったものはアンモニア水滴加中性洗剤を使用。白物は漂白。
13. 襟垢
ベンジンで処理。残ったら中性洗剤を使用。
1278 イソプロパノール(イソプロピルアルコール)とは イソプロパノールは外皮用殺菌消毒剤です。50〜70v/v%が一般的な濃度で、50v/v%よりも70v/v%のほうが効力が強い。揮発性が高く、乾きが早く使用しやすい。エタノールに比べて毒性が高いため、高度の安全性を求められる小児科などで用いる場合は少なく、また手術部位の皮膚は適用範囲に含まれない。エタノールよりも脱脂作用が強く、また特異な臭気があるが、消毒用エタノールより経済的である。
1279 オリーブ油とは? オリーブからとれた油脂。オレイン酸という単価不飽和脂肪酸を多く含む。不飽和脂肪酸であるオレイン酸が約80%、他にスクワレン、リノール酸、パルミチン酸、ステアリン酸、パルミチン酸、リノレン酸などが含まれる。また。ビタミンA,Eも含まれる。 オリーブ油に多い単価不飽和脂肪酸は、加熱に非常に強く、酸化が少ない。つまりもっとも加熱に適した油。効用は沸点が高いため加熱しても酸化が少ない。諸悪の根元の活性酸素の体内生成が抑えられるので油脂類を多用することによって起こる癌、心臓病の原因にならない。効能としては動脈効果予防 ・心臓の機能を高める ・便秘改善
1280 ヨードチンキと希ヨードチンキの違い(ヨーチン) 製品に含まれるヨウ素を希釈して濃度が薄い方が希ヨードチンキです。
1)希ヨードチンキ (原液または2〜5倍希釈で使用)
組成 ヨウ素 30g
ヨウ化カリウム 20g
70v/v%エタノール
──────────
全量 1,000mL
2)ヨードチンキ(5〜10倍希釈で使用)
組成 ヨウ素 60g
ヨウ化カリウム 40g
70v/v%エタノール
──────────
全量 1,000mL
いずれも皮膚表面の一般消毒 創傷・潰瘍の殺菌消毒 歯肉および口腔粘膜の消毒にもちいる。
ヨードチンキは健常皮膚のほか創傷、潰瘍、口腔粘膜などにも使用されるが、刺激性があり皮膚炎の原因ともなる。口腔内専用のヨウ素製剤として複方ヨード・グリセリン(ルゴール液)がある。
1281 ベルツ水(グリセリンカリ液)とは 明治時代のおかかえドイツ人医師ベルツ博士が箱根の一旅館の女中の手荒れを見て、わが国のアルカリ性化粧水の元祖とも言われているベルツ水を1876年に創製した。
ベルツ水はグリセリンカリ液として薬局方にも収載されています。

ベルツ水の処方

水酸化カリウム 3g
グリセリン    20ml
エタノール   250ml
芳香剤      適量
常水        適量
全量      1000ml
1282 クレゾール石けん液とは クレゾールそのものは溶けにくい為、石けん液に溶かし、消毒液に用いる。クレゾールはタールから得られるo、m、p−クレゾールの混合物からなるフェノール系の消毒薬。結核菌に有効なため中水準消毒薬に分類されるが、同じ中水準消毒薬であるフェノールより低毒性でかつ低濃度で微生物を殺滅することができるため広く公衆衛生において使用されてきた。しかし、特異な臭気や高濃度液の付着により化学熱傷を生じるため、近年、病院環境消毒には逆性石けんや両性界面活性剤などの消毒薬が選択されるようになった。人体適用も認められているが、生体消毒薬としてクレゾールを選択することが適切な場合はほとんどない。水質汚濁防止法、下水道法によりフェノール類として5ppmの排水規制が定められている。以上のことから病院では、排泄物の消毒あや結核菌の消毒に限定して用いるのが適切である。
1283 酢酸と氷酢酸とは 酢酸(CH3COOH) acetic acid は食酢の成分で、水溶液はpH4〜5の弱酸性で酢酸臭とよばれる独特の酸っぱい臭いがある。 100%酢酸は氷酢酸と呼ぶ、引火性や腐食性があるので、家庭では取り扱わないほうが無難。家庭では、日本薬局方の30%酢酸か、食酢(酢酸濃度は5%前後)を使用すると良い。 醸造用アルコールを発酵して作られたアルコール酢(ホワイトビネガー)の成分は、純粋な酢酸水溶液に近く、掃除用向いています。米酢や穀物酢、果実酢には、酢酸以外にうまみ成分が多く含まれている。 30%酢酸は6倍に薄め、食酢相当の5%水溶液にしておくと、取扱いが便利です。5%酢酸と食酢を総称して「酢」という。
1284 アンモニア水の特徴と用途とは アンモニア水(水酸化アンモニウム)(NH4OH) ammonia solution, ammonia water, ammonium hydroxideはアンモニアガスの水溶液で、薬局で市販されているものは10%溶液。やや強いアルカリ性を示します。 虫刺されなどの医薬品として使われ、アンモニア濃度は、約2%。
1) 水洗いしにくい衣類の簡易クリーニング
水1リットルに小匙1杯のアンモニア水を溶かして使います。うすめたアンモニア水にタオルをつけて絞り、汚れの目立つ衿や袖口、前立てのあたりを叩いてきれいにします。その後、全体を拭き洗いします。アンモニア水は揮発性ですから、水で仕上げ拭きをする必要はありません。
2) 血液のしみ抜き(シミ抜き)
血液のしみが落ちにくいとき、2倍にうすめたアンモニア水を歯ブラシやガーゼなどにつけて叩くと、落ちやすくなります。衣類だけでなく、床、壁や家具についた血液のしみを落とすのに有効。
3) ペットの糞尿で床を汚したときに
糞や尿を取り除いた後、水をまき、新聞紙を敷き、上から良く踏みます。その後、食塩水で拭いてから2倍に薄めたアンモニア水で拭き取ります。
4) 浴室の青い着色の掃除に
浴室のタイルの目地や浴槽の喫水線(水面が来るところ)に青い色がつくことがあります。これは、「銅石けん」といって、水の中に含まれている銅と、石けんや垢に含まれている脂肪酸が反応してできたもの。浴槽やタイルの目地にアンモニア水(10%の原液)を少し垂らしてスポンジなどでよくこすり、食酢やクエン酸で中和してから洗い流すと取れる。
1285 重曹(ジュウソウ、じゅうそう)の効用とは 重曹(NaHCO3) sodium bicarbonate, baking sodaは化学名を炭酸水素ナトリウムあるいは重炭酸ソーダともいう。特長は水に少し溶け、水溶液はpH8.2(2%、20℃)で弱いアルカリ性を示す。人体に無害で、ふくらし粉などの食品や、胃薬などの医薬品としても古くから用いられている。 粒子が細かく、水に少ししか溶けないので、磨き粉としても利用。 加熱すると分解して炭酸ガスを発生しますが、常温では安定しており、長期保存可能。効用は
1)台所での洗浄剤
油で汚れたお皿を洗う前に、食器に残っている汚れをボロ布などでこすり取った後、重曹をパラパラと振りかけておいて洗う。 焦げ付いた鍋やフライパンには、水を張り、重曹を小さじ2くらい入れて沸騰させる。火を止めて数時間放置しておくと焦げが浮き上がる。多少残った焦げは、タワシなどでこすれば簡単に落とせる。 ホーロー製の鍋も可。ただし、アルミ製の鍋は黒ずむのでお避ける。 ガスレンジ周りやレンジフードの油汚れに、重曹を振りかけて油と馴染ませておくとポロポロと取れるので、ぼろ布などで拭き取る。 この時、あまり水を使わないのがポイント(ガンコにこびり付いた油汚れには、炭酸塩やセスキ炭酸ソーダの水溶液) 。クレンザー代わりに鍋やシンクを磨くのによい。コーヒー、紅茶のシミ、茶シブ、タバコのヤニなどにも重曹をこすり付けて磨くとよく落ちる。 魚や肉生臭さの残ったまな板も重曹を振りかけてタワシで洗うと、汚れと一緒に臭いもよく落ちる。
2)脱臭
冷蔵庫や食器棚の脱臭には、1カップくらいの重曹をカップや空きビンに入れ、蓋をせずに置く。2ヶ月程度は脱臭効果が期待できる。 その他、靴箱やタンスにも使える。 脱臭剤として使った後も洗浄や排水口の掃除にも使える。靴の中に、重曹を半紙などに包んで入れておくと、臭いが消える。 生ゴミなどを入れるゴミ箱やバケツにも重曹を一掴み入れておくと、脱臭と多少の水分を吸い取ることができる。
3)お掃除に
パイプクリーナーとして 1カップ位の重曹を排水口に入れ、熱いお湯を流すと臭いが取れる (汚れや臭いがひどい場合は、炭酸塩や酸素系漂白剤の方が効果的)
お風呂掃除に 湯あかのついた洗面器や風呂椅子などは、残り湯に重曹を入れて一晩浸けてから洗うと簡単。 お風呂に入りながらのお掃除にも、安心してお使える。
4) ペットのドライシャンプー
身体の各所に振りかけてブラッシングすると臭いが取れる。ペットが身体を舐めても安心。
5)ヘアブラシの汚れ
ホコリや髪の汚れがついたヘアブラシを、重曹を入れた洗面器に浸けておくときれいになる。
6)スプーン、フォークの曇り
重曹を溶かしたお湯にアルミ箔を敷いて、その上に曇ったスプーン、フォークなどを置いて、数時間浸けておきます。水で洗い流すときれいになる。
7)入浴剤
重曹湯は、血管を拡張し、血行を促進する働きがあるので、疲労回復、神経痛、肩や腰の痛みや凝り、冷え性、皮膚の活性化などに効果がある。 沸かしたお風呂の中に重曹をひとつかみ入れてよく混ぜて入浴する。 少しヌルついた感じがするが、あがった後はさっぱりとして、特に夏の入浴には最適。
1286 ザルコニン液とは ザルコニン液0.1、 500mlは、100ml中に塩化ベンザルコニウム0.1gを含有した外皮用殺菌消毒剤。
1)手指・皮膚の消毒
通常石けんで十分に洗浄し、水で石けん分を十分に洗い落とした後、塩化ベンザルコニウム0.05〜0.1%溶液に浸して洗い、滅菌ガーゼあるいは布片で清拭する。術前の手洗の場合には、5-10分間ブラッシングする。
2)手術部位(手術野)の皮膚の消毒
手術前局所皮膚面を塩化ベンザルコニウム0.1%溶液で約5分間洗い、その後塩化ベンザルコニウム0.2%溶液を塗布する。
3)手術部位(手術野)の粘膜の消毒、皮膚・粘膜の創傷部位の消毒 塩化ベンザルコニウム0.01〜0.025%溶液を用いる。
4)感染皮膚面の消毒
塩化ベンザルコニウム0.01%溶液を用いる。
5)医療用具の消毒
塩化ベンザルコニウム0.1%溶液に10分間浸漬するか、または厳密に消毒する際は、器具を予め2%炭酸ナトリウム水溶液で洗い、その後塩化ベンザルコニウム0.1%溶液中で15分間煮沸する。
6)手術室・病室・家具・器具・物品などの消毒
塩化ベンザルコニウム0.05〜0.1%溶液を布片で塗布・清拭するか、または噴霧する。
7)膣洗浄
塩化ベンザルコニウム0.02〜0.05%溶液を用いる。
8)結膜嚢の洗浄・消毒
塩化ベンザルコニウム0.01〜0.05%溶液を用いる。
1287 酒石酸(しゅせきさん)とは 酒石酸は体内で殆ど吸収されない。腸管を刺激して緩和な瀉下作用ある。また吸収されても生体内で極く僅かしか酸化されず、大部分が尿中にそのまま排泄される。従って血液の酸性を高める作用がある。 大量は摂取するとアシドーシス、腎障害を起こす。清涼止渇剤として1日数回0.5〜1.0gを散剤とし、また糖及びエッセンスを混ぜてリモナーデ剤として用いる。
1288 チンク油とは チンクとは英語で亜鉛のこと。チンク油 ( Zinc Oxide Oil )は酸化亜鉛を含む塗り薬です。患部を保護し、炎症をやわらげる効果があります。また、患部の浸出液を吸収し乾燥させる働きもする。これらの作用により、皮膚の再生を助け傷の治りをよくします。 消炎作用はおだやかなので、比較的軽い症状に適します。ステロイド外用薬のような劇的な効果は期待できませんが、皮膚保護薬として長期に使っても安心です。
効能は小範囲の擦傷、小範囲の第一度熱傷(やけど)、小範囲の湿疹・皮膚炎。 重いやけどには効かない。
1289 白色ワセリンとは 軟膏の調剤用として、あるいはスキンケアに皮膚保護剤として用いるす。 カサカサした乾燥肌はバリア機能が低下して、ちょっとした刺激でカユミや炎症を起こす。このような場合にワセリンは、皮膚の水分蒸発を防いだり、皮膚を保護する役目をします。アトピーや湿疹、乾燥肌のスキンケアによく使われる。 効能は手足のヒビ、アカギレ、皮膚の荒れ、その他皮膚の保護
1290 ハッカ油とは ハッカ油はハッカ Mentha arvensis Linne var.piperascens Malinvaud (Labiatae) の地上部を蒸留して得た油を冷却し、固形分を除去した精油である。メントール(C10H20O : 156.27) として、30.0%以上を含む。芳香・矯味・矯臭の目的で調剤に用いる。 また、ハッカ水の調剤に用いる。
1291 複方ヨード・グリセリンとは 一般名が複方ヨード・グリセリンで製品として複方ヨード・グリセリン、ルコ゜ール、ルゴ-ル液がある。口内専用、のどを殺菌消毒薬。
ヨウ素や液状フェノール、グリセリンなどが配合されていて、これらがいっしょに作用することで、細菌やウイルスに対する効力が強まる。効能は咽頭炎、喉頭炎、扁桃炎。
1292 ホウ酸(B2O3),ホウ砂(Na2[B4O5(OH)4]・8H20)はどうして眼の洗浄・消毒にしか使えないのですか? ホウ酸,ホウ砂は古くから刺激が少なく静菌作用を持つ緩和な防腐薬として繁用されていたが,現在はその使用が眼の洗浄・消毒に限定されている。ホウ酸は健康な皮膚からはほとんど吸収されないが,熱傷や潰瘍等の皮膚損傷面,粘膜面や体腔内から速やかに吸収され,長期間・広範囲の大量使用により吸収は増大し,経皮毒性について種々の報告がなされている。  飽和ホウ酸溶液で広範囲にわたる熱傷を治療したところ中毒死し,その尿および脳脊髄液からホウ素が検出された。またホウ酸を含有したベビーパウダーが損傷した皮膚から吸収され,乳児の臀部やふとももに火ぶくれが生じ,皮がむけて皮下部が露出した症例や死亡症例も報告されている。急性中毒症状は,下痢,嘔吐,皮膚紅斑・落屑,血圧降下,ショック,せん妄,痙攣等で,重症時は血管神経麻痺のもと昏睡に陥り死亡する。  このようなことから1985年7月30日医薬品再評価-医療用その24(薬発第755号)により,ホウ酸,ホウ砂、およびそれらを含有する外用剤について眼科領域の適用である「結膜嚢の洗浄・消毒」のみに有効性が認められ、使用が限定された。使用濃度はホウ酸が2%以下,ホウ砂が1%以下。 ホウ酸またはホウ砂を含有する製剤は有効であるがその配合意義が認められず,有用性がないと判定された。  したがって皮膚外用剤のホウ酸軟膏,ホウ酸亜鉛華軟膏等や,歯科口腔用薬のホウ砂グリセリンは,安全性を重視し代替薬もあることから,日本薬局方および薬価基準から削除された。
1293 プール・魚の養殖池のセメントのアク抜き方法 1)方法1    
水200Lに対して局方ミョウバン3g(または、局方焼ミョウバン1.5グラム)の割合で入れ、2日間放置後よく水洗いします。さらに、真水をためて放置し、水を抜きそして水洗いする作業を真水をためたときのpHが8.0以下(水道水は、PHが7.3〜7.5)になるまで、2〜3回以上繰り返します。  
2)方法2 (池の場合)
容積1坪につき、食酢(または10倍希釈の局方酢酸)を1升の割合で入れ、4〜5日放置後水洗いします。
1294 カルキとカルキ抜きの方法とは カルキ(残留塩素)とは、水中に過剰の塩素を溶かし込んだ時に、水中でできる、次亜塩素酸、次亜塩素酸イオン(phによって存在率が変化する。)の事をいいます。塩素は、非常に酸化力が強いので、有機物を分解する事ができる。
カルキを抜く方法はハイポ(チオ硫酸ナトリウム)、コントラコロラインなどの塩素中和剤を入れるか、バケツに水道の水を汲み置きしてカルキが抜けるのを待つのが一般的な方法です。
1295 タケノコのアク抜き タケノコの穂先を斜めに切り落とし皮付きのまま、大鍋に入れ、米糠を一つかみか、米の研ぎ汁、ない時はタカの爪2本位を入れる。充分の水で30分以上ゆがく。タケノコが浮き上がらないように落し蓋をする。ゆがき上がったら鍋のまま冷えるまで置いておきしっかりアク抜きをする。
1296 わらびのアク抜き わらびの丸い頭の部分をちぎった後、さっと水洗いをし、新鮮なうちにたっぷりの沸騰したお湯に重曹を加え、わらびをいれて一煮立ちしたらすぐに火をとめます。(茹ですぎはわらびの風味をそこないますので注意してください。)火を止めたら、鍋にふたをして約6時間(半日ほど)くらいゆでた鍋のままにしておきます。半日ほどしたら重曹がのこらないように1〜2回水を替えて洗い流してからお召し上がりください。
1297 レモンコロンの作り方 1)あれ性用・冬用の作り方
レモン汁      20ml
グリセリン      5ml
安息香酸ナトリウム  0.3g
エタノール      5ml
水          70ml

2)あぶら性用・夏用の作り方
レモン汁      60ml
安息香酸ナトリウム  0.3g
エタノール     40ml
水         100ml
作り方 エタノールに安息香酸ナトリウムを加え、水、グリセリン、レモン汁を加えます。 にごりが浮いたら、ろ紙でこしますが、そのままでも結構です。 これらは厳密に量らなくても大体でよく、季節により夏はエタノールを増やし、 冬はグリセリン(肌をしっとりとさせる)を多くするなど、手加減して作ってください。 エタノールの含有量が多いほど、汚れはよく落ちてサッパリしますが、全体の20%〜40%くらいの含有量が適当でしょう。 エタノールは、消毒用エタノールを使用してもかまいません。 安息香酸ナトリウムは防腐剤として使用しています。
1298 バージンオイルとは バージンオイルは搾油した油を化学処理せず、そのまま製品とした自然なオイルを言う。 一方、ピュアオリーブオイルとは、バージンオイルを精製処理したものと、バージンオイルをブレンドしたものを言う。 エキストラバージンオイルは、バージオイルの中でも、特に選ばれたものを指す。具体的には、専門家による官能検査(味、香りの検査等)を受け、かつ、果実の酸化が進まぬよう、収穫から採油までの時間をできるだけ短くし、酸度が1%以下のものを「エキストラバージンオイル」と呼ぶ。
1299 残留塩素測定試薬とは 残留塩素測定試薬は以前はオルトトリジン法であったが、オルトトルイジンが発ガン性を疑われることから平成14年4月1日より「DPD(ジエチル‐p‐フェニレンジアミン)試薬」に変更になった。「残留塩素測定試薬」は水の中の塩素と反応して、ピンク色になる試薬です。 塩素量が多いほど濃いピンク色になる。 沢山の会社から種々の試薬が市販されている。
1300 ナメクジの退治法とは ナメクジは春から秋に発生し,梅雨に活発に活動する。夜行性で,キャベツ,レタス,ナス,ピーマン,イチゴ,ミカン等の多くの作物を食べる。ナメクジ誘引殺虫剤として,メタアルデヒド製剤のグリーンベイトTM,ナメトックスTM,ナメキールTM等が市販されている。またナメクジはビールが好きで,飲み残しのビールを置いておくと誘引される。
1301 ヨヒンビン含有医薬品は市販されているか? ガラナポーンTM,ストルピンMTMカプセル,ツンバTM,マヤ金蛇精TMカプセルなどが一般用医薬品薬として市販されている。適応は神経衰弱性陰萎,衰弱性射精,老衰性陰萎。
1302 ニンニクを米酢に漬けるとニンニクが青くなる原因とは ニンニクを酢に漬けて酸性になると,ニンニクの臭いや辛味の成分であるアルキルサルファイド化合物が水素とイオウに加水分解され,ニンニク中の鉄分と反応して青くなることがあるが,有害ではない。
1303 銀杏(ぎんなん)にかぶれる原因とは 外種皮に含まれるギンナン酸とビロボールが接触皮膚炎を起こす原因となる。
1304 QOLとは QOL(Quality of Life)は生活の質の向上、改善を表しています。「人が充実感や満足感を持って日常生活を送ることができること」を意味する。「QOL評価」とは、この個人の日常生活における「充実感」や「満足感」を質問票を用いて調査し、数量的に測ろうとする試みである。例えば糖尿が原因で足を切断し、治ったとしても、足を切ってからの生活は悲惨なものです。また、抗がん剤や術後などで長期間入院すれば心や体に何らかの影響がでることもあります。日常の生活が普段と変わらなければ、精神的負担も少ないのです。これらのことを含め、多くの医療従事者達がQOLの改善に努力している。
1305 原子量とは 陽子6個、中性子6個を持つ炭素原子の質量を基準とした、それぞれの原子の相対質量のことを 言う。例えば水素の原子量は1.0、酸素の原子量は16.0。 基準となる炭素原子の質量は12です。
1306 分子量とは 分子を構成する原子の、原子量の総和のことを言う。例えば水分子は水素原子が2つと 酸素原子が1つで構成されていますが、その原子量の総和(1.0×2+16.0×1=18.0)が分子量となる。
1307 酸化・還元とは(酸化剤・還元剤) 酸化とは、物質が酸素と結びつく、物質が水素を放出する、物質が電子を放出するという現象です。
還元とは酸化の全く逆で、物質が酸素を放出する、物質が水素と結びつく、物質が電子と結びつくという現象です。
酸化剤とは、相手の物質を酸化する物質です。酸化剤は自身が還元されることにより相手の物質を酸化する。例:2H2S+SO2→3S+2H2O という反応において、H2Sは水素を放出、つまり酸化されていますが、このときSO2は酸素を 放出、つまり還元されている。この反応ではSO2が酸化剤として働いたことになる。 還元剤は全く逆で、自身が酸化されることによって相手の物質を還元する物質です。 上の反応ではH2Sが還元剤として働いたことになる。つまり、酸化反応と還元反応は表裏一体です。
1308 電解質とは 電解質とは水に溶けた時にイオンを生じ、電気をよく通す性質を持ったNa(ナトリウム),Ca(カルシウム),K(カリウム),Cl(クロール)などを指す。 Naは体内の水分調節 Kは筋肉や神経に関係有る働き Caは骨や歯の形成、神経刺激の伝達、血液の凝固などにかかわってきます。 Clは水分の調整や浸透圧を保つ重要な因子です。
1309 多糖類とは 多糖類とは糖が多く集まったもの。糖が一つでは単糖類(ブドウ糖、砂糖など)、糖が多くくっついているものが多糖類です。多糖類としてはデンプン、セルロース、食物繊維類、オリゴ糖がある。多糖類は単糖類と性質が異なり糖尿病への悪影響はないと言われる。
1310 カセイソーダ(水酸化ナトリウム、NaOH)は劇物だが,未成年に販売しても良いか 販売できない。毒物及び劇物取締法により,毒物・劇物を消費者に販売する時には,譲渡手続きが必要(名称・数量,販売または授与の年月日,譲受人の氏名・職業・住所を記載し,押印した書面を譲受人から提出してもらう)。また現に物を渡す場合の交付制限があり,(1)18歳未満,(2)心身の障害により毒物または劇物による保健衛生上の危害防止の措置が適正に行なうことができないと厚生労働省令で定めるもの,(3)麻薬,大麻,あへんまたは覚せい剤の中毒者には交付できない。
1311 小児,乳幼児などの年齢区分は? おおよその目安として,小児:15歳未満,幼児:7歳未満,乳児:1歳未満,新生児:出生後4週未満,未熟児:WHOで定められる低体重児(体重2,500g未満)をさす。
1312 生活習慣病とは これまで「成人病」と呼ばれていた、食生活・運動・休養・喫煙・飲酒などの生活習慣が、発症や進行に関連する慢性の病気のこと。遺伝などでなりやすい人もいますが,生活習慣を見直すことによって予防が可能です。 生活習慣と関連する代表的な病気として、以下のものがあげれられます。
1)食習慣
糖尿病(成人型)、肥満、高脂血症、高尿酸血症、循環器病、大腸がん、歯周病
2)運動習慣
糖尿病(成人型)、肥満、高脂血症、高血圧
3)喫煙
肺扁平上皮がん、慢性気管支炎、肺気腫、循環器病、歯周病
4)飲酒
アルコール性肝疾患
男性のがんの 1/3、女性のがんの 1/2が、食べ物が原因と推定されており、毎日の食事に注意すれば、かなりのがんが防げると考えられています。 喫煙、過労や睡眠不足、ストレス、運動不足などがあると、がんへの抵抗力が弱くなる。がんの早期発見には定期的に健康診断を受けることが大切。
1313 処方箋とは何ですか? 医師が診察し、病気の治療上必要とする薬剤(内服薬、頓服薬、外用薬を含む)を所定の用紙(処方箋)に記入・捺印したもの。薬剤名、服用方法(回数、食前・食後などの)、投薬日数などと共に、患者氏名、生年月日、保険証番号、医師が捺印などが記入されている。   処方箋は発行当日を含めて4日間有効で、それ以降は無効になる。
1314 どの薬局でも調剤してもらえるのですか?  調剤薬局であれば、どの薬局でも調剤可能。調剤できる薬局は保険薬局もしくは基準薬局の看板を掲げていて、保険を利用できます。一般市販薬しか置いていない薬局やドラッグストアでは調剤できない。
1315 処方箋がなくても同じ薬(一般名が同じで商品名が異なる)であれば薬局から貰えますか? 薬剤師は処方箋なしでは調剤することは出来ない規則になっています。このため、同じ薬でも医師の処方箋が必要です。 
1316 下剤を連用してもよいか 下剤は長期間連用すると,習慣性が生じたり,腸管粘膜に炎症を起こしたり,下痢が持続したり,小腸の消化吸収を妨げたり,高マグネシウム血症の生じたりといった副作用を生じることがある。また,婦人の場合,月経時の経血量を増す可能性もある。くすりだけに頼らず,食事や生活習慣にも気を使って,排便を習慣づける努力が必要。
1317 食間とは、いつくすりを飲めば良いか?   「食間」とは、食事をとってから約2時間が経過した時期を指します。決して食事中に服用するという意味ではなく、食事と食事の間のことです。  この服用時間は薬の性質に基づき決められますので、定められた時間に飲まないと効果が弱められたり、不都合を生じたりします。
「食前」とは、食事の約30分前
「食後」とは、食事の約30分後
「食間」とは、食事の約2時間後
1318 特定保健食品とは、どのような食品ですか?   「特定保健用食品」として認められるためには、医学的に、また栄養学的にその効能・用途が証明されており、次の条件を満たす必要があります。
A.健康の維持増進に寄与しうる可能性のあるもの
B.保健用途の根拠が明らかにされているもの
C.摂取量が設定できるもの
D.食経験から安全性が認められているもの
E.性質が明らかで、成分量を測定する方法があるもの
F.それが含まれる食品の組成を大きく変えないもの
G.日常的に食べられる食品であること
H.くすりの形態ではなく明らかに食品の形態であること
現在、腸内のビフィズス菌を増やしておなかの調子を整えるオリゴ糖類、コレステロールが体の中に吸収されにくくするキトサン、カルシウムの吸収を助けるカゼインホスホペプチド、食物繊維などを含む78商品(平成8年11月現在)が「特定保健用食品」の表示を許可されている。
1319 薬で尿の色が変わることがありますか?   次の薬剤で尿の変色が確認されている。
抗トリコモナス剤 メトロニダゾール 暗赤色
血圧降下剤 メチルドパ 黒色(尿を放置すると)
鎮咳去痰薬 ヒベンズ酸チペピジン 赤色
下剤 センナ 黄褐色〜赤色 (尿がアルカリの時)
下剤 フェノバリン 赤色(尿がアルカリの時)
潰瘍性大腸炎治療剤 サラゾスルファピリジン 黄色(尿がアルカリの時)
鎮痙剤 臭化チメピジウム 赤色
糖尿病性末梢神経障害用剤 エパルレスタット 黄褐色〜赤色
消炎鎮痛剤 塩酸チノリジン 黄褐色の蛍光
抗パーキンソン剤 レボドパ 黒色
骨格筋弛緩薬 クロルゾキサゾン 橙色
ビタミンB2剤 リボフラビン 黄色
抗アンドロゲン剤 フルタミド 琥珀色又は黄緑色
1320 赤ちゃんが薬を飲まないのですが、巧く飲ませる方法はありますか?   赤ちゃんが薬を飲まないときには、少量のアイスクリームに混ぜ込んで与えると以外に簡単に飲んでくれます。冷たい舌ざわりが薬の嫌な味を消してくれる。 この他、できるだけ少量の砂糖水やジュースに溶かして与えてもいいと思います。 しかし、ミルクに混ぜることは止めましょう。ミルクでいやな経験をしますと、ミルク嫌いになってしまうことがある。 また、アイスクリーム、砂糖水、ジュースに混ぜるとき、あまり多くの量で溶かしますと、飲み残しが出て治療に必要な量を飲ますことができなくなります。しかし、このようにだましながら飲ませるのは、聞分けができないときまでで、聞分けができるようになれば、だまして飲ますようなことはなるべく避ける。できる限り、病気を治すために薬を飲まなければならないことを納得させることが大切。
1321 予防接種の種類及び病気の特徴とは 1)ポリオ 小児マヒともよばれ、四肢マヒをおこす
2)三種混合 百日咳  百日咳菌の飛沫感染でおこり、顔を真っ赤にして咳き込む ジフテリア  呼吸が苦しくなり、心臓や神経がおかされる 破傷風  ケガをしたとき傷口から破傷風菌が入る、神経マヒけいれん、呼吸が苦しくなったりする
3)麻疹(はしか) 飛沫感染でおこり、39〜40度の高熱と発疹が特徴、0才は脳炎に注意
4)風疹 発疹、リンパ節の腫れ、発熱がある 妊娠初期にかかると心疾患、難聴児の出生率が高い
5)流行性耳下腺炎 (おたふく) 発熱と耳下腺の腫れ
6)水痘(水ぼうそう) 水をもった発疹、発熱など
7)インフルエンザ 伝染力が非常に強い症状の重いかぜ、小児の脳炎に注意
8)BCG 肺結核 咳、発熱など
1322 ブルーベリー、ビルベリーはなぜ目によいか ブルーベリーやビルベリーに含まれる天然色素アントシアニンが、眼精疲労を軽減したり、夜盲症患者 の視力を改善する効果を持つことが明らかにされていきた。 こうした研究結果を受けて、イタリアやフランス、スペイン、ニュ ージーランドなどでは、アントシアニンが医療用医薬品として 許可されている。
アントシアニンは、網膜上に存在するロドプシンという色素体 の再合成に関与しています。水晶体を通じて網膜上に投影さ れた映像を、電気信号に変換して脳に伝える働きを担うロドプ シンは、光の刺激によって分解され、暗部で再合成されるとい うサイクルを繰り返しています。 ところが、目が疲れ てくると、ロドプシンの再合成、分解がうまく働かず必要量を 維持できなくなる。アントシアニンはこの ロドプシンの再合成を促進することにより、目の症状を改善する。 1日当たり120mg 以上のアントシア ニンを摂取すれば眼精疲労などに効果があるとされているの で、30〜40gを食べると十分といえる。
1323 薬局で買った目薬は緑内障の人には使ってはだめですか 購入した目薬の説明書に「緑内障の方は使用前に医師又は薬剤師に相談するように」と記載されていれば抗ヒスタミン剤や血管収縮剤などが入っていて眼圧を上げるおそれがあります。眼圧が上がると緑内障の症状が悪化する場合がありる。
1324 外皮用殺菌消毒薬塩化ベンザルコニウムと石けんを一緒に使ってもよいか 塩化ベンザルコニウムは石鹸と同時に使用しないこと。 石鹸分が手指や皮膚の表面に残っていると、殺菌消毒効果がなくなったり、弱くなったりします。 石鹸で手を洗った後には、手、指の石鹸分をよく洗い流してから、この殺菌消毒薬を使うことい。 塩化ベンザルコニウムは陽イオン(+イオン)であり、石鹸は陰イオン(−イオン)のため、併用するとプラス・マイナスが打ち消し合い塩化ベンザルコニウムの殺菌消毒効果がなくなったり、弱くなったりする。
1325 添付文書に「高齢者は服用前に医師又は薬剤師に相談すること」と記載されているのはなぜか 高齢者では、肝臓、腎臓等の機能が低下している場合があり、薬の作用が強く出ることがありますので、「医師又は薬剤師にご相談ください」と記載してある。
1326 鼻炎用内服薬の使用上の注意に「糖尿病の人は、服用前に医師又は薬剤師にご相談下さい」との記載があるが、なぜか 鼻炎用内服薬に配合されている血管収縮剤「塩酸フェニレフリン」等には、肝臓のグリコーゲンを分解し、血糖値を上昇させる作用があります。 そのため、糖尿病の人には、注意が必要なので、服用前に医師又は薬剤師に相談するように記載してある。
1327 便秘薬を就寝前に服用したが、効果がみられないのですが? 便秘薬が大腸に運ばれ効果を発揮するのに6〜8時間かかる。しかし食物、体調などにより排便時間がずれて遅れることもある。 また、服用量が少ない可能性も考えられますので、用法・用量の範囲で増やして様子をみる。 それでも効果がない場合は、医師又は薬剤師に相談。
1328 便秘薬を服用したら、便の色が黒色がかった緑色になったが、この薬のせいか 便秘薬の成分によっては便の色が変わることがる。黒色がかった緑色というのは「参考」に掲げる薬剤を服用(併用)していれば、その影響、食事などの影響の他に、胃・腸管からの出血の可能性も考えられます。
 便の色が変わる薬剤一覧(便秘薬以外も含む)
1)黄色
大黄末、センナ、サントニン
2)黒色
ビスマス剤(次硝酸ビスマス、次没食子酸ビスマス)、鉄剤、プロトポルフィリン二ナトリウム、薬用炭、アスピリン、ヘパリン
3)緑色
インドメタシン、銅クロロフィリンナトリウム配合剤
4)赤色
セフジニル、テトラサイクリン、フェノールフタレイン系緩下剤、ペンタゾシン、センナ
5)橙赤色
リファンピシン
6)灰白色
硫酸バリウム、乾燥水酸化アルミニウム・ゲル、合成ケイ酸アルミニウム(ノルモザン他)、バルプロ酸ナトリウム徐放剤
1329 胃腸薬に含まれる制酸剤が、便秘または下痢を起こすと聞きましたが、本当ですか 胃腸薬に含まれている制酸剤は、その成分が胃酸と反応して、一部が塩化カルシウム、塩化マグネシウム、塩化アルミニウム等になります。
塩化カルシウムは腸の運動をおさえて便秘傾向となることがあり、塩化マグネシウムは腸内で水分を保持するため、下痢傾向となります。 また、塩化アルミニウムはタンパク質と結合して被膜を作ることにより腸粘膜を保護する作用を示し、便秘傾向となることがあります。
1330 胃腸薬の使用上の注意に「腎臓に障害のある方は医師又は薬剤師に相談を・・」とあるがなぜか 胃腸薬に含まれている制酸成分には、ナトリウム、カルシウム、マグネシウム等を含む無機化合物が多く用いられています。これらは、一部イオン化して体内に吸収されます。 腎臓の機能が健全であれば、これらの余分なイオンは直ちに排泄されますが、腎臓に障害があると排泄がおくれ、一時的に体液中のナトリウム、カルシウム、マグネシウム等のバランスがくずれます。 このような場合に種々の副作用を起こすおそれがありますので、この注意が記載されております。
1331 かぜ薬をのんだら便秘になってしまいました。便秘をおこさないかぜ薬はないか かぜ薬には便秘をおこすリン酸ジヒドロコデインが入っている。便秘がひどいようでしたら、薬剤師にリン酸ジヒドロコデインの入っていないかぜ薬をお尋ねになってください。
1332 70代の男性ですが,かぜ薬を服用後、尿の出が悪くなった。 薬のせいか 配合されている抗ヒスタミン剤等の影響で、前立腺肥大の傾向がある方は一時的に尿の出が悪くなる場合がる。 一泌尿器科受診されることをおすすめします。
1333 かぜ薬の使用上の注意に「緑内障のある方は相談」とあるがなぜか かぜ薬の中に入っている抗ヒスタミン剤は緑内障のある方が使用すると眼圧の亢進をきたし、症状を悪化させることがあるので医師又は薬剤師に相談することとなっている。
1334 禁煙補助剤とは 禁煙を始めると、イライラや落ち着きがなくなるといった症状がでてきます。最近、スイッチOTC薬として市販されたものに禁煙補助剤ニコレットがある。禁煙補助剤は、喫煙以外でニコチンを体内に投与することで、症状を抑えたり軽くすることを目的とした薬です。  ニコチン貼付剤、ニコチンガムの2種類があり、ニコチン貼付剤には医師の指導と処方せんが必要ですが、ニコチンガムは2001年より大衆薬として市販されている。
1335 1日1回服用の薬は、いつ飲めばいいの? 一般的に、1日1回飲むお薬は体に吸収されて効き目が約1日続く。朝あるいは寝る前にと毎回決まった時間に飲むことが大切です。自分が忘れにくい時間を選ぶ。もし、寝る前に飲んで次の日は朝に飲むと、血中濃度が高くなりすぎ、副作用や中毒症状が出る懸念がある。逆に、朝飲んで次の日は夜に飲むと、間隔があきすぎて薬の効力がなくなる。
1336 市販の子ども用でない目薬を子どもに点眼してもよいか 市販の目薬の用法・用量や効能・効果には、内服剤のように子供用の設定がない。従って、点眼してはいけないということはありませんが、目薬には清涼感が強く子供には適さないものがある。子供が「しみる」とか「痛い」とかがはっきり言える年頃になるまでは、できるだけ子供用目薬を使うのがよい。
1337 赤ちゃんや幼児に薬を与えるにはどうしたらよいか 薬は、指示された時間に、指示された量を、正確に、残さずに、服用させることが大切。薬は、水または湯冷ましで飲ませるようにする。
赤ちゃんや幼児は、薬を飲むのを嫌がることがありますが、そのときには次のような工夫をしてみましょう。
1)まず、お母さんは手をきれいに洗い、薬をほんの少量の水や湯冷ましで練り、それを指先でお子様の口の中の上あごやほっぺたの内側に塗ったあと、湯冷ましを飲ませます。
2)スプーンに薬をのせて、少量の水や湯冷ましに溶かして喉の奥に流し込みます。そのとき、できるだけ少量の水で溶かします。水の量が多いと、舌で苦味を感じて飲み残す場合があります。その後、好きな飲み物を口直しに与えます。 幼児には、砂糖や蜂蜜を少し加えて飲みやすくしてもかまいません。ただし、ジュースなど酸性のものに溶かしたりすると、薬によっては効果が落ちたりする場合もあります。
3)ミルクのようなものに混ぜると「ミルク嫌い」になり、ミルクを飲まなくなることがありますので、注意が必要。
4)飲ませる時間での工夫として、服用時間に近い機嫌のよい時に飲ませるという方法もあります。時間だからといって、無理に起こしたり、薬を嫌って激しく泣く乳幼児に無理に飲ませると、薬が気道に入ってむせたりするので、注意が必要。
1338 薬をもらった時に「グレープフルーツジュースと一緒に飲まないように」と言われた。どれくらいの間隔を開けたらいいの?また、オレンジジュースもだめか 狭心症の治療や降圧剤として使用されるカルシウム拮抗剤の一部の薬剤で、グレープフルーツジュースと一緒に飲むと薬の作用が強く出ることがある。これはグレープフルーツジュースに含まれる苦味成分フラボノイドが、薬の体内での代謝を阻害して血中濃度が上がるためです。
どれくらい時間をあければよいかということについては、グレープフルーツジュースを飲んで3時間後でも24時間後にも影響があったという報告もあり、この影響はかなり長い。従って、薬を服用している間はグレープフルーツジュースを飲まないこと。
オレンジジュースの中には苦味成分フラボノイドは含まれていませんが過剰摂取で排泄に影響する薬があるので、水か湯冷ましで飲むこと。
1339 鼻洗浄は何ですればよいか 洗浄液は微温湯(25〜30℃)にし,通常は生理食塩液を用いる。食塩重曹水(食塩10g,重曹2.5g,水500mL)を使用することもある。鼻洗浄液も市販されている。
1340 催淫剤(さいいんざい)ヨヒンビンを含有する医薬品は市販されているか ガラナポーンTM,ストルピンMTMカプセル,ツンバTM,マヤ金蛇精TMカプセルなどが一般用医薬品薬として市販されている。適応は神経衰弱性陰萎,衰弱性射精,老衰性陰萎。
1341 銀杏(いちょう)にかぶれる原因とは 外種皮に含まれるギンナン酸とビロボールが接触皮膚炎を起こす原因
1342 アトピー性皮膚炎の患者が献血は可能か 日本赤十字センターではアレルギー性疾患を有する人からの献血は断っている。
なお,原則として献血できないとされるのは以下の疾患,体調である。  
(疾患)心臓病,血液疾患,悪性腫瘍,喘息,けいれん性疾患,脳卒中 ,その他,慢性腎炎,ネフローゼ症候群,アレルギー性疾患など。  
(体調)薬剤を使用中の人:薬剤によっては献血できない場合がある。妊娠中,出産・流産後6ヶ月を経過していない人,授乳中,発熱:おおむね37℃以上の場合。発熱は病気の一徴候であと考えられるため。
1343 ミルクに含まれている,鉄の吸収を良くする成分とは ラクトフェリン。蛋白の一種で母乳の初乳に多く含まれる。鉄と結合して赤色を呈することから発見当時はRed Protein と呼ばれていた。現在では,C型肝炎ウイルスへの効果,免疫調節機能などの生体防御機能が注目されている。
1344 プール水のpH調節には何を使うか プール水のpHが低くなりすぎた時には無水炭酸ナトリウム(ソーダ灰),pHが高くなりすぎた時には硫酸水素ナトリウム(重硫酸ナトリウム)を用いて調整する。
1345 副作用で「羞明」と書いてあるが,何と読むのか,どういう副作用か シュウメイと読む。まぶしがり症。眼が光によって強く刺激されるため,光をまぶしく感じ,光を受けることを嫌う状態をいう。眼痛や流涙を伴う。
1346 牛乳に酢を入れると固まるのはなぜか   牛乳の蛋白質カゼインは中性pHではコロイド状なって小さな球状の粒子カゼインミセルを形成する。ミセルの外側には電荷を持ったK -カゼインが存在し,集まろうとすると静電反発が起こり,安定性を保っている。電荷の本質はカゼインのアミノ酸(セリン)に付いたリン酸だが,酢を入れると酸性となって,リン酸は電荷を持たなくなるので,カゼインが凝集してゲル化(凝固)する。
1347 飲酒後,体内に残っているアルコール濃度を簡易にチェックできるものはないか 呼気でアルコール濃度をチェックできる製品が市販されている。
「ひとふきアルコールチェッカー(旭電機化成)」や「飲みすぎチェックブレススキャン(大誠商事)」等がある
1348 W/W%とは 重量パーセントのことで,ある物質の全質量中で,目的の成分が占める質量をパーセントで示したもの。また溶液の濃度を示すのにも用いられ,100gの溶媒中に何gの溶質が含まれているかを示す。
1349 食用油の酸化度を簡単に測定する試薬や試験紙はあるか 食用油の酸化の程度を評価する指標として酸化(AV)と過酸化物価(POV)の2つがある。AVテスターにはAV−CHECK(味の素)等,POVテスターにはPOV試験紙(柴田科学)等がある。
1350 柿を食べ過ぎると便秘になるのはなぜか タンニンによる収斂・止瀉作用により便秘となる。