No
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Q(お客の質問) |
A(答え) |
| 6001 |
舌癒着症とは/舌小帯短縮症とは(ぜつゆちゃくしょう、ぜつしょうたいたんしゅくしょう)
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舌の下面には舌のほぼ先端から口底部にかけて、舌小帯という薄いひだ状の構造がある。正常な状態では舌の運動、とくに発語時、嚥下時に舌小帯が舌の運動を邪魔するようなことはない。しかしまれにこの舌小帯が太く短い場合があり、舌が舌小帯によって口底部方向に固定され、舌全体が動きにくい状態となることがある。
原因:先天的な異常ですが、遺伝様式は明らかではない。2〜3歳になって発音(とくにラ音、サ音)がうまくできないという症状で気づくことが多い。「舌っ足らず」な発語といえます。舌の形が真んなかでひきつれた逆ハート型になっていて、舌を前へ突出させるとさらにハート型がはっきりする。
治療:舌小帯進展手術という小手術によって、短い舌小帯を伸ばすことで完治する。 |
| 6002 |
ワーファリンは納豆が禁忌 |
ワーファリン服用者は納豆を食べたり、クロレラを併用してはならない。理由は次の通りです。
ワーファリンは肝臓の中の凝固因子のひとつであるプロトロンビンの生成に必要なビタミンKの働きを阻害することによって抗凝血作用を現す。したがってビタミンKを含む食品を摂取するとワルファリンの作用を減弱させる。納豆にはビタミンKが多く含まれる。さらに納豆菌が腸内でビタミンKを産生します(一般に腸内細菌はビタミンKを産生しますが、納豆菌は細菌の中でも特にビタミンK
産生能力の高い Bacillus subtilis に属しています)。したがって、納豆を1回摂取しただけも非常にワーファリンの作用を減弱させます。
従って、ワルファリンを服用中の患者さんは納豆を極力摂取しないこと。 |
| 6003 |
全身性アミロイドーシスとは(ぜんしんせいあみろいどーしす) |
いろいろな蛋白質がアミロイド線維(分枝しない線維状で、水にきわめて不溶)として全身組織に沈着し、さまざまな障害を引き起こす疾患です。
沈着するアミロイド成分による分類を示します。
免疫グロブリン性アミロイドーシス(免疫グロブリンL鎖が沈着)
1.原発性全身性アミロイドーシス
2.骨髄腫(こつずいしゅ)に伴うもの
1)反応性(続発性)
2)慢性活動性疾患に伴うもの。SAA(血漿アミロイドA蛋白)が沈着。
3)家族性アミロイドーシス
4)家族性アミロイド性多発神経障害など。トランスサイレチン、Apo A I、ゲルソリンなどが沈着。
透析アミロイドーシス(β(ベータ))2―ミクログロブリンが沈着)
症状:乳白色から黄色の蝋様の丘疹が眼瞼、首、外陰部にできます。また、紫斑(眼瞼をこすってできる)、結節(肩に多い)局面(盛り上がった紅斑)、強皮症様硬化、色素沈着、脱毛など、さまざまな形態で現れる。皮膚以外の症状は、倦怠感、起立性低血圧、しわがれ声、爪の変形、巨舌、肝肥大、浮腫などです。とくに、手根管症候群が他の症状と併せてみられる時は、アミロイドーシスが疑われる。
治療:原発性アミロイドーシスの患者の平均余命は13カ月といわれ、骨髄腫に伴うアミロイドーシスではより短いとされています。心臓、腎臓にアミロイド沈着による障害を来した場合、予後はとくによくない。
心、腎不全に対する対症療法を行う。 |
| 6004 |
全身性強皮症とは(ぜんしんせいきょうひしょうSSc、PSS) |
強皮症のうち、内臓病変を伴う全身性の病型です。皮膚が硬く弾力がなくなり、つまみ上げられなくなる状態を「皮膚硬化」という。全身性強皮症は皮膚の硬化を主症状とし、消化管や肺などの内臓臓器の硬化を伴う膠原病です。従来は病名に進行性という言葉が入っていましたが、必ずしも進行するとは限らず、自然に軽快することもあるため、今は使用しない。クレスト症候群は本症の一病型です。
原因は自己免疫現象が関係するようですが、真の原因は不明です。まれにシリカ、塩化ビニール、有機溶媒、エポキシレジンなどが原因の職業性強皮症があります。
症状:発病に数年先行して、指先が寒冷刺激で蒼白となるレイノー症状が現れることが多い。発症初期は手指の持続性の浮腫が主体ですが、やがて硬化期に入り、皮膚が徐々に硬くつまみ上げられないようになり、皮膚のしわは少なく、光沢をもつ。
治療:軽症の場合はビタミンEなどの末梢循環改善薬、重症例や進行性の場合はステロイド薬、免疫抑制薬などが用いられるが、決定的な治療法はない。温浴やマッサージなどの理学療法も大切です。内臓病変がある場合は病変に応じた治療を行う。
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| 6005 |
喘鳴性気管支炎とは(ぜんめいせいきかんしえん) |
乳幼児の場合、息を吐く時に、「ゼイゼイ」「ゼロゼロ」「ヒューヒュー」といった喘鳴がしても、それがすべて喘息による症状とはかぎらない。それは、乳幼児の気管が未熟であるため、ウイルス感染によって簡単に狭くなってしまうからです。乳幼児の、その時点でまだ原因不明の喘鳴を総称して、「喘鳴性気管支炎」と呼ぶことがある。経過をみていくうちに、何度も喘鳴を繰り返せば、最終的に「気管支喘息」と診断されることもある。また、RSウイルスやマイコプラズマなど、喘鳴が出やすい感染症が、血液による抗体検査や鼻みずによる抗原検査などで確定した場合は、その病名になる。時に、内視鏡やCT検査などによって、喉頭軟化症、気管軟化症、異物、気管支の先天的奇形、胃食道逆流症などが発見されることもある。
治療:奇形があれば、まずその治療を行うべきです。そうでない場合は、感染症の治療や気管支拡張薬などが一般的な治療ですが、乳幼児の気管は未熟であるため、拡張薬の効果があまりない場合もある。喘息で用いるテオフィリン(テオドールなど)という気管支拡張作用のある薬は、構造がコーヒーなどに含まれるカフェインに似ているため、乳幼児が内服した場合、興奮や嘔吐、不機嫌、けいれんなどの副作用が出やすい傾向があり、注意が必要です。
また、咳止めは痰を出しづらくなる、鼻みず止めは痰に粘りけが出て切れにくくなる副作用がそれぞれあり、注意が必要です。
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| 6006 |
前立腺結石とは(ぜんりつせんけっせき) |
前立腺のなかに結石を生じる病気です。原因は前立腺肥大症や尿道狭窄により、前立腺液の排泄管内へ尿が逆流したり停滞したりすることが原因と考えられる。
症状:細菌の感染を起こさなければ、ほとんど無症状です。排尿障害の原因になることもない。
治療:細菌感染を伴うものでは抗生剤による治療が必要ですが、無症状の症例では治療する必要はない。 |
| 6007 |
前立腺肉腫とは(ぜんりつせんにくしゅ) |
前立腺肉腫は前立腺がんが前立腺の腺組織から発生するのに対し、前立腺の支持組織である筋肉などの間質細胞から発生する。そのために、前立腺がんでは上昇するPSA(前立腺特異抗原)は上昇しません。現在のところ特有の腫瘍マーカーは見つかっていません。
症状:病気が進んで尿道を圧迫することから、尿が出にくいが、前立腺が急速に大きくなることから、尿が出なくなって見つかる。直腸を圧迫することから便が出にくいという人もいる。若い人で尿が出にくいという症状がある場合は注意する。とくに横紋筋肉腫は小児によく発する。
治療:手術が可能であれば、膀胱、前立腺、直腸を含めた骨盤内臓器全摘出術を行い、尿路の変更、人工肛門の造設、抗がん薬、放射線療法を併用する。小児以外の患者さんにおける予後は非常に悪いのが特徴です。 |
| 6008 |
造血幹細胞移植とは(ぞうけつかんさいぼういしょく) |
血液中には赤血球、白血球、血小板という3種類の細胞があり、それぞれ酸素の運搬、感染防御、止血という生命維持には欠くことのできないはたらきを担う。これらの細胞はすべて造血幹細胞と呼ばれる細胞からつくられている。この造血幹細胞を採取して移植する治療が造血幹細胞移植です。造血幹細胞は骨髄・末梢血・臍帯血から採取され、おのおの骨髄移植(BMT)、末梢血幹細胞移植(PBSCT)、臍帯血移植(CBT)と呼ばれる。造血幹細胞移植は自分自身の正常と考えられる造血幹細胞を採取して移植する自家移植と、兄弟などの血縁者や非血縁者の造血幹細胞を移植する同種移植に分かれる。
移植の必要性:数が著しく減ったり、質が悪くなった造血幹細胞を正常な造血幹細胞と入れ替える場合、造血幹細胞移植が必要です。重症再生不良性貧血や骨髄異形成症候群などです。また、強力な治療によって起こる不可逆的(元にもどらない)な造血障害を避ける目的で行う場合もある。白血病、リンパ腫や多発性骨髄腫、一部の固形がん(胚細胞がん、神経芽細胞腫など)は化学療法、放射線療法の効果がある。正常な造血幹細胞を投与(移植)すれば、血液をつくる力は失われることなく、安全に強力な治療ができる。
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| 6009 |
続発緑内障とは(ぞくはつりょくないしょう) |
眼のけが(外傷)や、ぶどう膜炎など眼のほかの病気、糖尿病などの全身の病気、副腎皮質ホルモン薬(ステロイド薬)などの薬物によって眼圧が上昇することがあり、これを続発緑内障という。
原因:続発緑内障の原因は基本的に開放隅角型と閉塞隅角型の2つに分類できる。
開放隅角型の続発緑内障:
糖尿病に伴うもの、白内障やぶどう膜炎などそのほかの眼の病気(炎症)に伴うもの、外傷性のものなどがある。糖尿病やほかの網膜症では網膜症の悪化により酸素がゆきわたらなくなるために、房水の排出口である隅角に新生血管という新しい血管が延びてくることで眼圧が上昇する(血管新生緑内障)。白内障やぶどう膜炎は炎症を起こし、眼圧が上がる。外傷性緑内障は眼球を強く打ったあとしばらくしてから、虹彩のつけ根が眼球壁から外れ、線維柱帯の機能が悪くなって眼圧が上がる。高齢者に多くみられる続発緑内障のひとつとして水晶体嚢性緑内障(偽落屑症候群)がある。
閉塞隅角型の続発緑内障:
水晶体の亜脱臼)(水晶体が眼球の内部で外れること)、ぶどう膜炎の炎症により隅角が閉塞した場合、眼球内の悪性腫瘍や網膜剥離などの手術後などがある。どれも、原因となる疾患によって虹彩が押し上げられ、隅角が閉塞することにより眼圧が上昇する。 |
| 6010 |
粟粒結核とは(ぞくりゅうけっかく ) |
結核菌が血管に侵入して血液に乗って運ばれ、少なくとも2臓器以上に活動性の病巣が成立した病態です。肺野の広い範囲にわたって1〜3mm大の粒状の陰影(粟の種に似ているので、粟粒結核という)が無数見える。この粒状の塊は、結核菌とそのまわりの防御細胞とが闘っているものです(結核小結節)。肺にだけ病変があるわけではなく、全身の臓器にばらまかれるので、喀痰、尿、血液、骨髄穿刺液、髄液などから結核菌が検出される。これらの発見率は低いですが、何度も試みることで証明できます。骨髄や肝臓などの生検では、結核性肉芽腫像も認められる。治療:進行して急性呼吸窮迫症候群(ARDS)や気胸を合併することがあるが、治療を適切に行えば、約6カ月後には肺野の粒状影は完全に消える。初感染に続いて進行する早期蔓延型と二次結核症の病巣から散布する晩期蔓延型とが知られるが、それぞれの例での区別が困難の場合もある。粟粒結核の胸部X線像では、間質性肺炎やがん性リンパ管炎、びまん性汎細気管支炎(DPB)との区別が必要であり、万一、粟粒結核を間質性肺炎と誤診してステロイド治療を行えば、悲惨な結果になる。 |
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胎盤遺残とは(たいばんいざん) |
経腟分娩後の異常出血のうち、胎盤や卵膜の残存物によるものは5〜10%とされています。分娩後、胎盤の大半は5〜6分で娩出されるが、胎盤が完全に娩出されずに子宮内に残留する状態が胎盤遺残で、胎盤全体が残るものと、胎盤の一部が残るものとがある。
原因:はがれた胎盤が残るものと、胎盤剥離の異常によるものとがある。
1.剥離胎盤の遺残
a.娩出力欠如による遺残
娩出力が足りないために胎盤の娩出が遅れることがある。
b.胎盤嵌頓
子宮壁から完全にはがれた胎盤が、子宮峡部付近の異常な収縮(内子宮口の閉鎖)によって妨げられ、娩出されない状態です。
2.胎盤剥離の異常
a.付着胎盤(正常胎盤の剥離不全)
胎盤が子宮壁に付着している筋層との結合が密でなく、真の癒着ではないものを付着胎盤ということがあります。胎盤遺残の多くはこの付着胎盤です。
b.癒着胎盤
脱落膜の形成不全あるいは発育不全の子宮壁に授精した卵子が着床して発育すると、絨毛は直接子宮筋層内に侵入し、胎盤の一部あるいは全部をいう。
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| 6012 |
単心室とは(たんしんしつ) |
心房からの血液のすべて、あるいはほとんどすべてがひとつの心室に入る状態です(通常、もうひとつの心室は痕跡的に存在するが、存在しない場合もある)。機能している心室が実質的にはひとつしかないので、そこから出る大動脈や肺動脈にもさまざまな特徴がある。無脾症候群に伴うこともある。
原因:不明です。心臓が発生していくなかで、両心室を隔てる壁(心室中隔)ができていきますが、この壁が極端にどちらかに片寄ってしまうために単心室になるとする説がある。
症状:大血管の特徴により、肺の血流が増えるタイプと減るタイプに分かれます。前者は乳児期早期から体重増加不良や多呼吸などの心不全症状がみられる。後者の場合は早期からのチアノーゼ(皮膚や粘膜が青紫色になること)が特徴的で、心不全症状は通常みられない。まれに肺血流がちょうどよく調節されていると、目立った症状がみられない人もいる。
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| 6013 |
単純性顔面粃糠疹とは(たんじゅんせいがんめんひこうしん) |
俗にハタケとよばれる、小児や10代によくみられる顔面の円形または楕円形の軽度の脱色素性病変で、小学校児童の約2割にみられるありふれたものです。
原因:アトピー性皮膚炎の小児にみられることが多く、乾燥しやすい肌質が発症に関係している可能性が指摘されている。
症状:顔、とくに頬や口のまわりに直径数cmまでの白色またはわずかに桃色の円形から楕円形の病変が、ひとつから数個現れ、表面に粉を吹いたような鱗屑がみられ、周囲が少し盛り上がっていることもあります。かゆみなどの症状はない場合が多いのですが、時に軽いかゆみがみられることもある。
治療:数カ月から数年で自然に消えていくことが多いため、外観が気にならなければ放置しておいてもかまいません。鱗屑をとろうとして洗顔をしすぎるとかえって悪化することがある。ワセリンなどの保湿剤を洗顔後に塗るようにすると次第に目立ちにくくなる。
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| 6014 |
単純近視と変性近視とは(たんじゅんきんしとへんせいきんし) |
単純近視は眼鏡をかければ視力が1・0以上得られ、視野(見えている範囲)にも異常がない近視をいいます。変性近視は病的近視ともいい、眼鏡をかけても視力が1・0未満しか出ないか、視野に異常が出る近視をいう。一般に近視の程度が強くなると、変性近視になる確率が高くなります。日本人ではマイナス8D(ディオプター)以上の強度近視では、変性近視になりやすい。
原因:変性近視で視力が低下する理由は、網膜剥離、緑内障、白内障、黄斑変性などがある。強度近視は眼軸(眼の奥行き方向の長さ)が長くなり、結果として網膜が薄くなります。したがって網膜剥離が起きやすく、また網膜の下に亀裂が入って脆弱な血管(新生血管)を生じ、黄斑出血が起こって重篤な視力低下が起きることもある。また、加齢に伴って黄斑部が萎縮し、視力が低下する場合もある。
症状の現れ方:
変性近視:中年以降に発症することが多く、眼鏡で矯正しても視力が出ない場合は注意する必要がある。とくに黄斑変性の初期には、物がゆがんで見える症状が出るので、片目ずつ見て、見え方に変化がないか確かめる必要がある。
治療:眼軸長の延長を止める治療法は、現在のところない。白内障や網膜剥離による視力低下は手術により回復させることが可能です。強度近視に伴う緑内障は眼圧が高い場合は点眼薬で治療するが、眼圧が正常である場合は、循環改善薬の内服薬などが処方される。新生血管が生じて黄斑出血が起こった場合は、止血のための内服薬が処方される。また、黄斑移動術という手術が行われる場合もある。 |
| 6015 |
単純性甲状腺腫とは(たんじゅんせいこうじょうせんしゅ) |
甲状腺機能が正常で炎症や腫瘍などによらない、びまん性の甲状腺腫で、現在までに原因の明らかでないものを単純性甲状腺腫と呼ぶ。何らかの原因によって生体に必要な甲状腺ホルモンの不足状態が生じ、甲状腺が代償性に(補うために)肥大した状態と考えられる。思春期の甲状腺ホルモン需要の増大、地域的なヨード欠乏、ヨード過剰摂取、甲状腺ホルモン合成酵素の軽度の障害、甲状腺腫大を来す薬物の内服などが考えられる。
治療:原則として治療する必要はない。ヨードの過剰摂取や甲状腺の腫大を来す薬物の内服がある場合は、それを是正します。甲状腺腫の大きいものは、その縮小を目的に甲状腺ホルモン薬のレボチロキシンナトリウム(チラーヂンS錠、散)の内服を試みることもある。 |
| 6016 |
単純性紫斑とは(たんじゅんせいしはん) |
20代の女性に好発する、四肢とくに下肢の皮膚の表面にできる、しこりのない点状の出血斑です。合併症はない。春、秋に多く発症する傾向がある。
原因:不明ですが、毛細血管の弱さが関係するものと考えられる。過労や生理の時に悪化しやすい。
症状:とくに下腿に粟粒から米粒大の点状の出血斑が多数散在し、時に色素の沈着を残します。全身症状はない。
治療:なるべく安静(激しいスポーツなどはひかえる)にする。時に血管強化薬としてビタミンC剤を内服することがある。数週間で自然に消えてなくなり、予後はよいが、再発しやすい。
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| 6017 |
単純ヘルペス脳炎とは(たんじゅんへるぺすのうえん) |
重い急性脳炎として知られ、単にヘルペス脳炎とも呼ばれる。病理学的には側頭葉・大脳辺縁系がよくできる部位で、壊死傾向が強く、神経細胞にはウイルスによる封入体(細胞質核内の小体)が認められます。日本では年間100万人に1人、300〜400例の発生とされています。口唇ヘルペスなどの皮膚単純ヘルペス感染の合併は5%前後です。
原因:主として単純ヘルペスウイルス1型(口唇ヘルペス)による。2型(性器ヘルペス)では脊髄炎、髄膜炎が一般的です。平和共存的なヘルペスウイルスが重いヘルペス脳炎を起こす原因はよくわかっていません。ヘルペスウイルスの侵入経路に関しては、ウイルスの上気道感染に続いて嗅神経を経由して、もしくは血液に運ばれて(血行性)、よくできる部位である大脳辺縁系を侵すと推定される。一方、ヘルペスウイルスが三叉神経節などで潜伏しているという報告もあり、成人・高齢者の単純ヘルペス脳炎の発症については、中枢神経系での潜伏・再燃という機序も有力とされる。
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| 6018 |
単純疱疹とは/ヘルペスとは(たんじゅんほうしん、へるぺす) |
口唇あるいは陰部などに、限局性に多発する小水疱がみられるウイルス性皮膚疾患です。
原因は単純ヘルペスウイルス(HSV)の皮膚粘膜への感染によって発症する。単純ヘルペスウイルスには1型(HSV―1)と2型(HSV―2)の2種があり、HSV―1は主に上半身の、HSV―2は主に下半身の病変の原因になる。接触感染により伝染する。
症状:単純疱疹(ヘルペス)では、初感染(免疫のない人に初めて感染した場合)と再発(潜伏感染していたウイルスが再び増殖して病気を起こす場合)とにより症状が異なり、また、1型と2型によっても違いがあるため、非常に多様な症状を示す。HSV―1では、幼小児期の初感染の約9割は無症状で、一部に発熱と口腔内の小さなびらん、潰瘍が多発する歯肉口内炎が生じます。その後、人によって頻度はさまざまながら、小水疱が口唇のまわりの限られた範囲に出現する再発病変の口唇ヘルペスを生じることがある。HSV―2では、その初感染のほとんどが性感染症として陰部に小水疱、びらん、潰瘍を比較的広範囲に起こす性器ヘルペス(陰部ヘルペス)として発症する。HSV―2による性器ヘルペスは初感染ののち、限られた範囲の陰部に繰り返し小水疱をつくる再発病変がしばしばみられる。そのほか、顔面、手指など全身どこにでも単純疱疹(ヘルペス)の病変がみられることがある。
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| 6019 |
蛋白漏出性胃腸症とは(たんぱくろうしゅつせいいちょうしょう) |
血漿蛋白、とくにアルブミンが消化管内に異常にもれ出ることによって起こる低蛋白血症を主徴とする症候群です。この病気は以前、本態性低蛋白血症と呼ばれたが、メネトリエ病の症例に放射性ヨードで標識したアルブミンを静注後、採取した胃液中に血漿アルブミンが異常漏出していたことが報告され、本症の概念は確立しました。
代表的な病気として、胃のメネトリエ病と腸リンパ管拡張症があげられるが、この2つの病気を原発性、他の器質的病気に合併するものを続発性と分けることもある。
原因:蛋白漏出の機序として、下記の3つがあげられますが、これらが単独あるいは複合して蛋白漏出を起こすと考えられる。
1.リンパ系の異常
腸壁から静脈に至るリンパ管の形成不全や閉塞による腸リンパ管拡張症、収縮性心外膜炎、悪性リンパ腫、腸結核、クローン病、非特異性多発性小腸潰瘍症などで腸リンパ系の異常がみられ、それによって蛋白漏出が起こる。
2.毛細血管透過性の亢進
アレルギー性胃腸症、アミロイドーシスなどでは消化管の血管透過性が亢進し、蛋白漏出を生じます。
消化管粘膜上皮の異常 潰瘍性大腸炎やクローン病、メネトリエ病、消化管の潰瘍性病変や悪性腫瘍などでは、この機序による蛋白漏出が起こる。
3.消化管粘膜上皮の異常
潰瘍性大腸炎やクローン病、メネトリエ病、消化管の潰瘍性病変や悪性腫瘍などでは、この機序による蛋白漏出が起こる。
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| 6020 |
チェディアック・東症候群とは(ちぇでぃあっく・ひがししょうこうぐん) |
白血球やさまざまな体細胞に巨大顆粒が認められる、常染色体劣性遺伝による先天性免疫不全症です。食細胞(主に好中球)が減るとともに、食胞内での殺菌能が低下して易(い)感染性(感染しやすい)を示し、極めて予後が悪い病気です。
原因:細胞内での殺菌・消化のメカニズムの一部であるリソソーム形成と小胞間輸送という部位の障害が原因と考えられる。
症状:乳児期から重い感染症を繰り返す。好中球の障害による細菌や真菌感染だけでなく、NK細胞や細胞障害性T細胞などのリンパ球活性の低下があり、ウイルス感染も重症化する。巨大顆粒はメラニン細胞や神経細胞にも認められ、それぞれ部分的白皮症や知能障害、けいれんなどの神経症状を示す。増悪期には悪性リンパ腫や血球貪食症候群に似た病態を示し、致死的な経過をとる場合がある。
治療:造血幹細胞移植をできるだけ早期に行うことが、現時点では唯一の治癒を望める治療法です。
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| 6021 |
くちなし染色法(くちなしせんしょくほう) |
たとえば栗の色を黄色にきれいに発色させるための方法は
1)くちなしの実1コをガーゼに包んで、たたいておく。
2)ガーゼに包んだくちなしの実を水600mlの中に入れ、弱火でゆっくり加熱する。
3)くちなしの実から黄色い色が出てきて、ゆで汁が染まる。沸騰して2分位したら火を止める。
4)黄色のゆで汁の中にくりを入れ、再度火にかけ、ゆでる。 |
| 6022 |
腟炎とは(ちつえん) |
腟に起こる感染症の総称です。原因微生物としては腟トリコモナス原虫、カビ、大腸菌などが比較的多いが、最近、腟に常在していて腟を清浄に保つために必要な乳酸桿菌が、複数の菌に追いやられた結果発症する、細菌性腟症という病気が多い。また、生理用タンポンの取り忘れなどが原因になっていることもある。老人性の変化によって卵巣ホルモンの低下のため、腟の清浄作用が低下し、いろいろな菌の増殖を許してしまって腟炎(老人性腟炎)を発症する場合もある。
症状:
帯下(たいげ)(おりもの)の増加で、黄色っぽく、時に悪臭を伴う。このような帯下は、外陰(性器の外側の部分)の粘膜を刺激して外陰炎を発症し、かゆみや痛みをもたらす。腟の粘膜も発赤し、ひどくなると出血する。
治療の方法:
原因を探し、これを取り除く。たとえば、腟トリコモナス症では、顕微鏡で小さい原虫であるトリコモナスが発見されたら、腟トリコモナス症に有効な薬剤を腟内に投与したり、経口薬を服用します。パートナー間で感染するので、治療は2人で行ったほうが再発する頻度が少ない。カビによる腟炎は抗カビ薬の腟内投与を行い、外陰部には抗カビ薬の入った軟膏を塗ります。老人性腟炎の場合は、腟内の菌を殺す一方、腟の粘膜を強化するため、ホルモン薬を投与する。 |
| 6023 |
腟欠損とは/ロキタンスキー・キュストナー・ハウザー症候群とは(ちつけっそん、ろきたんすきー・キュストナー・はうざーしょうこうぐん) |
先天的に腟の一部または全部が欠損するもので、上部腟欠損、下部腟欠損、全腟欠損に分類される。全腟欠損で機能性子宮をもたない場合をロキタンスキー・キュストナー・ハウザー症候群と呼び、腟欠損のなかで最も頻度が高い。
症状の現れ方:
腟欠損で機能性子宮をもつ場合は思春期以後、月経に伴って子宮や卵管への月経血の貯留を来すため、月経血をみないまま周期的な腹痛を来す月経モリミナという症状が現れます。また、機能性子宮の有無にかかわらず、性交渉の障害を来す。
治療の方法:
治療は手術療法しかなく、従来各種の術式が行われてきました。主な術式はフランク法(腟前庭をヘガールなどで圧伸して腟腔を形成したのち、その腟腔を拡張する方法)、マッキンドー法(観血的に腟腔を形成したのち、皮膚移植により腟壁を形成する方法)、ダビドフ法(観血的に腟腔を形成したのち、骨盤腹膜を利用して腟壁を形成する方法)、ルーゲ法(観血的に腟腔を形成したのち、開腹してS状結腸を切り離し、腟管として利用する方法)がある。また、近年、腹腔鏡下手術の進歩により、より低侵襲に骨盤腹膜やS状結腸を利用した造腟術も可能です。いずれの術式を選択しても、造腟術後に腟管の状態を維持するためには、定期的な性交渉あるいはプロテーゼ(筒状の拡張器具)による自己管理が必要となるため、性交渉を目的とする場合には、手術を行う時期としては性交渉のパートナーが現れてからが好ましいといえる。 |
| 6024 |
腟中隔とは(ちつちゅうかく) |
腟中隔は腟に縦方向の隔壁が残ったものであり、腟管の全長に及ぶ中隔では腟を2つもつ重複腟となる。原因:
胎児発生において、子宮と腟の上部はミュラー管と呼ばれる左右2対の原器が中央で癒合して形成されますが、その癒合に障害を来すと、ミュラー管の末端部の細胞とそれに接する部分の尿生殖洞の細胞が増殖して形成する腟板の発生と、その空洞化に異常を来し、中央に隔壁が残ると考えられる。したがって、腟中隔では子宮奇形を伴うことも多くなる。
症状・治療:
大部分は無症状で性交渉によっても腟中隔の存在には気づかれず、内診時や分娩時に初めて発見されることが多い。ただし、重複腟で片方の腟が盲端となっていると、月経血がたまって留血腫を形成します。 治療としては、分娩や性交渉の障害となっていれば中隔の切除を行う。 |
| 6025 |
腟閉鎖症とは(ちつへいさしょう) |
腟の発生が一部で損なわれた状態です。軽度の処女膜閉鎖症から、腟欠損症まで、程度はさまざまです。原因は:
腟、子宮、それに卵管は、ミュラー管という組織が分化して、胎児の時に形作られるす。ところが、たまたま分化が行われずに発育不全が起きると、子宮はわずかに痕跡を残す程度にしか発育せず、腟も長さが2〜3cmと短いか、まったくない状態になる。これが、先天的な腟閉鎖です。そのほか、外傷や炎症などが原因になります。
症状の現れ方:
腟欠損症では子宮の発生異常も多く、思春期以降の原発性無月経で外来を訪れる。月経血が腟内にたまるために、下腹部痛やしこりを訴えることがある。
治療の方法:
軽度の処女膜閉鎖症では簡単な切開手術ですみますが、腟欠損症では造腟手術が必要です。子宮に異常を伴う場合には妊娠が不可能な場合もあり、造腟手術により性交を可能にして患者さんの精神的不具感を癒すことが治療の主眼となる。20歳前後を目安に、造腟手術を行う。 |
| 6026 |
腟壁裂傷とは(ちつへきれっしょう) |
腟は外陰の腟の入り口から子宮に至る約7cmの管状器官です。腟の前方には膀胱や尿道があり、後方には直腸(大腸)があります。腟壁は粘膜におおわれ、その粘膜面には横に走るひだがあります。このひだは正中部で集合し、前壁と後壁で中央に縦に走るひだになっています。このひだは出産の経験のない人に多く認められます。腟は性交時の交接器であるだけでなく、分娩時の産道にもなるため、伸縮性に優れる。しかし、更年期や閉経以降にはエストロゲンの消退とともに腟壁の萎縮が起こり、伸縮性が乏しくなるため、性交渉によって腟壁に裂傷を生じることがある。また、暴力的な性交渉によっても裂傷が生じることがある。
症状の現れ方 :
腟壁の裂傷は、性交時の痛みとともに出血により気がつきます。この裂傷は、会陰部から連続して認められるが、多くは腟壁内の縦に走る裂傷として認められます。とくに腟壁両側のひだの薄い粘膜に裂傷が起こりやすく、また、腟の最深部の直腸と子宮の間などに生じます。持続する性器出血を認める場合は、婦人科の診察が必要です。
治療の方法:
裂傷の程度にもよりますが、多くは縫合処置を必要とします。局所麻酔でも可能ですが、裂傷が広範な場合は、全身麻酔で十分に腟を観察することが必要。 |
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遅発性内リンパ水腫とは(ちはつせいないりんぱすいしゅ) |
突発性または発症時期が不明の高度な感音難聴がもとからあり数年〜数十年以上の間隔をおいてメニエール病によく似た回転性めまい発作を起こす病気です。先行する高度難聴の耳が原因でめまいを起こす「同側型」と、高度難聴の耳の反対側の耳に変動する難聴や、時にめまい発作を生じる「対側型」とがある。
原因:
よくわかっていませんが、もともと高度感音難聴がある耳に内リンパ水腫が徐々に起こってくるとする考えがある。難聴を起こす原因疾患としては、流行性耳下腺炎、外傷、上気道感染、ジフテリア、ウイルス感染、内耳炎、先天性・若年性一側聾などが主なものです。
治療:
メニエール病と同様に、薬による治療が行われる。内リンパ水腫を軽減させるためにイソソルビドや副腎皮質ステロイド薬が用いられるが、薬物治療に抵抗する症例では外科的治療が行われることもある。対側型では、聞こえがよいほうの耳の聴力変動や、その悪化が問題になり、日常生活に大きな影響を及ぼすため、予後はよくない。 |
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肘関節靭帯損傷とは/靭帯損傷とは(ちゅうかんせつじんたいそんしょう、じんたいそんしょう) |
肘関節の両側に関節の側方への動揺性を制御している(横方向へ曲がらないようにしている)側副靭帯がある。側副靭帯はスポーツ、転落などで手をついて肘に外力が加わった時に損傷する。関節脱臼に伴うものと単独損傷がある。内側側副靭帯損傷には、繰り返す野球の投球動作によって生じるものがある。
症状の現れ方:
内側側副靭帯損傷のうち、外傷性のものは受傷後すぐに肘が痛くなり、はれが生じ、疼痛のため肘関節の運動が制限されます。野球によるものは、徐々に痛くなって投げられなくなるものと、急に疼痛が生じ(ぶちっと音がする場合もある)、投球が不能になるものがあります。外側側副靭帯損傷は受傷後時間が経過してから(陳旧性)、肘の引っかかり感や外れかかりそうになる感じなどが問題となる。
治療:
内側側副靭帯損傷のうち、外傷性のものでは2〜3週間の外固定を行い、その後、徐々に動かす練習を始めます。野球による内側側副靭帯損傷で、急激に疼痛が生じて発症した場合は、外傷性と同様に外固定を行います。投球時の疼痛が原因で投球ができない場合には、手術(靭帯再建術)を行う。小児の上腕骨外側上顆剥離骨折を伴う外側側副靭帯損傷には骨片整復固定術が必要です。陳旧性の外側側副靭帯損傷には靭帯再建術を行う。 |
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肘関節脱臼とは(ちゅうかんせつだっきゅう) |
肘関節は上腕骨と2本の前腕骨(橈骨・尺骨)とで形成される関節で、上腕骨内側の滑車という部分と、尺骨の肘頭とカギ型の部分とが強くからみ合って、曲げ伸ばしの運動が行われる。この部分がはずれることを肘関節脱臼と呼び、ほとんどの場合、尺骨が上腕骨に対して後ろ側に脱臼して(後方脱臼)、肘関節の屈伸ができなくなる。外側の橈骨頭だけがはずれる場合は、単に橈骨頭脱臼と呼ばれる。
原因:転倒した時に手をついて起こることがほとんどです。肘関節が脱臼するのは、主に思春期から成人で、乳幼児や高齢者では同じような外力がはたらくと骨折が生じ、骨折を伴わない脱臼になることはまれです。治療:徒手整復を試みます。肘関節を軽く屈曲して、前腕を後方に押し下げながら牽引すると、通常は簡単に整復されます。整復されない時は、受傷現場での無理な整復操作を繰り返して行うべきではない。整復困難な場合は、関節内に骨片がはさまっていることもあるので、X線検査での確認が必要です。また、整復後、肘関節の安定性をチェックし、安定している場合は1週間程度のギプス固定後に自動運動が許可される。
整復されても、すぐに再脱臼を起こすような場合は、肘関節の広範囲な靭帯損傷が疑われる。このような場合、少し長めに2〜3週間程度のギプス固定を行うことで回復することもあるが、手術で靭帯の縫合が必要なこともある。
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中心性網膜症とは/中心性漿液性脈絡網膜症とは(ちゅうしんせいもうまくしょう、ちゅうしんせいしょうえきせいみゃくらくもうまくしょう) |
網膜の後ろにある脈絡膜(ほとんど血管からできている組織)から血漿がもれ出して網膜の下にたまり、網膜がドーム状に剥離する病気です。眼底の中心に水ぶくれができた状態です。
症状の現れ方:
視野の真ん中が何となく見えにくい、黄色く見える、物が小さく見える、ゆがんで見えるなどが現れます。治ったあとも、何となく見えにくいという症状がしばらく続くことが多いようです。治癒と再発を繰り返したり、何年かして再発することもめずらしくない。 血管新生黄斑症とまぎらわしいことも多く、区別が重要です。
治療:
元々そんなに性質が悪いわけではなく、たいていは2〜3カ月で自然に治る傾向があります。そのため、しばらくの間は経過観察をするのが基本です。循環改善薬、ビタミン剤などの内服で経過をみることもある。 なかなか治らなかったり、早く治したいという場合にはレーザー光凝固術を行う。しかし、水もれの部位が中心に近すぎるとレーザー光凝固はできません。 |
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中枢神経原発悪性リンパ腫とは(ちゅうすうしんけいげんぱつあくせいりんぱしゅ) |
頭のなかだけにできた悪性リンパ腫です。まれな腫瘍と思われていましたが、最近その発生が増えている。症状:
転移性脳腫瘍とほとんど同じで、けいれん、麻痺、感覚障害、人格変化、精神症状、ふらつきなどが出ます。また腫瘍が大きくなると、頭痛、吐き気、嘔吐などの頭蓋内圧が高くなった時の症状が現れる。
治療:
手術で徹底的に切除する方法よりも、薬物の点滴による化学療法と放射線治療の組み合わせのほうが、確実な治療効果を得ています。治療は生検術で悪性リンパ腫と診断したあと、ただちに放射線療法と、ロイコボリン救援メソトレキセート大量療法と呼ばれる化学療法を行う。最近行われるようになった脳腫瘍に対する化学療法のうち、悪性リンパ腫に対する化学療法は患者さんの予後を著しく改善している治療です。
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中毒性視神経症とは(ちゅうどくせいししんけいしょう) |
さまざまな薬物による視神経障害に基づいた中心視力低下を起こす病気です。多くは薬物の中止で回復するので、元にもどらないような変化が起こる前に原因の究明と薬物を中止することが大切です。視神経に障害を与えることが知られている薬物は抗結核薬であるエタンブトール、シンナーなどの有機溶剤、有機リン(農薬)、抗生剤のクロラムフェニコール、抗不整脈薬のアミオダロン、抗腫瘍薬のビンクリスチン、抗エストロゲン薬のタモキシフェンなどがある。また、メチルアルコールの誤飲も原因になる。
症状の現れ方:
ほとんどの場合で、両眼性に中心部が見えにくくなる中心暗点で発症する。エタンブトール中毒では、色覚異常や中心暗点以外の視野障害(両眼の外側が見えにくくなる両耳側半盲が現れることもある。エタンブトール中毒では発症率は用量依存性があり、1日量25mg/kg以上服用している場合に多いとされる。また、服用から2カ月以内で発症することはまれで、多くは平均約7カ月程度で発症する。
治療:
早期に原因薬物を中止する。また、ビタミン製剤(メチコバール、ビタメジンなど)を併用する。ただし不可逆的な変化が進行してしまった場合は予後が不良になる。 |
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肘内症とは(ちゅうないしょう) |
日常の場面で幼小児が突然肘を痛がって曲げなくなり、時に上肢全体を麻痺があるかのようにまったく動かさなくなります。反復して起こしやすいので注意が必要ですが、いずれ成長とともに生じなくなります。
症状の現れ方:
親などが子どもの手を不意に引っ張った時に生じる。橈骨頭のごくわずかの亜脱臼が一時的に起こった状態と考えられる。 幼児・小児期にみられ、とくに2〜6歳に多い病気です。性差・左右差はない。
症状:
患肢をだらんと垂らしたまま曲げようとしない、患肢に触れようとすると嫌がり泣き出すといった症状がある。関節腫脹、熱感、発赤などの他覚所見はみられない。治療:
肘を直角に曲げて手のひらを上に向けた状態から、橈骨頭を押し込むようにしながら、ゆっくりと前腕を内側にひねるように回すことで弾発音(コキッという小さな音)とともに整復されます。整復後の固定は不要です。整復が成功すると、患児は肘を曲げて上肢を使うようになる。
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アミロイド・ポリニューロパシーとは(あみろいど・ぽりにゅーろぱしー、FAP) |
厚生労働省の指定難病. 。「アミロイドーシス」の 一1つ。手足のしびれといった感覚障害や筋力低下などが起き、進行すると心臓や腎臓の機能も低下
する。肝臓が異常なタン パク質アミロイドの前駆体をつくり、これが神経や臓器に沈着するのが原因。国内では長野県と熊本県に患者が多い。根治.には肝臓移しかないと
される。 |
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犬のタマネギ中毒(いぬ、イヌ、たまねぎ、中毒) |
日本で最初に報告されたのは、1975年(昭和50年)北海道大学の家畜病院に運び込まれた秋田犬が赤色尿をだしていた。タマネギがどうも怪しいということで、再現実験をしたら同様の症状が出た。この事件をきっかけに、犬のタマネギによる中毒が存在するということが明らかになった。症状としては、このタマネギを食べた犬は元気がなくなり心臓の鼓動が激しくなって、翌日には赤い尿をだす。これは溶血性の貧血が起こっているためであり、赤血球数が減少する。 原因はタマネギに含まれる有機チオ硫酸化合物であるというのがわかっている。 |
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紫外線の種類とは(しがいせん、しゅるい) |
紫外線は波長の長い順に、UV−A、UV−B、UV−Cと呼ぶ。ただし、UV−CとUV−Bの一部は地球を覆っているオゾン層に吸収され
、地表には届かない。問題はオゾン層を透過するUV−Bの一部とUV−A。地表にまで到達し、私たちの皮膚や免疫機能に悪影響を与える。最近、オゾン量の減少が確認され、地表に到達する紫外線量の増加が予想され、皮膚ガンや白内障の増加、農作物への悪影響などが懸念される。
UV−A(紫外線A波):
エネルギーが弱く、急激に炎症を起こす作用はないが、皮ふの深部の真皮にまで到達するため、皮膚の弾力を奪い、老化を早める。雲やガラスも透過するので室内や曇りの日でも油断できない。
UV−B(紫外線B波):
DNAに直接吸収されて傷を作り、皮膚がんや免疫力が低下する。波長が短いUV−Bは、一部オゾン層に吸収されるため、地上に届くのは全体の約5〜10%ですが、エネルギーが強く、UV−Bの影響を受けた皮膚は赤くなり、炎症を起こす。しかも日やけ後は、メラニンを増加させるので、シミ・ソバカスができる。また、UV−Bは角化の周期を崩すので、角質層の保湿力は低下し、乾燥等の皮膚トラブルをひき起こす。 |
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アミノ酸とは(あみのさん) |
アミノ酸は人体の構成成分で体童の20%を占める。筋肉、骨、脳、内臓、神経、血液、皮膚、毛髪などのタンパク質を構成する最小単位の成分がアミノ酸です。
自然界には約500種類のアミノ酸があるといわれる。その中 で、人間の体はわずか20種類のアミノ酸が数個から数十万個、複雑
に組み合わさってできている。さらにDNA(染色体。遺伝情報が入っている)や、生体内の化学反応を円滑にする酵素もアミノ酸
でできている。つまり、アミノ酸は生命の根源ともいえる非常に重要な物質 といえる。
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アミノ酸の発見時期(あみのさん、はっけんじき) |
アミノ酸が、発見されたのは19世紀萱後半に発見された。生命にとって必要 な三大栄養素(糖質、脂質、タンパク質)が特定されたのを
きっかけに、タンパク質を分解すると最終的にアミノ酸に分 かれることが解明された。その後、アミノ酸の研究は20世紀に入って進められ、医療の現場などで活用されるようになった。
欧米人に比べて食事から摂るタンパク質の量が少ない日本人はアミノ酸が不足しがちです |
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必須アミノ酸とは(ひっすあみのさん) |
体内で合威できない9穣類のアミノ酸です。人間の体をつくる20種類のアミノ酸の中で、体内で合成できない9種類のアミノ酸を「必須アミノ酸」という。残り11種類の「非必須アミノ酸」は他のアミノ酸や脂肪、糖などを使って体内で合成される。必須アミノ酸は食物によって外部から摂らなければ不足し、体の機能を正常に保てなくなる。また、非必須アミノ酸も、体内で合成できる量は年齢とともに減少し、外部からの摂取が必要となる。 |
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アミノ酸にはどんな効果があるか
(あみのさん、こうか) |
健康維持、i1lo虐カアップ、讐暮カ,などがあリます. アミノ酸は体の材糊二なるだけでなく、体の桧能を高めるさまざまなoきを担っています。
●体の機能を正常に保つ二w 内鮒脳、中枢神経、酵素などの材料を補給し、体の変調や体力の衰え・疲労感などを蝋二角
蟻幻二1ニニニニニニー静三 ●美肌効果 = コラーゲンの原榊新陳代謝を活発にして・肌の割ヒや跳荒れ・シワ・シミなどを防へ破細戸、ア1
●集中カアップ川 脳への情報伝達をスムーズにし、長期記憶を促す。また・集中カを高め・能率をアップさせ乱
●免疫カアップ 免疫機能を高め、丈夫な免疫細胞が体内を巡ることになり、感染症にかかりにくくなる。
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アミノ酸はスポーツのときに摂るとよいか(あみのさん、すぽーつ) |
筋カ、瞬発力、持久力、回復力などがアップする。アミノ酸配合の栄養補助食品はマラソン選手やプロ野球選手など第一線で活躍するスポーツ選手たちの運動能力を向上させるために必要不可欠なものです。アミノ酸がスポーツ時に発揮するおもな効果は次の通り。
1.筋カアツプ
アミノ酸は筋肉をつくるタンパク質の主成分。筋肉トレーニングをすると筋線維が疲労する。その修復作業のとき、アミノ酸が新たな筋肉の材料となり、強い筋肉をつくる。また、成長ホルモンの分泌を促して筋細胞の働きを活発にし、筋肉を強化する。
2.瞬発カアップ
瞬間的な動きに必要な情報を伝える神経伝達物質の原料となる。脳の命令がスムーズに筋肉へ伝わって筋肉の収縮スピードを速める。
3.持久カアップ
運動を続け、エネルギー源としての炭水化物が不足 してくると、血中のアミノ酸がエネルギーに変換されて
使われる。血中のアミノ酸濃度が高いと持続的にエ ネルギーを供給することができる。
4.やる気アツプ
神経伝達物質の材料となり、脳を興奮させることによりやる気を高め、運動を持続できる。
5.筋肉疲労を予防・回復
エネルギーをつくるシステム(TCA回路) の材料にアミノ酸が使われると、乳酸(疲労物質)を発生させることなくエネルギー源となる。運動の前にアミ
ノ酸を補給しておくと、炭水化物や脂肪をエネルギー源に使った後、補給したアミノ酸がエネルギーに変えられるので、疲労を早く回復でき、より長くスタミナを持続
することができる。 |
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分岐鎖アミノ酸とは/BCAAとは(ぶんきさあみのさん、BCAA) |
運動時の能力向上に効累を発揮する。 BCAA(分岐鎖アミノ酸)とは、バリン、ロイシン、イソロイシンの3つの必須アミノ酸をいう。BCAAはミノ酸の分子の中で「側鎖」という部分がほぼ同じ形をしている。 筋肉の主要な成分で、ほかのアミノ酸とは違い、筋肉内で分解'・代謝さ れるのが特徴です。そのため、より早く筋肉中のアミノ酸濃度を高めること ができる。BCAAのおもな効果は次の通り。
1.筋肉の材料となり、激しいトレーニングによって起こる筋肉の損傷を抑 える。
2.効率よくエネルギーを供給できるため、持久力を高める。
3.乳酸(疲労物質)の発生を少なくし、筋肉疲労の予防・回復を早める。 |
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分岐鎖アミノ酸に集中カを高める効果もあるか(ぶんきさあみのさん、しゅうちゅうりょく、BCAA) |
神経伝違物質の材料になリ、集中力をアップする。 私たちの行動はすべて、中枢神経系からの命令が「神経伝達物質」によって末梢神経を通じて体のすみずみまで伝えられることによって行われる。神経伝達物質には輿奮性と抑制性の2種類があり、興奮性の伝達物質が多く出る間は勉強に集中することができる。しかし、長時間にわたって脳や体が酷使されると抑制性の伝達物質が多く
出されるようになり、「飽き」を感じるようになる。つまり集中カが低下した状態に陥る。イソロイシンが集中カを高めるといわれるのは、脳神経に素早く入り興奮性の伝達物質の材料として使われるためです。集中力を要求される仕事や運動を始める前に分岐鎖アミノ酸を摂っておけば、刺激性の伝達物質が出続け、集中カが高まった状態を持続させることができる。またアルギニンやグルタミンにも集中カを高める効果がある。 |
| 6044 |
アミノ酸はダイエットにもよいか(あみのさん、だいえっと) |
アミノ酸は体脂肪が効率よく燃焼、運動と併用効果がある。最近は「飲むだけでやせる」などと、うたったダイ エット食品が多く出回っているが、運動によって体脂肪を燃焼させて減らすことがダイエットの基本です。アミノ酸はダイエットに有効ですが、運動と併用して初めて効果がある。アミノ酸のダイエット効果は次の通りです。
1.多くの体脂肪を分解、燃焼させる
運動によって、エネルギー源が使われた後、 体脂肪が燃焼するときに欠かせない脂肪分解酵素「リパーゼ」をアミノ酸が活性化する。体脂肪をすばやく分解し、効率よく燃焼されるように導く。
2.基礎代謝を上げる
アミノ醸による運動効果で筋肉量が増えること により、基礎代謝量が上がる。消費エネルギー量が増え、やせやすくなる。
3.ダイエットの挫折によるリパウンドを防ぐ
アミ ノ酸が脳を活性化し、やる気を高め、前向きにダイ エットに取り組むことができる。
4.水太りを解消
アミノ酸は皮下にたまっている水を毛細血管を通じて腎臓へ運ぴ、尿として体外に排出。水分代謝を改善し、むくみを解消する。 |
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アミノ酸は、病気を予防する効果もあるの?(あみのさん、びょうきよぼう) |
免疫力を高めて感染症を予防する。
私たちの体には、外部から侵入する細菌やウイルスなどから体を守る免疫システムがある。免疫細胞の原料はアミノ酸です。感染症などの病気を予防します。具体的な働きは次の通り。
1.アミノ酸を摂ると、丈夫な免疫細胞が十分にできて侵入してきた病原体を撃退する。
2.免疫細胞の増殖を促し、異物を攻撃する細胞を活性化する。
3.アミノ酸の中は細胞膜を通りやすいため、いち早く免疫細胞 の中に入り、免疫細胞を増やす。その結果、免疫システム がスムーズに機能して治癒が早くなる。4.アミノ酸の中でヒスチジンは過剰な免疫反応を抑えて、アト ピー性皮膚炎や花粉症などのアレルギー疾患を改善する。 |
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アミノ酸は二日酔いに効くか(あみのさん、ふつかよい) |
アミノ酸は肝機能を高め、アルコール代謝を促す。アルコールは肝臓に運ばれるとアセトアルデヒドになった後、分解されるが分解能力以上にアルコールを飲むと、アセトアルデヒドの毒性が体内に残り、二日酔いの症状が出る。 アミノ酸(とくにアルギニン)は肝臓内の解毒システムの代謝をよくし、アルコール代謝を促進する働きがある。飲酒の前にアミノ醸を摂ると二日酔い防止効果が期待できる。 また、二日酵いのときにアミノ酸を摂ると肝臓に十分な栄養が補給され、 肝臓の機能を高めて回復を早めるこ とができる。 |
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アミノ酸は美容によいか(あみのさん、びよう) |
アミノ酸は美容に様々な効果がある。
1.コラーゲンの原料となり、キメ細かくハリのある肌に2.加齢とともに遅くなる肌の新陳代謝を活発にし、肌の老化やくすみを予防する。
3.天然保湿成分の原料となり、肌の保水カを高める。4.脂肪細胞を活性化し、シワができるのを抑える。
5.表皮細胞の成長を促し、シミ・ソバカスを防ぐ。
6.髪をつくる毛母細胞の原料になり、髪の新陳代謝を促進。
7.爪の成長を促し、もろくなった爪を丈夫にする。 |
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アミノ酸を効率的に摂るには?(あみのさん、こうりつてき、せっしゅ) |
アミノ酸と ビタミンB1・B2・B6などと一袷に摂ると有効。 アミノ酸のさまざまな栄養効果を効率よく得るためには、栄養素を併せて摂ると、アミノ酸の効果がさらに高まる。三度の食事で取るのが基本です。
●ビタミンB1・B2・B6
体内でアミノ酸が細胞をつくったり、酵素やホルモン の材料になって働くのを助ける。タンパク質がエネルギー源になるのを助ける。
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アミノ酸は医療の世界ではどう使われているの?(あみのさん、しようほう) |
アミノ酸は様々な治療に幅広く活用されている。 アミノ酸が健康に必要不可欠なものとして利用されるようになっ
た原点は医療の現場。1950年代、アミノ酸輸液(点滴)が臨床に広 く応用されてからは輸液だけで栄養補給ができる「完全静脈栄養法」が1960年代に確立し、医学は飛躍的に進歩した。現在、
アミノ酸は栄養補給だけでなく、病気の治療にも広く用いられる。肝硬変や肝性脳症の治療には「分岐鎖アミノ酸、アルギニンの療法」が有効とされる。そのほかにもさまざまな病気の治療や疲労回復などにアミノ酸は幅広く活用される。 |
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L-カルニチンとは(L-かるにちん) |
カルニチンは必須アミノ酸であるメチオニンとリジンを原料として作られ、アミノ酸と似た構造を持っているが、正確にはアミノ酸ではない。体内中の組織に存在するが、特に筋肉組織に多く含まれる。カルニチン不足になると、細胞内に脂肪の過剰な蓄積が起こることがある。カルニチンの重要な働きは脂肪酸を燃焼してエネルギーを作り出す過程で必要です。細胞内で脂肪酸はミトコンドリアという器官において代謝される。このミトコンドリア内に脂肪酸を運ぶ役目をしているのがカルニチンです。このことから、カルニチンの摂取により、脂肪燃焼を促進して運動時のエネルギー生産を上げたり、筋肉疲労を軽減するなどの効果が期待される。また、肥満による体重増加を抑えたり、心臓機能の改善といった報告もある。最近ではカルニチンの誘導体(アセチルカルニチン)が、神経の保護効果を通して老化による脳機能の衰えを改善するとの報告がある。
カルニチンは、運動パフォーマンスを向上させたり、筋肉疲労を軽減するサプリメントとして販売されている。
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レストレスレッグス症候群とは/むずむず脚症候群とは(れすとれすれっぐすしょうこうぐん、むずむずきゃくしょうこうぐん) |
夜、ふくらはぎのあたりに何とも言えない不快感を生じ、じっとしていられなくなる。ひどい不.眠に長年苦しんでいる患者が多く適切な治療を受けていないケースがほとんどという。
夜、脚に異常な感覚が生じてじっとしていられないのが主症状だが夜だけでなく、電車の中や映画館、 劇場の中でじっと座っているときも同じような症状が起きることがある。患者の訴えは「じっとしていられない」「むずむずする」だけでなく、「かゆい」「痛い」「虫がはっているよう」とさまざまです。
症状の原因:
脳内の鉄欠乏や、神経伝達物質ドパミンの合成異常がかかわっているという仮説が有力です。欧米では中等度以上の症例にはパーキン ソン病治療に使われる ドーパミン受容体作動薬を第一に使うことになっている。 一方、国内ではこの薬はあまり用いられていない。.「レストレスレツグス症候.群への保険適用がないのが最大の理由」です。 このためパーキンソン病治療薬ブラミペキソールの同症候群への適用追加に向けた臨床試験が国内で進められておリ「これまでの結果では非常に効果が出ている」という。 |
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ドクダミの薬効とは/十薬とは(どくだみ、じゅうやく)
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薬効・用い方:
化膿性のはれもの: とりたての新鮮な生の葉を水洗いし新聞紙のような紙に包んで火にあぶり、やわらかくなったら、はれものの大きさに折って患部に当て、絆創膏で止めておくと、うみを吸い出し、はれもひく。 利尿・便通・高血圧予防:
乾燥した十薬をせんじて飲むが、くさみはない。十薬20〜30g、ヨクイニン10gを煎じて、お茶がわりに飲む。便通をととのえ、十薬中のクエルチトリン、イソクエルチ
トリンの作用によって、血圧を安定させる効果がある。 採取時期と調整法・成分:
5〜6月、花が咲いている時期に、根も含めた全草を採取し、日干しにする。生の葉は随時必要時に採取。
成分:葉にはクエルチトリン、花穂はイソクエルチトリンを特に多く含む。悪臭の元凶はデカノイルアセトアルデハイドやラウリールアルデハイドによる。これには抗菌性があるが、乾燥すればこの悪臭は消える(画像はこちら)。
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ハスの薬効とは(はす、蓮)
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薬効・用い方: 滋養・強壮・下痢:
よく乾燥した種子(蓮子、蓮肉)を15〜20粒ぐらい、フライパンで 炒って、3回に分けてたべる。採取時期と調整法・成分:
秋おそく、花托に含まれる果実をとり出L、皮をとり除 き、種子だけを蒸してから陰干しにする。果実の皮つきを蓮実、皮をすて去って、種子だけ乾燥したものを蓮肉、蓮子と呼ぶ。
蓮根中にはアミノ酸のアスパラギン、チロジンなどを含 み、果実にはアルカロイドのネルンビ.ン、ロツジン、アノナイ ン、リインジニン、プロヌチフェリンが含まれている(画像はこちら)。 |
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朝顔の薬効とは(あさがお)
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薬効・用い方:
下剤.
乾いた種子(牽牛子)を粉末にし て、1日量として0.5〜1.5gを服用。なるべく 空腹時がよい。ただし、有効成分のファルビチンには強力な下剤
の作用があるので、絶対に量を過ごさないこと.
採取時期と調整法・成分: 9〜10月に種子を採取して、日干しにする。
果皮はからからに乾いたらとり除き、種子だけを集めて乾燥する。種子は外側が黄白色のものを白牽牛子、黒色のものを黒牽牛子と区別するが、薬効は変わらない。
成分:
牽牛子の主成分は樹脂配糖体のファルビチンである(画像はこちら)。 |
| 6055 |
赤ジソの薬効とは(あかじそ、紫蘇葉、しそよう、蘇葉)
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薬効と用い方:
かぜに葉も種子毛同様に用いてよい。1日量6〜10gを水200 tで半量に煎じて、2〜
3回に分けて服用する。
魚による中毒:種子1回3〜6gを水で服用するか、 砕いた乾燥葉を茶さじー杯に、熱湯を注いで飲む。
採取時期と調整法: 葉は6-9月に採取し、半日ほど日干しにし
たあと、風通しのよい所で、陰干しにする。種子は10月ごろ、実をもんで種子をとり出し、陰干しにする。
成分:特にチリメンジソ葉よりアントシアン色素のシアニジン、 アントシアン配糖体ペリラニンが抽出される。香気成分はシソ油 で、ペリラアルデヒド55%を含んでいて防腐力が強い。またペリラアルデヒドからは、甘味料のシソ糖ができて市販されていたが、熱や唾液に分解されやすい欠点がある。梅干しの色は、アントシアン色素が梅のクエン酸によって分解され、独特の色になる(画像はこちら)。 |
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青ジソの薬効とは(あおじそ)
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薬効と用い方:
シソの葉は、興奮性発汗、解熱、鎮咳、鎮痛、利尿、健胃などによく、感冒、発熱、悪寒、消化不良などの症状に用いられます。さらに、最近の研究では、抗酸化作用、消臭作用、血中のアルコール分解促進作用、煙草のニコチンやタールを薄める作用等が報告されています。
また、アレルギー発症時の悪化原因の物質(腫瘍壊死因子)の量を適度に抑制し、調整する働きがある為、アトピー・花粉症・喘息等のアレルギーによる諸症状を優しく緩和してくれる可能性があります。
採取時期と調整法・成分:
成分:ベータカロチンで、その含有量は野菜の中でも最も多い部類に入ります。またカリウムやカルシウム、鉄分などのミネラルも豊富に含んでいます。特有の香り成分“シソアルデヒド”が食欲を増進させるので、夏バテ防止によく用いられる(画像はこちら)。 |
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アジサイの薬効とは(あじさい)
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薬効と用い方:
解熱
採取時期と調整法・成分:
花の盛りに花を採集し、日干しにする。 1回に乾燥花2〜4gを煎じて服
用するとよい。
花には、花の色素アントシアニン、有機酸3-カフェオイルキナ酸、3-パラクマロイルキナ酸、配糖体・ヒドラゲノシドAを含有(画像はこちら)。 |
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ビワの薬効とは(びわ、枇杷)
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薬効と用い方: あせも:葉約3枚分をちぎり、500tの水で煮出し、冷めた汁で患部を洗う。
打ち身・捻挫:ビワ葉約30枚を水洗し、1pほどに刻み、水けをとってから広口びんに入れ、ホワイトリカーを葉がひたひたになるまで注ぎ、2〜3週間おいてこし、これを脱脂綿に浸して患部に当てる。その上に乾いたタオルをのせ、さらに懐炉であたためる。前もって作っておくとよい。
せき止め・暑気あたり・胃腸病: 葉2枚をちぎり、400tの水で1/2量まで煎じて飲む。
疲労回復・食欲増進:果実1sを水洗いし、水きりしてからホワイトリカー1.8リットルにグラニュー糖150gと漬け、3〜6ヵ月後にこ
してビワ酒に。1日3回、20tずっ飲む。
採取時期と調整法・成分:
葉は必要なときにつみ、葉の裏の細毛をとり除き、水洗いして生のまま使用する。
成分:
ビワの種子には青酸配糖体のアミグダリンがあり、葉にも含量は少ないが含まれている。清涼飲料的な効果は、アミグダリ ンの分解で生じたベンズアルデヒドによるもの。アミグダリンには鎮咳作用がある(画像はこちら)。 |
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ゴーヤの薬効とは(ごーや、ニガウリ、苦瓜)
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薬効と用い方:
解熱、解毒、充血による眼病、下痢:
1回に6〜10gを水300 ccで1/3量に煎じ服用。
採取時期と調整法: 秋に熟した果実を、種子とともに輪切りにして、日干しにする。
成分:
果汁中にアミノ酸のシトルリン、種子には配糖体のモモルジコサイドA・Bのほか、ビシンという物質も報告されている(画像はこちら)。 |
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ひまわりの薬効とは(ヒマワリ、向日葵)
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薬効と用い方:
滋養にフラ イパンで焦げないように炒って、食べる。
採取時期と調整法・成分:
種子から採油する。ソ連、中国、ヨーロッパの中部・東部、インド、
ペルーなどでは採油の目的で栽培するところが多い。花も大き く、種子も大きくなる改良種が普及している。種子の脂肪油は淡
いコハク色。芳香があって、オリーブ油やアーモンド油と同様に用いられる。また灯火用とか、せっけんの原料に使用されたこともあった。
成分:
大豆より脂肪油の含有量が20〜30%も多い。リジ ン、アルギニン、メチオニン、グルタミン酸など多くのアミノ酸類が知られ、脂肪油はオレイン酸、リノール酸などを含む。このほかクロロゲン酸ジヒドロファルカリノン、スチグマステロールがある(画像はこちら)。 |
| 6061 |
ヒメガマの薬効とは(ひめがま)
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薬効と用い方:
口内の出血: 1日4〜8gの蒲黄粉を3回に分けてそのまま服用する。
止血、切り傷、やけど:
蒲黄粉を直接撒布する。
採取時期と調整法・成分:
夏の開花期に、雄花穂だけを切りとり、布袋に入れて
袋ごとたたいて、花粉を集める。 成分:
脂肪油やフラボノイドのイソラムネチンを含む(画像はこちら)。 |
| 6062 |
イチジクの薬効とは(いちじく、無花果)
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薬効と用い方:
血圧降下によく乾燥した葉20gを水400tで、半量にまで煎じて、1日3回、空腹時に内服する。
採取時期と調整法・成分:
調整法:真夏に葉を採取して、水洗いしてから日干しにする。
成分:
クマリン類のベルガプテン、プソラレエンが含まれている。プソラレエンには血圧降下作用がある(画像はこちら)。 |
| 6063 |
イチョウの薬効とは(いちょう、銀杏)
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薬効と用い方:
鎮咳:内種皮の中の種仁を、 1回量に5〜10g、煮てから食べるとよい。
採取時期と調整法:
秋に落ちた実を、土中に埋めるか、水につけておいて、果肉を腐らせて洗い流し、白い内種皮に包まれた種子を日干しにする。使用の際、この内種皮を破り、中の種仁を用いる。
成分:
デンプン、タンパク質、脂肪のほか、ヒスチジンなどを含有(画像はこちら)。 |
| 6064 |
ミソハギの薬効とは(みそはぎ、千屈菜)
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薬効と用い方:
下痢止め:1日量としてよく乾燥した全草 (千屈菜)6〜12gを、水400 tに入れて1/3
量ぐらいになるまで煎じて、3回に分けて、食事の30分前に服用する。
採取時期と調整法:
夏から秋にかけて花が終わりかけるころに、全草を採取し、よく水洗いしてから、日干しにして、乾燥させる。
成分:
配糖体のサリカイリン、タンニン、コリンなどを含んでいる。また、花の色素は配糖体のアルビジンによる(画像はこちら)。 |
| 6065 |
ムクゲの薬効とは(むくげ)
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薬効と用い方:
下痢止め:乾燥した花(木樫花)1回量3〜6gを水 200
tで煎じ、あたたかいうちに服用。作りためないで、1回ごとに煎じたのがよい。
水虫:乾燥した樹皮(木橦皮)をこまかく刻んで10gを、45度のホワイトリカー200 tに漬けて、3〜6ヵ月後にこして患部に塗る。
採取時期と調整法:
なるべく白花種を使う。花はつぼみを とって日干しにする。樹皮はできるだけ夏の土用ごろに採取して日干しにする。
成分:
花には粘液質のほか、サポナリンを含む(画像はこちら)。 |
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なすの薬効とは(ナス、茄子)
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薬効と用い方:
生体調節機能が優れていると言われ、特に豊富に含まれる食物繊維は、便秘を改善し大腸がんを予防したり、血糖値の上昇を抑え、糖尿病や肥満を防ぐ効果がある。
成分:
カルシウム、鉄、カリウム、ビタミンB1、ビタミンC、食物繊維(画像はこちら)。 |
| 6067 |
アロエの薬効とは(あろえ)
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薬効と用い方:
下剤:生の葉をすりおろし、その汁をさかずき1杯、空腹時に服用する。
健胃:
上記の約半量をー日3回、食後30分に服用する。
やけど:葉の皮をむき中のゼリー状の部分を患部にはる。
採取時期と調整法: 必要時に、生の葉をとり、洗ってから使う。
成分:
緩下作用のあるアロエエモジン、バルパロイン、苦昧配糖体アロエニン、緩下作用のある乳酸マグネシウム、コハク酸が含まれている(画像はこちら)。 |
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フキの薬効とは(ふき、蕗)
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薬効と用い方:
せき止め: 1日量10〜20gを水400tで半量ぐらいになるまで煎じて、1日3回に分け
て服用する。
採取時期と調整法: フキノトウがまだつぽみのころにとって、日陰干しにする。
成分:
フキノトウには、クエルセチン、ケンフェロール、苦味質、精油、ブドウ糖、アンゲリカ酸などを含んでいる。葉には苦味配糖体や粘液、サポニン、コリン、タンニン、酒石酸などを含んで、せき止めに用いている。
フキノトウはフキの花と花茎です。フキはキク科の多年草で、雄株と雌株があります。雄株の花茎は花後に枯れますが、雌株の雌花には白い冠毛のついた種ができる(画像はこちら)。 |
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ハギの薬効とは(はぎ)
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薬効と用い方:
婦人のめまい・のぽせ:乾燥した根を2〜 5g 1回量、水300 tで1/2量にまで煎じて、1回に服用する。
調整法:
秋、花の終わりに近いころ、根を掘りとって、水洗いしてから、適当な大きさに刻んで、日干しにする。
成分:ヤマハギの葉にアルカロイドのジメチルトリプタミン が発見され、子官止血作用があることがわかったが、実用化 されていない(画像はこちら)。 |
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ホウセンカの薬効とは(ほうせんか、鳳仙花)
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薬効と用い方:
かぜ:乾燥葉1回3〜6gを水200
tで、半量にまで煎じて服用する。
はれもの:生の葉の汁をしぼって、外用する。
魚肉中毒:種子1回1.5〜3gを水200tで、半量に煎じて服用。
採取時期と調整法:
夏から秋に全草をとり、そのまま用いたり、日干しにする。果実は成熟寸前にとって箱などに入れて日干しにし、乾燥してから種子のみを集めておく。
成分:
ナフトキノン類。花にアントチアニン、チアニジンなど。茎葉には解毒作用のあるケンフェロール、クエルセチンなど(画像はこちら)。 |
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シュロの薬効とは(しゅろ、棕櫚)
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薬効と用い方:
高血圧症の予防: 若い花穂の乾燥したもの3〜15gを1日量として、水400tで半量に煎じ、1日3回に分けて服用する。
鼻血の止血:
皮の黒焼きを直接、鼻の穴に入れる。少量の黒焼きを簡単に作るには、乾燥した材料を、アルミ箔に包んでフライパンに入れ、蓋をして火にかけ、蒸し焼きにするとよい。
採取時期と調整法: 雄花、雌花いずれでもよい。4〜5月ごろ、出始めの黄色花穂をとり、日干しにする。また、幹に出た黒褐色の毛のような状態の皮をとり、黒焼きにする。
成分:
タンニン質を含む(画像はこちら)。 |
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ニチニチソウの薬効とは(にちにちそう)
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薬効と用い方:
胃潰瘍・便通・消化促進: 1回に生の葉3〜5枚をすりつぶし、水を加えてガーゼでこして飲む.、
アルカ□イドを含むので、量をふやさないこと。
成分;アルカロイドの結晶、ヴィンカリューコブラスチンには腫瘍抑制作用があり、ほかにタンニンも含む(画像はこちら)。 |
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ハマスゲの薬効とは(はますげ、香附子)
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薬効と用い方:
香附子単味では用いないで、次の漢方処方に加えて用いる。 かぜの初期:
胃腸がふだんから虚弱で神経質の人に特に効果がある。香蘇散(香附子4g、蘇葉2g、陳皮2g、甘草1.5g、
生姜3g。以上1日量)を水400tに入れて、半量になるまで煎じて、1日3回に分けて服用。服用のたびごとに熟くあたため
て飲むこと。蘇葉はシソの葉、陳皮はミカンの皮を乾燥したもの。生姜は野菜のショウガでよい。甘草のみを薬局で求めれば材料が手軽にそろう。ときにはこれにネギの白い部分をショウガと
同量小刻みにして加えてもよい。
採取時期と調整法: 地下部の根茎を10〜11月ごろに採取し、日光
で半乾燥してから、ひげ根をとり除き、とり残しのひげ根は金網にのせて、火にかざして焼きとり、さらに陰干しにする。
成分:
精油分約1%を含み、シペレン、シペロールのほか、脂肪油なども含んでいる(画像はこちら)。 |
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ハトムギとは(はとむぎ、よくいにん、ヨクイニン)
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薬効と用い方:
イボとりと美肌:ヨクイニン10〜30gを1日量として煎じ、お茶がわりに飲む。
高血圧:ヨクイニン10g、十薬20〜30gを煎じてお茶がわりに。
以上の2種は効きめの確かな民間療法です。
調整法:
4月上〜下旬に、30o間隔で3粒ずつ種子をまき、2pぐらいの厚さに土をかぶせる。1〜2週間で発芽。麦と同じように肥料を与える。9〜10月ごろに刈りとって、殻を手でむいてから日干しにする。
成分:
デンプン、タンパク質、脂肪油がある。ほかに腫瘍抑制作用のあるコイクセノリドも含んでいる(画像はこちら)。 |
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ヘチマの薬効とは(へちま)
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薬効と用い方:
化粧水:へちま水100 tに対して、ホウ砂0.5gの割で合わせ、よく振ってとかしてから用 いる。
たん・咳・利尿:
生の果実を輪切りにして、そのまま煮てできた汁を飲むとよい。
採取時期と調整法・成分:
へちま水:秋になって地上30pぐらいの所から、つるを切り、下のほうの切り口をびんにさし込んでおくと、へちま水がとれる。少々青くさい感じであるが、化粧に、洗濯にと用い
られていたし、飲めばせき止めや、むくみのときの利尿薬にもなる。
果実の使い方:
ぶらりとぶら下がっている果実は、若いうちは苦みがないので食用になる。皮をむいて揚げ物や汁の実に。また、漬け物にしたり、皮をむいて日光に干して「干し瓜」にしてから、保存食品として冬の間の汁の実などに使われていた。
秋おそく長い果実をさらして繊維だけにしてへちまダワシを作る。
つぽみの使い方: つぼみをがくごととって天ぷらにすると。また、若葉も同じようにして食べられる。
成分:へちま水にはサポニン、硝酸カリウムがあるので、せきにはサポニンが、利尿には硝酸カリウムが効果をあらわす。化粧水として肌をうるおすのは、両方の作用であろう(画像はこちら)。 |
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ジャノヒゲの薬効とは(じゃのひげ)
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薬効と用い方:
滋養.強壮、咳止め
ステロイド配糖体のオヒオポコニンや、粘液質を含む。
採取時期と調整法・成分: 7〜8月ころ根を掘り、ふくらんだ部分(貯蔵根)だけを用いる.。水洗いして日干しにする。 滋養.強壮; 乾燥した根(麦門冬)5〜10gに蜂蜜5〜10gを加えて煎じて服用する。
咳止め:
麦門冬10g、半夏、糠米(こうべい;うるち米のこと)各5g、人参、甘草各2g、大棗3gをまぜ合わせ、煎じて服用するとよい(画像はこちら)。 |
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カラスウリの薬効とは(からすうり)
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薬効と用い方:
しもやけ:果汁、果肉を患部に塗る。
黄疸・利尿:乾燥した根(王瓜根)6〜10g1日量として水200tで煎じて、1日3回、食前に服用する。
催乳:母乳の出をよくするためには、乾燥した種子(王瓜子)を1回に1〜3g、水200tで半量に煎じ、食後30分に服用する。
採取時期と調整法・成分:
調整法:
果実はよく熟したものの果汁、果肉を用いる。種子は熟した果実を水の中で砕いてとり出し、日干しにする。根はさつまいものようなものなので、水洗いしてから、乾燥を早めるために輪切りにして、日干しにする(画像はこちら)。 |
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クリの薬効とは(くり)
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薬効と用い方:
うるしかぷれ:よく乾燥した葉を一握りとり、水500
ccで煮てこの汁が冷めてからこれで患部を洗う。
乾燥葉がないときは、樹皮でもよいし、いがを用いてもよい。いがならば2個分ぐらい。また樹皮ならば、いがの1/2量ぐらいでよい。
やけど:上と同じ分量、方法で煎じた汁を、脱脂綿に含ませて、患部にその汁をしぽり落とすようにして塗る。
採取時期と調整法: 樹皮といがは、秋に採取し、風通しのよい所で日干しにする。葉は成分の充実している真夏にとって、日干しにする。
成分:葉、いが、樹皮とも多量のタンニンを含む(画像はこちら)。 |
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ムラサキツメクサの薬効とは(むらさきつめくさ)
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薬効と用い方 去痰・かぜ・鎮静・おできや痛風:
1日量5〜10gを水300
tで1/3量に煎じ、数回に分けて服用する。これはヨーロッパでおこなわれている民間療法である。
採取時期と調整法:
開花前のつぼみを採取。花は先端に集合し、球状の穂をなしているので、花穂のままをとって、日干しにする。
成分:
タンニン、樹脂、脂肪、フラボノールのクエルセチンなどを含んでいる(画像はこちら)。 |
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オクラの薬効とは(おくら)
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薬効と用い方:
高血糖抑制作用: おくらのヌルヌルした成分が腸内で糖質を包み込んで吸収を押さえ血糖値の急激な上昇を阻止する。
整腸作用・便秘解消:ヌルヌル成分に含まれるペクチンには整腸作用があり、便秘の解消に効果がある。
成分:
各種ビタミン、ミネラル、多糖類(ムチン、ペクチン、ガラクタンなど(画像はこちら)。 |
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オオバコの薬効とは(おおばこ、車前草、車前子)
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薬効と用い方:
せき止め: 乾燥した種子(車前子)1日量 5〜10gに水200 tを加えて1/2量に煎じ、食後に服用する。
むくみのときの利尿: 乾燥した全草(車前草)1日量5〜10g に水300 tを加えて1/2量に煎じて、食後3回に服用。
はれもの:生の葉を水洗いし火にあぶってやわらかくなったものを、患部にはって、上からガーゼで押さえる。
調整法:
全草は夏に採取して、水洗いしてから日干しにする。種子は秋に。水けに当てないように注意して集め、日干しにする。
成分:
全草にアウクビン、プランタギニン、ホモプランタギニンなどを含み、種子には粘液質のプランタザン、またアウクビン、コリンも含まれている。アウクビンには鎮咳効果がある(画像はこちら)。 |
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ツユクサの薬効とは(つゆくさ)
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薬効と用い方: 解熱: 乾燥した全草1回量4〜6gを、200 tの水で煎じて、服用する。熱が下がらな
いときには、1日3回を限度にしてこれを繰り返すとよい。
下痢止め:
乾燥した全草10〜15gを1日量として、400
tの水で煎じて、1日3回に服用する。
採取:
ツユクサは染料植物として天平のころから利用された。あとになってから、花が3pに近いオオボウシバナの変種などが発見され、近江の国で青花紙が作られ、京都の友禅染の下絵を描くのに用いられた。ツユクサの花の色素は白い布地に青色に描かれるが、水に浸すと脱色する。この性質を利用して、青花紙に使われたのである。
現在では滋賀県草津市近郊で栽培されている。
調整法:開花期に全草をとり、水洗いして日干しにする。
成分:花の色素は、アントシャンのデルフィニジン、粘液質、フラボノイドのアオバニンなどを含んでいる(画像はこちら)。 |
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ヤブガラシの薬効とは(やぶがらし)
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薬効と用い方:
はれものや、毒虫に刺されたとき:生の根茎を突き砕いて、出てくる粘液を患部に塗る。
採取時期と調整法: 生の根茎を使用するので、必要なときに採取してよいが、適期は7〜8月ごろ。根茎は地下15〜20pぐらいのところで横に伸びているので、スコップを使わなければ掘りにくい。掘りとった根茎は、タワシでよく水洗いすること。
成分:
カリウム塩に、粘液質を含むので、利尿の効果もある(画像はこちら)。 |
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イタドリ(虎杖)の薬効とは(いたどり、虎杖)
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薬効と用い方: 便秘: 干したもの(虎杖)1日量8〜10g
を、400tの水で半量になるまで煎じて、空腹時に3回に分けて服用するとよい。 蕁麻疹:
体がかゆくなって、かくと出血するものを、江戸時代には気奔(きほん)と呼んでいた。「和漢三才図会」では、気奔について次の処方をあげている。
虎杖、人参、細辛、食塩各1.3gを
1日量にして、煎じて服用すると治るとしている。
採取時期と調整法:
根茎を掘りとる時期はいつでもよいが秋から冬にかけて、地上の茎葉が枯れたころが最もよい。掘りとった
根茎は水洗いし、生のまま小さく切って、風通しのよい所で日千 しにする。
成分:
オキシアントラキノン類のポリゴニンを含み、加水分解するとエモジンやエモジンメチルエーテルになる(画像はこちら)。 |
| 6085 |
イグサの薬効とは(いぐさ、イ草)
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薬効と用い方:
利尿:刻んだものを1回量5〜10g、水300
tで半量に煎じて服用する。
★江戸時代のわが国の本草書に、淋症(淋病)には腐れたゴザを煮て服すとあるが、いずれも李時珍の「本草綱目」からの引用であり、わが国と中国ではゴザの材料が異なるので、これをそのまま用いることはすすめられない。
採取時期と調整法:
秋に地上部を刈りとり、水洗して乾燥する。
成分:
キシラン、アラバン、メチルペントザンなどの多糖類が知られている(画像はこちら)。 |
| 6086 |
アスパラガスの薬効とは(あすぱらがす)
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薬効と用い方:
発がん抑制作用、動脈硬化予防、糖尿病予防
採取時期と調整法・成分:
先端にはルチンが豊富です。ビタミンPをルチンと言います。そば、アスパラガス、トマトなどに多い成分です。 また、アスパラガスが名前の由来であるアスパラギン酸も多く含みます。
カロチン・ビタミンC・ビタミンE、葉酸、食物繊維を含み、特に根本にはプロトディオシンが豊富です(画像はこちら)。 |
| 6087 |
タラノキの薬効とは(たらのき)
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薬効と用い方:
糖尿病:樹皮、連銭草、枇杷葉各5g、いずれもよく乾燥したものを、水400tで約半量になるまで煎じて1日量とし、3回に服用する。これにフジバカマの全草を干したもの5gを加えても
よい。この民間療法は古くくからあり、副作用がないのでよい。 ★料理に「本草綱目啓蒙」に「春月幹上に若芽を出す。形フキノ
トウの如し。ゆでて味噌あえにして食う。味ウドノメに似たり。 故にこれをウドメともウドモドキとも言う」とある。若芽が6p
ほど伸びたものを、天ぶら、ゆがいておひたし、ごまあえに。刻
んでタラ飯もよい。タラノメでんがくは山で働く人たちが、たき火で焼いて、みそをつけて食べたもの。天ぷらが一番、甘煮が最高など味覚は人さまざまだが、春の山菜の王者である。
調整法:
幹皮、根皮を秋に採取し、刻んで日干しにする。
成分:
根皮成分はオレアノール酸、べータージトステロールなどが知られ、ヘデラゲニン(サポニンとして)が報告されている(画像はこちら)。 |
| 6088 |
タンポポの薬効とは(たんぽぽ)
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薬効と用い方:
健胃: 乾燥した根 5〜10gをー日量と して、200ccの水で煎じて服用。胃痛、消化促進によい。
乳房のはれ:
根5g、スイカズラの花 の乾燥花(金銀花)5gをまぜ200tの水で煎じて飲む。単独では効果はない。
採取時期と調整法・成分:
開花寸前に根を採取して洗 い、刻んで日干しにする(画像はこちら)。 |
| 6089 |
カボチャの薬効とは(かぼちゃ)
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薬効と用い方:
条虫駆除:種子の粉末1回10〜15gを、空腹時にそのまま服用する。
おでき:へたの粉末をゴマ柚で軟膏状にねってつける。
採取時期と調整法:
秋、へたは日干しにして粉末に(南瓜蒂)、種子は皮を除いて水洗いし、日干し後粉末にする(南瓜仁)。
成分:
脂肪油40%を含み、リノール酸、パルミチン酸、その他、ビタミンC、ビタミンB1、ククルビチンなど(画像はこちら)。 |
| 6090 |
トウガラシの薬効とは(とうがらし)
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薬効と用い方:
皮膚刺激薬として神経痛: トウガラシを刻 み、その全量の約4倍の45度ホワイトリカー
布でこしてトウガラシを加え、20〜30日ほど冷暗所においたのち、布でこしてトウガラシチンキを作り、痛む部分に塗る。
健胃:上記チンキをコップー杯に数滴注いで、食前に服用。
調整法: 秋にとるが、薬にするのに特別の方法はない。
成分:
辛みの成分としてカプサイシン。果皮の色素はカロチノイ ドのカプサンチンがある(画像はこちら)。 |
| 6091 |
トウモロコシの薬効とは(とうもろこし、南蛮毛)
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薬効と用い方:
利尿薬として急性腎炎・妊娠時のむくみ:
1日量として南蛮毛8〜10gを煎じて内服する。南蛮毛を利尿薬に用いるようになるのは、江戸末期にオラ
ンダ医学がはいってからのこと。欧米では古くから、コーンシルクの名で利尿薬に使われていた。
採取時期と調整法:
普通、トウモロコシの毛と呼んでいる、雌花の花柱を収穫時にむしりとって、日干しにする。
成分:
利尿作用のある、無機質の硝酸カリウムを含む(画像はこちら)。 |
| 6092 |
アカメガシワの薬効とは(あかめがしわ)
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薬効と用い方: 明治以前には、「切らずに治すはれもの薬」として用いられていた。
胃潰瘍:現在では、樹皮のエキスを原料とする治療薬が発売されている。 胃潰瘍に1日量1〜3gを200tの水で半量になるまで煎じ、毎食後30分ぐらいのときに服用する。
はれもの:乾燥葉2〜4gを煎じて、その汁で患部を洗う。 また、乾燥した樹皮を1日量2〜4g、水200tで1/2量に煎じて、1日3回、毎食後30分に服用する。外用と内用とを併用すると、より効果的。
採取時期と調整法・成分: 採取時期と調整法: 夏に葉または樹皮を採取し、日干しに。
成分: 葉、樹皮には、タンニンのほかイソクマリン類のベルゲニンを含んでいる。樹皮のタンニンの含量は約5%(画像はこちら)。 |
| 6093 |
ツリガネニンジンの薬効とは(つりがねにんじん、沙参、シャジン)
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薬効と用い方: 痰切り: 乾燥した根(沙参)をー日量8〜 12gとして200tの水で半量になるまで煎じ、毎食後3回服用する。苦みやえぐみがあるので、沙参の半量の甘草を加えるか、甘草のかわりに、茶さじ1杯の砂糖を加える。服用のときに、あたためて飲むとよい。
採取時期と調整法・成分: 調整法: 夏の終わりころに根を掘りとり、水で洗って日干しにする。秋に地上部が枯れたころに採取するのもよいが、乾燥しにく
いので、気温が高く、乾燥しやすい夏のほうがよい。乾燥を早め るため、生のうちに薄切りにするか、こまかく刻んでから干す。
かびやすいので、保存にも注意。
成分: サポニン、イヌリンを含む(画像はこちら)。 |
| 6094 |
ホオズキの薬効とは(ほおずき、酸漿、サンショウ、酸漿根)
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薬効と用い方: せき止め・解熱・利尿: 1日量として、乾燥した全草を3〜10g、水300tから半量に煎じて、3回に分けて服用する。
洗濯:赤く熟した実の汁ですすぎ落とす。ホオズキの赤みは無患子(ムクロジ)の皮か赤豆の粉ですすぐときれいになる。
採取時期と調整法・成分: 採取時期と調整法: 7〜8月ごろの開花中に、地下の根茎を含めた地上の茎葉をとって水洗いし、日干しにする。
成分:鎮咳作用のある苦味質フィザリン、利尿作用のあるフラボンのルテオリン(画像はこちら)。 |
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ヨモギの薬効とは(よもぎ)
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薬効と用い方: 喘息: 喘息には根(300g)を清酒(1.8g)に半年以上浸けたものを服用。
冷え性 止血 食欲不振
採取時期と調整法・成分: 採取の適期は 4月〜7月。 生の葉は よくもめば止血やかゆみ止めになり、また若芽の白い綿毛を 集めてお灸のもぐさに、成葉はいぶして虫除けなどに使えます。 採取は、葉を摘みます。 成分: シネオール、アルファーツヨシ、多糖類、酵素、ビタミン、ミネラルなど(画像はこちら)。 |
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キュウリの薬効とは(きゅうり)
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薬効と用い方: 暑気あたり: キュウリもみを作り、両足の土踏まずに厚くあてがうようにはる。 利尿: 生食するとよい。 やけど: 果汁を塗る。七夕ごろ、ヘチマ水の要領でキュウリ水を作っておいて利用してもよい。
採取時期と調整法・成分:
成分: 苦い物質ククルビタシンCを含むが、栽培品種によっては、これがないのものもある。香気の本体はキュウリアルコールやスミレ葉アルデヒド。ほかに利尿作用のあるイソクエルシトリンを含む(画像はこちら)。 |
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ゴボウの薬効とは(ごぼう)
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薬効と用い方: はれもの・のどの痛み・むくみ: 種子を粉末にして、1日量8g9を3回に分服。
漢方では、種子を悪実と呼んで、はれものの薬にしている。煎汁をさかずき1杯飲めば、はれものの一つの口、2杯で二つの口が開いて治るというし、汕気、中風の妙薬ともいわれる。
採取時期と調整法・成分: 調整法: 秋によく成熟した種子をとり、日干しにする。
成分: 配糖体アークチン、脂肪油などを含む(画像はこちら)。 |
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ヤブランの薬効とは(やぶらん)
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薬効と用い方: 滋養・強壮・催乳・せき: 1回量6〜10gを水300tで、1/3量に煎じて服用する。採取時期と調整法・成分: 調整法: 秋に根の肥大部だけをとり、水洗いして日干しに。 成分: べータジトステロール、粘液質(画像はこちら)。 |
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ベニバナの薬効とは(べにばな、紅花、こうか)
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薬効と用い方: 産前、産後、腹痛など婦人病一般: 紅花3〜5gを1日量として煎じて服用。浄血薬として、とくに婦人の血の道に繁用された。月経不順、冷え性、産後の腹痛、更年期障害などにも効き目があり、また、血行障害によるお血、腫瘍、打撲傷などにも効き目がある。
採取時期と調整法・成分: 採取時期と調整法: ベニバナの、6〜7月ころ赤くなった管状花(かんじょうか)だけを採取して、風通しのよい場所で陰干しにして乾燥します。 このベニバナの乾燥したものを生薬(しょうやく)で紅花(こうか)という(画像はこちら)。 |
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オタネニンジンの薬効とは(おたねにんじん、人参)
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薬効と用い方: オタネニンジンは、強壮薬の代表とされるもので精神的にも肉体的にも活力を増強して不老長寿、強精などを目的として利用されるが、体内の新陳代謝機能の増進や内分泌の促進、精神安定作用、中枢興奮作用などの幅の広い薬効が知られる。 とくに、副腎皮質ホルモンの分泌を促進する作用はホルモン欠乏症に外部からホルモンを与えるものと違って、体自身がホルモンを作る作用を助ける間接的な作用なだけに、薬としてのもっとも理想的なものである。 しかし、血色がよくて元気な人が飲用すると鼻血が出たり、頭痛となったりすることも知られる。元気な人は飲む必要が無いということです。 湯通しして調製した紅参(こうじん)は一部の成分が失われますが、高血圧気味の人や、老人、病弱な人には穏かに効きますので最適です。
採取時期と調整法・成分: 採集と調整: 本畑に移植して5〜6年生のものを9〜10月ころに掘り取り、水洗いして土を取り除き天日でよく乾燥させる。やや黄色がかった白色となるので「白参(はくじん)」という。日本薬局方での「人参」はこの「白参」をいう。
水洗いして湯通ししてから乾燥させるとアメ色になる。これは「紅参(こうじん)」といって薬効からも「白参」とは区別する。
1日5〜10グラムの刻んだ人参に0.5リットルの水で煎じ約半量にして、こしてから3回に分けて服用する。成分:
トリテルペノイド・サポニン(0.7-3%)、ギンセナノサイド類、アセチレン化合物、パナキサン、セスキテルペン(画像はこちら)。 |
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キキョウの薬効とは(ききょう、桔梗根、ききょうこん)
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薬効と用い方: せきやたんが出るとき、のどの痛みの激しいとき、しわがれた声になったときにもちいる。 痩せていて体の衰弱が著しい人の場合は、キキョウの連用・多用は避ける。キキョウの葉や茎を折ると白乳液が出るが、この白乳液を山で漆(うるし)にかぶれたときに塗布する。白くて太いキキョウの根は、漬け物や山菜として食用にするが、アクが強いので根を流水中に数日間浸して、外皮を柔らかくしてから外皮を取り去って食用にする。 また、キキョウ根は漬物にして用いることもある。
採取時期と調整法・成分: 採集と調整 3〜5年目のものの根を、秋に花が終わり、地上部が枯れる頃から翌年3月頃までに掘り採り、細根を取り除き水洗いし日光で乾燥する。 キキョウの根は乾燥しにくいので、外皮をむいて乾燥させるか、細く刻んで風通しのよい所で干す。 これを生薬で桔梗根という。 桔梗根を粉末にして、1日量5〜6gを3回に分けて服用するか、刻んだものを5〜8gに、水0.5リットルを加えて、煎じながら約半量まで煮詰めたものをこして、1日3回食間に温めて飲む。 又、キキョウ2gに甘草2gを加えて煎じると、より効き目がある。 また、その煎液でうがいをすると、扁桃炎によるのどの痛みを和らげる。 成分: 根には「キキョウサポニン」という成分が含まれる(画像はこちら)。 |
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エビスグサの薬効とは(えびすぐさ、決明子、けつめいし)
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薬効と用い方: 便秘、慢性胃腸病、消化不良、胃拡張、胃下垂、胃酸過多、胃アトニー、口内炎、黄疸、蕁麻疹、腎臓病、腎盂炎、脚気、糖尿病、膀胱カタル、婦人病、神経痛、眼病などに効き目がある。
慢性の胃腸病で常に便秘がちの場合: 決明子20〜25gを、0.7リットルの水を加え煎じながら約半量まで煮詰め、こして、お茶を飲むように随時服用。
濃いと飲みにくいので薄めて飲む。 下痢ぎみの場合はゲンノショウコを加えて煎じると良い。
肝臓を強くして、肝臓の働きをよくする作用があるので、慢性の肝炎や黄疸に利尿強壮剤として、また動脈硬化症など高血圧の場合にも同様に茶剤として飲用。
二日酔いの場合には、少し濃いものを服用。また、大酒をしたときにも服用すれば症状が軽くなる。焙じて保存しておくと飲みやすく、又、味もよく効き目もよい。
胃がん、食道がん:蕃杏90g、ヒシの実(果実)120g、よくいにん30g、決明子12gを混ぜて煎剤として用いる。
採取時期と調整法・成分: 採集と調整 10月頃、果実が熟して茶褐色となり、葉が黄色になるころ、全草を抜いて天日でよく乾燥させる。
乾燥後には、打ちたたくと、種子を容易に集めることができ、集めた種子は、さらによく天日で乾燥します。乾燥が不十分であれば保存中に、かびが発生する場合がある。
これを生薬で決明子という。
成分: アントラキノン誘導体(クリソファノール)、フスチオン、オブツシフェリン(画像はこちら)。 |
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ハブソウの薬効とは(はぶそう、望江南、ぼうこうなん)
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薬効と用い方: ハブソウの名前の由来は、ハブとは蝮(まむし)など毒蛇の意味で、マムシに咬まれたときにハブソウの葉を揉んで傷口にその汁をすりこむと、良くなるということから、ハブソウという名前がついた。 薬効・用い方: 健胃や緩下、利尿に、1日量10gを適量の水で煎じて、お茶のように飲む。 また、葉も煎じて、お茶がわりに飲む。毒虫などの虫刺されには、生の葉を揉んで、汁に患部に塗布する。 エビスグサの種子を乾燥したものを決明子といい、それを、ハブ茶として市販されているために、混同されやすいようです。 採取時期と調整法・成分: 採集と調整: 10月ころに、種子を採取して、日干しにして乾燥させる。 これを生薬で、望江南という。 葉は夏に採取して日干しにして乾燥させる。
成分: アントラキノン誘導体(画像はこちら)。 |
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ゲンノショウコの薬効とは(げんのしょうこ)
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薬効と用い方: ゲンノショウコは、飲みすぎても便秘・下痢などの副作用がなく、優れた健胃整腸剤といえる。
胃腸の弱い人は、お茶代わりに飲んでもよく、 下痢、慢性の胃腸病、便秘: 煎じる場合は、時間をかけて十分煎じる必要があります。
下痢止めに1日量20gに、水0.5リットルを加えて、煎じながら約半量まで煮詰めたものをこして、温かくし、適宜2回に分けて服用。
利尿: 10〜15gを1日量として、0.5リットルの水を加えて、5〜10分煎じ、3回に分けて食間に服用。
高血圧予防: ゲンノショウコ10g、ドクダミ10g、決明子を少し炒ったもの5gを土瓶などで煎じて、お茶代わりに飲む。
しぶり腹、冷え性、婦人の血の道: ゲンノショウコ風呂(ゲンノショウコ100gとヨモギ100g)を用いる。
採取時期と調整法・成分: 採集と調整: 夏の開花期(7〜8月頃)に全草を抜き取り、根を除いた地上部を天日で乾燥する。ゲンノショウコの若い時の葉はキンポウゲ類やトリカブトの有毒植物に非常によく似ているので要注意が必要です。夏の開花期に採取すると花で確認ができる。
成分: タンニンでゲンノショウコの仲間のイチゲフウロ、タチフウロ、コフウロ、シコクフウロ、アメリカフウロ、ヒメフウロなどは、ほとんどゲンノショウコと同じ目的で用います。 中国のゲンノショウコの仲間である老鶴草は、全草を筋骨増強、リューマチ、解熱、はれものに煎じて用いる(画像はこちら)。 |
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ユキノシタの薬効とは(ゆきのした、虎耳草、こじそう)
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薬効と用い方: 小児のひきつけ: ユキノシタの新鮮な葉を水洗いし、食塩を少しふりかけてもみ、もみ汁を口に含ませる。 この葉の汁は、うるしでかぶれたとき、患部につければ効き目がある。 耳のただれ: 新鮮な葉からしぼった汁を筆につけ、注意して患部に塗ると効き目がある。 はれもの、しもやけ、ひび: 新鮮な生の葉を水洗いして火にかざし、柔らかくして直接患部に貼ると自然に膿がでます。または、葉の黒焼きと、ゴマ油を混ぜて塗布。 心臓病、肝臓病: 軽いむくみのあるときは、乾燥した葉・虎耳草を10gを1日量として、0.4リットルの水を加えて、煎じながら約半量まで煮詰めたものをこして、食前か食間に1日3回服用。この虎耳草の煎じ汁は、痔の痛みに効果がある。煎じ汁を脱脂綿に浸して、患部を軽くなでるように洗うと痛みが和らぎます。
採取時期と調整法・成分: 採集と調整 : 5〜7月の花期に葉をとって陰干しにして乾燥させる。民間薬としての利用が大部分ですが、生薬では虎耳草という。
ユキノシタの生の葉は必要に応じて、いつでも採取します。 ユキノシタの葉は、一年中いつでも採れるので山菜には便利です。摘み取ったユキノシタの葉は、塩でゆでて水にさらしてから、酢味噌和え、辛し和え、ゴマ和え、汁の実、煮物などにします。
また、生の葉は良く洗ってから水気をとって、薄めに衣を裏面だけにつけて、少し低温の油で揚げると非常に美味しいユキノシタの葉の天ぷらになります。
成分:arbutine, bergenin(画像はこちら)。 |
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ハランの薬効とは(はらん)
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薬効と用い方: 根茎を乾燥したものは、利尿、強心、去痰、強壮薬などに、適量を煎じて、服用する。民間では、利尿に、生(なま)の根茎を、1日量3〜5g、すり下ろして、布で濾した汁を3回に分けて服用する。
採取時期と調整法・成分: 根茎を採取して、天日で乾燥させる。生の根茎は必要なとき採取します(画像はこちら)。 |
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ネナシカズラとは(ねなしかずら、菟糸子、としし)
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薬効と用い方: 薬効・用い方: 滋養強壮、強精、遺精、夜尿症、淋病、膝や腰に冷え:
乾燥した種子(菟糸子(ととし))、茎を、8〜15gを水0.5リットルで煎じて、1日2〜3回に分けて服用。
あせも、にきび、そばかす、顔面白癬、面疔: 菟糸子(ととし)10gを水0.5リットルで煎じて、冷やしてから患部に塗布。
皮膚炎全般には、生の茎をしぼり、その汁を患部に塗布。
採取時期と調整法:10月ころに、熟す前の果実を採取し陰干しにして乾燥させてから種子を取り出します。 これを生薬(しょうやく)で、菟糸子(ととし)といいます。 秋に、茎を採取して陰干しします、または随時採取します。
成分: 種子は、樹脂配糖体のジベレリン、ステロール類のコレステロール、カンペステロール、β-シトステロール、ビタミンA様物質を含む(画像はこちら)。 |
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ハマゴウの薬効とは(はまごう、蔓荊子、まんけいし)
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薬効と用い方: 蔓荊子は、漢方では滋養強壮、解熱、消炎などの目的で用いる。
かぜで熱があって、頭痛がするような場合には、蔓荊子1日量約10gを、水0.5リットルの水で半量程度に煎じて、かすを取り、3回食間に服用。
入浴剤としては、花期の茎葉を刈り取って、陰干しにして乾燥してから、適当に刻んで、300〜500gを布袋に入れて、鍋などで煮出してから、風呂にそのままいれる。
神経痛、腰痛、筋肉痛、肩こり、冷え性などの痛みを和らげる効果がある。
採取時期と調整法:10月ころに、果実を採取して陰干しにして乾燥させる。
これを生薬で、蔓荊子という。 茎葉は、随時採取して陰干しして用います。 これを生薬で蔓荊葉という。
成分:
精油:α-pinene, camphene, diterpene alcohol、フラボノール誘導体:vitexicarpin、
モノテルペン配糖体:agnuside(画像はこちら)。 |
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エンジュの薬効とは(えんじゅ、槐花、かいか)
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薬効と用い方: キハダの内皮を乾燥した黄柏の、黄色はアルカロイドの一種ベルベリンによるもの。 数十年まえに、キノホルムの薬害によるスモン病が問題になりましたが、その後、腸内の殺菌作用があり、下痢止めの効果のあるベルベリンがスモン病の患者に用いられるようになった。キハダのベルベリンの含有量は、寒い地方のキハダより、暖かい地方のキハダの方が多く、最もベルベリンの含有量の多いキハダは、タイワンキハダになです。 黄柏はすぐれた苦味健胃整腸剤として唾液、胃液、すい臓、胆汁の分泌を促進して、食欲を高め、消化を助けて腸内殺菌効果を表す。また、外用消炎薬としても用いる。 健胃、下痢止めには煎液は苦味が強いので、一般に粉末にして用います。黄柏の粉末を1回1g、1日3回食後に服用。打撲傷には、黄柏の粉末に食酢を加えて、パスタ状によく練り、患部に直接塗ってガーゼを当てて乾いたら新しく取り替える。
採取時期と調整法: 最も地上部の生育が盛んな梅雨期に樹皮をはぐ。根から水分を吸い、枝から葉部に多量に水が送られる時期は、コルクと内皮もはがれやすいので、この時期が採取には最適です。 コルク層を取り除いた内皮は日干しにして乾燥させます。 これを生薬で黄柏という。この時期を逸して、秋から初春にかけての活動の停止時期はコルクと内皮がはがれなくなり、コルク層を取り除くことが非常に難しい。
成分: イソキノリンアルカロイド(ベルベリンを含む)、セスキテルペンラクトン、ステロールを含み、アルカロイドの作用により抗菌作用を発揮する(画像はこちら)。 |
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キハダの薬効とは(きはだ、黄柏、おうはく)
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薬効と用い方: キハダの内皮を乾燥した黄柏の、黄色はアルカロイドの一種ベルベリンによるもの。
数十年まえに、キノホルムの薬害によるスモン病が問題になりましたが、その後、腸内の殺菌作用があり、下痢止めの効果のあるベルベリンがスモン病の患者に用いられるようになった。キハダのベルベリンの含有量は、寒い地方のキハダより、暖かい地方のキハダの方が多く、最もベルベリンの含有量の多いキハダは、タイワンキハダになです。
黄柏はすぐれた苦味健胃整腸剤として唾液、胃液、すい臓、胆汁の分泌を促進して、食欲を高め、消化を助けて腸内殺菌効果を表す。また、外用消炎薬としても用いる。
健胃、下痢止めには煎液は苦味が強いので、一般に粉末にして用います。黄柏の粉末を1回1g、1日3回食後に服用。打撲傷には、黄柏の粉末に食酢を加えて、パスタ状によく練り、患部に直接塗ってガーゼを当てて乾いたら新しく取り替える。
採取時期と調整法: 最も地上部の生育が盛んな梅雨期に樹皮をはぐ。根から水分を吸い、枝から葉部に多量に水が送られる時期は、コルクと内皮もはがれやすいので、この時期が採取には最適です。 コルク層を取り除いた内皮は日干しにして乾燥させます。 これを生薬で黄柏という。この時期を逸して、秋から初春にかけての活動の停止時期はコルクと内皮がはがれなくなり、コルク層を取り除くことが非常に難しい。
成分: イソキノリンアルカロイド(ベルベリンを含む)、セスキテルペンラクトン、ステロールを含み、アルカロイドの作用により抗菌作用を発揮する(画像はこちら)。 |
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ヤマモモの薬効とは(やまもも、楊梅皮、ようばいひ)
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薬効と用い方: 楊梅(ようばい)は、健胃、整腸や唾液の分泌を促進する作用や消化を助ける作用がある。生食しますが、腐りやすく、塩づけやヤマモモ酒にする。
楊梅皮(ようばいひ)は、下痢止めなどに1回3gを、水0.2リットルで、半量まで煎じて服用。また、扁桃腺、口内炎や口内のただれには、この煎液でうがいする。打撲傷、捻挫には楊梅皮末を卵白や酢で練って、患部に塗布する。
しっしん、かぶれなどに上記の煎液を冷やして塗布。
採取時期と調整法: 夏の土用のころに果実に採取して、樹皮をはいで天日で乾燥させます。 これを生薬で、楊梅皮という。 また、夏に採取した熟した果実を、楊梅という。
成分:flavonoid、tannin(画像はこちら)。 |
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ツルムラサキの薬効とは(つるむらさき)
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薬効と用い方: 健康野菜
採取時期と調整法: つる性の野菜で日本ではここ最近の健康ブームに乗り、ねばねば野菜として流通量が多くなってきている。
成分:カロチン、ビタミンA・B1・C・E、カルシウム、マグネシウム、ムチン、アルギン酸。 ムチンは細胞を活性化させ老化を防ぐ。 アルギン酸をコレステロールを下げたり糖分の吸収をおだやかにし、腸内の善玉菌を増やしてくれる働きなどもあるが、カルシウムが多く含まれているため、注意すること(画像はこちら)。 |
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ミカンの薬効とは(みかん、陳皮、ちんぴ、青皮、せいひ)
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薬効と用い方: 薬効・用い方: 陳皮は毛細血管を丈夫にする、精油リモネン、配糖体ヘスペリジンを含み、風邪の妙薬として知られています。
風邪、喉の痛み、咳: 陳皮5gに熱湯を入れて、10分程度して、ハチミツか砂糖を入れて飲みやすくしてから、熱いうちに飲みます。
胃もたれ、食欲増進、消化促進、風邪や初期の咳止め: 陳皮、生姜、甘草かハチミツを加えて、煎じて服用する。陳皮)5〜10g、水0.5リットルを、半量に煎じて布でこして、1日3回に分けて服用。 民間では、ミカンをそのまま火の中にいれて黒焼きにして、熱湯に浸して飲む。
肩こり、腰痛、肌荒れ、疲労回復: 浴湯料としてミカンの皮を乾燥したもの1〜2握りか、生の皮20個くらいを布袋に入れて、鍋などで煮出して、そのまま風呂に入れる。血行がよくなり、湯冷めしない。
ミカン類や柑橘類の皮には、比較的強い血圧降下作用が認められ、特にレモンの皮には強い血圧降下作用がある。
採取時期と調整法: 完熟したウンシュウミカン、キシュウミカンの外果皮を採取し、陰干しにして乾燥し、1年経過したものを、生薬で陳皮という。 また、7月ころの青い未熟果実より、調製したものを、生薬で青皮と呼び、陳皮と区別する。 一般には、私たちが食べる、ミカンの外皮を日干しにすれば、陳皮の代用として用いることができる。 栽培には、年平均気温15度以上、最低気温氷点下5度以上が必要です。
成分: 精油リモネン、配糖体ヘスペリジン(画像はこちら)。 |
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ナツズイセンの薬効とは(なつずいせん)
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薬効と用い方: 腫れ物、乳房の腫れなどには、球根(鱗茎)をすりつぶして患部に塗布する。
有毒部分:全草、鱗茎
有毒成分:リコリンなど
中毒症状:麻痺、痙攣、嘔吐
採取時期と調整法: 秋に鱗茎をrとり外皮を捨てて水洗し、おろし器ですりおろす。
成分: アルカロイドのガランタミン(画像はこちら)。 |
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ショウガの薬効とは(しょうが、生姜、しょうきょう)
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薬効と用い方:香辛料として生活に結びついているものですが、抗けいれん作用、でんぷんの消化促進、体内の水分の代謝をよくして、肝臓の働きを盛んにする。また、唾液、胃液の分泌を盛んにし消化を助け、腹にたまったガスを追い出すので、芳香性健胃、利胆、駆風、鎮咳、去痰剤になる。 単味では、辛味が強いので、砂糖やハチミツ、甘草などを加えて用いる。
せき: 陳皮5g、ひねショウガを切ったもの5g、砂糖少々に、水0.2リットルを加えて煎じ約半量まで煮つめたものを、1日3回に分けて服用。
つわりの鎮吐: 半夏、ひねショウガ各6g、茯苓5gに、水0.2リットルを加えて煎じて約半量に煮つめたものを1日3回に分けて食前か食間に服用。
かぜの熱を下げる場合: おろしショウガと刻みネギに熱湯を加えて飲用すると発汗を促し熱が下がる。
せき、たん: ショウガを黒焼きにして刻んだものにハチミツを加えて熱湯を注いで飲用する。
ひび、しもやけ: ショウガとサンショウを、同量ぐらい煎じて、その煎じ液を、塗布する。
採取時期と調整法: 霜の降りる前の、茎葉がしおれてくるころに掘り取り、水洗いして根を切り取り、大きなものは2〜3個に切り、樽に入れてかきまわして皮を取る。
石灰を10倍の水に溶かして、浸す。または、石灰を直接まぶしてから、固くなるまで天日で乾燥させる。
一度蒸してから同じように調製する場合もある。 これを生薬で生姜という。 一般の家庭では、八百屋さんで購入したものを、そのまま使用する。
成分:ショウガの刺激的な辛味成分は、ジンゲロン、ショウガオールと呼ばれるもので強い殺菌作用がある(画像はこちら)。 |
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ウラジロの薬効とは(うらじろ)
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薬効と用い方: 利尿:1回、4〜8gを、水300 CCで1/2まで煎じて服用する。
採取時期と調整法: 冬に地上部を採り、刻んで日干しにする。
成分: タンニン様成分を含む(画像はこちら)。 |
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キョウチクトウの薬効とは(きょうちくとう、夾竹桃)
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薬効と用い方: 打撲のはれ・痛み: 葉、樹皮の乾燥したも の10〜20gを水400tで煎じ、患部を洗う。
強心成分はあるが素人療法として心臓病に使うのは危険。
採取時期と調整法: 常緑樹なので必要時に葉や樹皮をとり、水洗後日干し。
成分: 葉にはオレアノール酸、ウルソール酸など利尿作用がある ものと、オレアンドリンという強心作用のあるものを含む。樹皮 にはネリオドレインの強心物質を含んむ(画像はこちら)。 |
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ナンキンハゼの薬効とは(なんきんはぜ)
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薬効と用い方: 利尿: 1日量として5〜8gを、水400〜800tで煎じて1/2量までにし、これを数回に分けて服用する。
採取時期と調整法: 果実は中国木蝋の原料。薬用には、根の皮を用い、必要時にとり、水洗いして日干しとする。 成分:樹皮、葉にべータ・ジトステロール、イソクエルチトリ ン、エラーグ酸などを含み、種子には多量の脂肪油があり、パルミチン酸、油酸などのグリセリードからなっている(画像はこちら)。 |
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ヤマウルシの薬効とは(やまうるし、うるし)
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薬効と用い方: 樹皮から「漆(うるし)」をとるものは、「ヤマウルシ」ではなく「ウルシ」です。ウルシは、15年以上たった木の幹に深く傷をつけ樹液をとります。古墳の外棺にも塗られていたほど古くから利用されてきました。ウルシの名は、うるしる(潤液)からきたものとも、物を塗って麗しくするからとも言われています。 有毒植物で、はだの弱い人がふれるとかぶれることがあります。その反面、漆塗りの材料にもなる有用樹でもあります。
採取時期と調整法・成分: ハゼノキやヤマハゼよりも葉が丸っぽくて、幼い葉や小さい葉には荒い鋸歯がでることがヤマウルシの特徴。 遭遇頻度が高い樹木の一つで、樹木1m程度のひょろひょろした幼木にもよく出会う(画像はこちら)。 |
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テッポウユリの薬効とは(てっぽうゆり)
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薬効と用い方: 民間療法 鱗茎をつぶして打撲や喉の痛みにあてる。鱗茎の煎汁は、風邪の時の咳止め、強壮に服用する。その他、のぼせ、歯痛、虫くだしにも薬効があるとされる。
成分: カロチノイド、デンプン、タンパク質、ブドウ糖、オキシターゼを含む(画像はこちら)。 |
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サギソウの薬効とは(さぎそう)
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薬効の記載はない。
日当たりのよい湿地に生える多年草(画像はこちら)。 |
| 6122 |
ケイトウの薬効とは(けいとう、鶏冠花、けいかんか)
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薬効と用い方: 下痢止め: 乾燥した鶏冠花をくずして粉末にして1回量4〜8gをそのまま空腹時に水で服用。 子宮出血には乾燥した種子鶏冠子を炒って1回量3〜5gを、食後約30分ころにそのまま水で服用。 凍傷: ただれがひどく出血するような場合は、鶏冠花10〜15gを砕いて0.4リットルの水で煮出した汁で患部を洗う。 全草の陰干しにしたものを室内でいぶすと、そのにおいを嫌って数ヶ月間ネズミが室内に入らないといわれる。 食用: 若菜、若葉のようにまだ伸びきらないものは柔らかいので、摘み取ってアク抜きをして、ゴマ和え、油いためにすると、ちょっとした山菜として食味を味わえる。
採取時期と調整法: 夏の時期に花が一番元気のいいときに採取して乾燥。これを生薬の鶏冠花という。また、乾燥した種子を鶏冠子(けいかんし)という(画像はこちら)。 |
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ヘクソカズラの薬効とは(へくそかずら)
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薬効と用い方:
しもやけ、ひび、あかぎれ: 生の果実を良く水洗いしてから、つぶして、市販のハンドクリーム5に対して果実1の割合で、良く練り合わせる。患部に厚く塗りガーゼなどで押さえておき、朝夕1日2回くらい取り替える。
皮膚にうるおいが出て驚くような作用があります。 化粧水:水でよく洗った果実10〜20gをつぶして、アルコール250CCを入れて、1週間くらい冷暗所に置いて数回攪拌。
さらに、グリセリン200CCを加えて、その後水を加えて、1リットルにして用いる。
腎臓病、かっけ、下痢止め: 乾燥した根茎を刻んで約10gを、水約0.5リットルで煎じて服用。
採取時期と調整法: 秋に、指で押すと黄色い果汁が出るくらいに熟した果実を採取して、そのまま用います。 秋に、根茎を掘り取り天日で乾燥させます。
成分:虫の食害を受けて、茎や葉が傷つくと細胞内に蓄積した「ペドロシド」という成分が分解してメルカプタンという悪臭を放つガスになる(画像はこちら)。 |
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カワラケツメイの薬効とは(かわらけつめい)
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薬効と用い方: 強壮、利尿、鎮咳薬として脚気(かっけ)、腎炎、黄疸(おうだん)、偏頭痛、慢性便秘、夜盲症、インポテンツなどに用います。
カワラケツメイの利用は民間薬としては、利尿、緩下薬ていどにしますが、1日量20グラムを煎じて、茶と同じようにして飲みます。布袋又は和紙の袋などに入れて煎じると細末などがでません。
少し炒った方が飲みやすく、また効き目もあります。あまり、多量に服用すると腹痛や下痢を起こすことがありますので、人によって服用の量を決めるようにします。
茎葉を摘んで茶の代用として古くから飲用され、弘法茶と呼ばれています。 そのほかにも「ネムチャ」、「マメチャ」、「ハマチャ」等の別名があり、最近の健康茶ブームでカワラケツメイもその一種として利用されています。アントラキノン系の成分が含有されていますので、緩下作用があります。エビスグサやハブソウの種子と同様の薬効が期待できます。
採取時期と調整法: 採集と調整 カワラケツメイは、8〜9月頃、花と果実をつけた全草を採集し、水洗いして数本づつ束ねて、日陰に吊るして、2センチ程の長さに刻み乾燥させます。 これを生薬の、山偏豆(さんぺんず)といいます(画像はこちら)。 |
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カリンの薬効とは(かりん、木瓜、もっか)
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薬効と用い方:
鎮咳薬: 木瓜をさらに細かく刻んで、1日量5〜10gを適量の水で煎じて服用。
カリン酒: 冬期に採取した果実5〜6個を、縦横6〜8個くらいに刻んで、ホワイトリカー1.8リットルに漬け込み砂糖300〜400gを入れます。
完全に熟成するまでには半年以上かかりますが、漬けてから2ヶ月程度で美しい淡黄色になり、芳香が出てくるので飲むことができる。
カリン酒の味は苦味があるが、鎮咳薬として効き目があります。
採取時期と調整法: カリンは、落葉後の10〜11月に、樹上に残って暗黄色に熟したものを採取して、10分程度湯通しして縦割りにし乾燥させる。これを生薬で、木瓜という。
成分: ビタミンC、リンゴ酸、クエン酸、タンニン(画像はこちら)。 |
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ソテツの薬効とは(そてつ、蘇鉄実、そてつじつ)
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薬効と用い方: 蘇鉄実は、せき止め、通経に1日量5〜15gに水0.4リットルで煎じて、1/3量まで煮詰めて、3回に分けて服用。
切り傷: 蘇鉄実の煎液で傷を洗うと効果がある。中国では胃痛にソテツの葉15gを適量の水で煎じて服用。
肺がんの治療: ソテツの葉250gとナツメ10個をよく煮て、ナツメを食べてから、煎じ液を服用。
そのほかには、胃がん、肝がんの治療にも、蘇鉄実が他の生薬と配合して用いられる。
採取時期と調整法: ソテツの種子は、秋の10〜11月ころに採取して、風通しのよい場所に陰干しし乾燥させる。これを生薬で蘇鉄実という。
蘇鉄の名前の由来はソテツが衰弱しかけたときに、根元に鉄くずを埋めたり、幹に鉄釘を打ち込んだりすると、衰弱しかけた植物が蘇生することに由来するとされる。
成分: 有毒成分:サイカシンやマクロザミン。 ソテツの有毒成分はサイカシン(cycasin)という配糖体です。消化管微生物のβ-D-グルコシダーゼによって糖が取れてアグリコン(aglycon, 非糖体)のメチルアゾキシメタノ−ル(methylazoxymethanol)になる。メチルアゾキシメタノールは容易にホルムアルデヒドに変化し,中毒を起こす。ソテツを食用にする際には,よく水に晒してサイカシンを除くか,十分加熱してサイカシンを分解することが重要(画像はこちら)。 |
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ネギの薬効とは(ねぎ、葱白、そうはく) |
薬効と用い方: 民間で葱白は、かぜ、頭痛、解熱に細かく刻み大さじ2杯、おろしショウガ小さじ1杯または、生味噌を少し入れて、熱湯を注ぎ、良くかき混ぜて、汁とネギを飲み、すぐに就寝すると、汗が出て、熱を下げる。 咳止め、不眠症、のどの腫れ、痛みには、ネギを小口切りにして、適量をガーゼに包んで、熱湯をかけて、冷ましてから、温湿布します。 新鮮なネギに味噌につけて常食すれば、神経衰弱の人にはよい効果がある。 また、切り傷にはネギを火にあぶってもんで、その汁を付けると効き目がある。
採取時期と調整法: ネギの葉鞘(ようしょう)の白い部分を、生薬で葱白という。
葱白は、必要に応じて採取します。
成分: 葱白には精油のアリルフルフィド、ブドウ糖、果糖、粘液質を含み、緑の部分はビタミンAを含み、全体にはビタミンB2、Cを含み、食用、薬用に用いる(画像はこちら)。 |
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シシトウの薬効とは(ししとう)
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薬効と用い方: 中南米が原産の一年草。トウガラシとは同種で甘味種の大型果実のものとシシトウの大型種をピーマンと呼ぶ。フランス語のトウガラシを意味する「piment」からピーマンと呼ばれるようになったと言われている。 β−カロテン、ビタミンCを多く含む。
採取時期と調整法・成分: [特徴] ビタミンCが豊富で、その量はピーマンより多く含まれています。また、カロチンも多く含まれているのが特徴です。 [効能] 夏バテ、高血圧予防、糖尿病予防、整腸効果。 [豆知識] ピーマンと同じく唐辛子の仲間で、甘味種になります。見た目が獅子の頭に似ていることから、獅子唐辛子の名前が付きました。 [食べ方] 天ぷら、炒めもの、煮物。 [食知識] 買う時は、緑色が濃く鮮やかなもので、見た目が小さく、臭いが強いものが良いとされています。また、へたの切り口が黒く変色していないものを選びます。食べる時のした処理は、包丁で縦に切り込みを入れ、竹串などで中の種を取り除きます。種付きのままでも頂けますが、ししとうは、加熱すると実が膨張し、破裂してしまうので、竹串で数カ所に穴を開けるか、包丁の刃先で小さな切り込みをつけると良いです。保存する時は、野菜パックなどに入れ、冷蔵庫の野菜室で保存しますが、できるだけ早く食べ切った方が良いみたいです(画像はこちら)。 |
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ノウゼンカズラの薬効とは(のうぜんかずら)
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薬効と用い方:
利尿、通経: 1日量として乾燥花約5gを水600tで1/2にせんじて3回に服用。
採取時期と調整法:夏の開花期に花を採取し、日干しにする。 花の蜜が有毒というのは『本 草綱目』(1590)によるもので、科学的根拠のない伝承にすぎない(画像はこちら)。 |
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イチイの薬効とは(いちい、一位葉、いちよう)
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薬効と用い方:
用途: 葉:利尿、糖尿病、通経:毒性あり注意、 果実:咳止め、下痢 薬効・用い方: 利尿、通経薬として、また糖尿病に一位葉を用いる。一位葉を1日5〜10gに水0.4リットルを加えて煎じ、約1/2量まで煮詰めたものを3回に分けて食間に服用する。 オンコ酒 9〜10月ころに甘味のよく出た偽果(ぎか)を採取して、水洗いしてよく水を切り、紅色の仮種皮はよりわけて仮種皮の量の2〜3倍量のホワイトリカーを入れて、漬け込む。よく成熟するには約6カ月かかるが、3カ月程度から飲用できる。甘味は成熟後、砂糖でつける方が良い。色は美しいコハク色になる。 緩下、せき止めに効き目がある。
採取時期と調整法: 葉を採取して水洗いして、天日で乾燥した物を、生薬で一位葉という。
成分:アルカロイド (taxine)(画像はこちら)。 |
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イネの薬効とは(いね)
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薬効と用い方: イネの切り株には、多糖類セハデックを含有。糖尿病の血糖値を下げる効果があり、イネの切り株を乾燥したものを、1日量8〜12g、水0.6リットルを約2/3量まで煎じて、3回に分けて服用。
昔は、母乳の出を良くするために、イネのひげ根を乾燥して煎じて服用した。
採取時期と調整法: 秋に、イネを収穫したあとの、切り株を枯れる前に根ごと採取して、流水でほぐしながら洗い、天日で乾燥させる
成分:セハデック(画像はこちら)。 |
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ブドウ薬効とは(ぶどう)
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薬効と用い方: 疲労回復にヘルシードリンクにするには家庭用のミキサーを用意して、ガラス製の容器の中に果実を1/4ほど入れる。これにグラニュー糖50〜60gを加え、ミキサーにかける。果皮や種子も砕かれて、多少のつぶつぶは残るが、飲みにくいほどではない。
市販されるブドウの安価な品物を入手したときには、 で利用することをすすめたい。
採取時期と調整法: 秋によく熟した果実を採取し、水洗い後、水きりして、そのままを用いる。
成分: 果実中の主たる成分として酒石酸カルシウム、重酒石酸カ リウム、転化糖、庶糖、ブドウ糖のほか、ビタミンB2、Cの少量も含まれる(画像はこちら)。 |
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ブルーベリーの薬効とは(ぶるーべりー)
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薬効・用い方: ブルーベリーは目に対して良い効果(近視の視力改善など)を持つだけでなく、様々な病気に対しても有効に働きます。目の働きに関係するロドプシンの再合成に関わるだけでなく、活性酸素を撃退する抗酸化作用や血管を強くする作用やコラーゲンを強化する作用もあります。またブルーベリーは食物繊維を多く含むことでも注目されます。
成分: ブルーベリーに含まれるのアントシアニン色素が重要な成分となります(画像はこちら)。 |
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ヤマノイモ(やまのいも、山の芋、山薬 さんやく)
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薬効・用い方; 山薬(さんやく)は、強壮、強精薬として胃を丈夫にして、精力をつける効き目があります。
また、慢性の下痢や、夢精、男女生殖器の衰弱にも用いられる。山薬を、1日20グラム煎じて3回に分けて服用する。
一般にはとろろ、ろろ汁として食用とすれば効き目がある。また植物に消化酵素を多く含むため、生食しても良く消化されます。採取時期と調整法:
秋に葉が落ちてから根を掘り取り、水洗いしてから皮を除いて適当な長さに切り、初めは風通しのよいところで陰干しにし、ついで天日でよく乾燥させます。
ヤマノイモの根を乾燥したものが生薬の山薬といいます。 これはナガイモからも、同様に作ります。
四国、九州の山野に自生するジネンジョ(自然薯・自然生)のこと。 ナガイモ、ヤマトイモなどの栽培品種とは区別します。
成分: ねばねばの成分のムチンと呼ばれる蛋白質を含む(画像はこちら)。 |
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サンショウの薬効とは(さんしょう、山椒)
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薬効・用い方: 山椒は、苦味(くみ)チンキの原料でもあり、芳香辛味性健胃、整腸剤などに用いる。
山椒の成分のサンショオールやサンショウアミドは大脳を刺激して、内臓器官の働きを活発にする作用がある。
胃腸の働きの弱くなった消化不良や消化不良が原因の胸苦しさ、みぞおちのつかえ、腹の冷え、腹部のガスの停滞、それに伴う腹痛に効果がある。
刺激が強いので、炎症性や潰瘍性、発熱性のような激しい病気の場合は使用を避ける。
採集と調整: 夏から秋にかけて、果実が赤く色づくころに果実を採取します。
それを、天日で乾燥させてから、たたいて種子を出して果皮だけにします。 これを生薬(しょうやく)で山椒(さんしょう)といいます。
1日量は2〜5グラムで0.3リットルの水で、約半量まで煎じて1日3回に分けて食後に服用します。
民間での利用も多く、種子は利尿(りにょう)剤として15グラムを適量煎じて食間に1日3回服用します。
果実8グラムを、約0.6リットルの水で煎じ、1日3回に分けて温服。(胃腸病、胃下垂症、胃拡張症、駆虫など)
果実の粉末を1回量2グラムを服用(利尿、胃腸病、膀胱炎、健胃に) 果実の煎じ汁を水虫に塗布。生の葉をもんで虫刺されに塗る。
成分: サンショオール サンショウアミド(画像はこちら)。 |
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トロロアオイの薬効とは(とろろあおい、黄蜀葵根、おうしょっきこん)
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薬効・用い方; 民間では、のどの腫れや痛み、扁桃腺などに、黄蜀葵根10〜20gを適量の水で煎じて、うがいをします。
中国では、蜀葵根は粘液質や糖類を多量に含有するので、胃炎や胃潰瘍などの治療に用いられています。
また、若い果実は、オクラと同様に、茹でて食用にする。
採集と調整: 花が終わった10月ころに、根を掘り取り、地上部を取り除き水洗いして、外皮を取り、日干しにして乾燥させる。
これを生薬で、黄蜀葵根という。
成分: ケトン類物質(フラボノイド)および多糖類です。 以下のこの5種類のケトン類が主成分。
●Quercetin
●Myricetin
●Quercetin-3-robinobioside
●Quercetin-3’-glucoside
●Hyperoside(画像はこちら)。 |
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イヌホウズキの薬効とは(いぬほうずき、竜葵、りゅうき)
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薬効・用い方; はれもの:生の果実を含む茎葉を、 少量の塩を加えてもみ、この汁をつける。
解熱・利尿:よく乾燥した全草を1回量として1.5〜3g、水200 tで1/2量に煎じて服用する。
疲労回復:根を含めて乾燥した全草100ggを、グラニュー 糖150gとともに35度のホワイトリカー1.8リットルに漬け、2〜3ヵ月後に布でこして、1回20〜40tずつ、夜就寝直前に飲む。
採取時期と調整法: 8〜9月に根から掘り上げ、よく水洗いしたのち、風通しのよいところで乾燥する。はれものには生で使用。
成分: 解熱作用のあるアルカロイドのゾラニン、ゾラマルジン。 アルカロイドは果実中に、サポニンは全草に(画像はこちら)。 |
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ナンテンの薬効とは(なんてん、南天実、なんてんじつ)
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薬効・用い方; 薬用には果実、葉、茎、根いずれも利用されまが、南天実は、一般に最もよく知らる。薬用にはシロミナンテンの方が効き目があると俗にいわれるが、赤実も白実も効き目には全く差はない。南天実の成分はアルカロイドの一種で、知覚神経や運動神経の末梢に対してマヒ作用があり、百日ぜきやぜんそくなどの咳止めに効果がある。 用い方: 1日量5〜10gを約0.5リットルの水を加えて熱し半量になるまで煎じる。煎液は布でこして1日3回に分けて食前に服用。南天実と黒豆とを同量、同じように煎じ、氷砂糖かハチミツで甘味をつけて服用すると一層効き目がある。 南天実は視力の回復にも良く効くとされ、咳止めの場合と同様に用いる。葉は南天竹葉といい、果実と同様の効き目があるとされ、民間では解毒薬として用いらる。とくに魚の中毒のときに新鮮な葉をよく噛んで飲み込みます。このとき吐くことがありますが、その方が効果的といわれる。赤飯の上にナンテンの葉を置く習慣には、毒消しの意味がある。解毒作用のあるチアン水素がごく微量に発生して、これが殺菌効果をあげて腐敗させな。ハチに刺されたとき、生の葉をよくもんで、その汁をつけると痛み止めになり、また乗り物酔いには生の葉を噛むとよいといわれる。茎は咳止めや、強壮剤に1日量10〜15gを、煎じて用いる。根は頭痛、黄疸、リューマチ、疲労筋肉痛などの痛み止めに1日量30〜50g(生のもの)を煎じて用います。ナンテンの果実、葉を刻んで、お茶代わりに飲用する。せき、中風、疲労回復、強壮に。 のどの痛み、腫れがひくには果実を生のまま飲みくだすと効果がある。
採取時期と調整法: ナンテンは秋から冬にかけ果実が熟す。完熟したものを採取する。10月から翌年の3月頃までが採集時期です。天日でよく乾燥させたものを生薬で南天実(なんてんじつ)といいますが、果実は多肉質でなかなか乾燥しない。ナンテンは、十分に乾燥させることが必要です。
成分: アルカロイドを含み主なものはo-メチルドメスチシンで、その他にプロトピン、イソコリジン、ナンジニン、ドメスチシン等が含まれている。またペラルゴニンジン-3-キシロシルググルコシド、カリステフィンを含む。種子に脂肪油のリノリン酸、オレイン酸、フィトステロールの他、プロトピン、フマル酸を含む(画像はこちら)。 |
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ヒルガオの薬効とは(ひるがお)
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薬効・用い方; 利尿、疲労回復、強壮強精には、乾燥した全草を1回2〜3g、水0.2リットルで煎じて服用する。
糖尿病、利尿などには、乾燥した全草1日量10〜20gを水0.5リットルで半量まで煎じて、3回に分けて服用する。膀胱炎、利尿には乾燥した根10gを水0.4リットルで半量まで煎じて、3回に分けて服用する。
虫刺され、切り傷などには、生の葉を絞り、汁を患部に塗布する。若葉、若い茎は、茹でて水にさらしてから、おひたし、和え物、油いため、汁の実にする。
花は、生でサラダ、天ぷら、酢を入れた熱湯で茹でて、酢のもの、椀だねにする。
採取時期と調整法: 開花期の全草を採取して天日で乾燥して裁断する。これを生薬で旋花(せんか)という。
成分:ケンフェロール配糖体(画像はこちら)。 |
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ノゲイトウの薬効とは(のげいとう、青しょう子、せいしょうし)
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薬効・用い方; 目の充面: 乾燥した種子1回量6〜10g を、水200tで1/3量に煎じて服用する。
★「中華人民共和国葯典(中国薬局方)」(1977)には青しょう子が収載 され、同じように目の薬にすると記されているが、注意として、
青光眼患者は慎服とある。青光眼は明き盲のこと。
採取時期と調整法:種子を生薬: 薬用にするノゲイトウの種子は径1.5mm位の扁円形で、色は黒く、光沢がある。生薬名は青しょう子。
採取時期と調整法: 秋に種子だけを集めて、日干しにする。
成分: 脂肪油(画像はこちら)。 |
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クスノキの薬効とは(くすのき、楠)
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薬効・用い方: クスノキの材、枝、葉からとれる樟脳は、防腐剤のほかには医薬品として強心剤に用いられる。また、局所刺激作用、防腐作用があり、皮膚病の外用薬の軟膏、擦剤、チンキとして用いられる。
採集と調整 : クスノキの材を乾留たものが、一般に知られる樟脳です。 打撲傷: 樟脳を粉末にして、黄伯末に2%の割合で混ぜて、卵白で練って痛む部分に厚く塗ります。 樟脳は内服すると胃を刺激して食欲減退、嘔吐などの副作用があるので、外用だけに用いる。 跌打酒(しつだしゅ)とは、当帰60g、紅花30g、蜀椒30g、肉桂60g、樟脳15g、細辛15g、乾姜30gを混ぜて、95%のアルコール2リットルに1週間浸漬したもの。これは打撲、捻挫、などの内出血や疼痛や、疥癬によるかゆみに外用として用いる(画像はこちら)。 |
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ヤツデの薬効とは(やつで)
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薬効・用い方: 鎮咳、去痰などの風邪の症状の場合には、乾燥したヤツデの葉を1日量5〜10g、水0.5リットルで煎じて服用すると。また、乾燥した葉を適量を煎じた煎じ液で、うがいをすると。リューマチ・疼痛、腰痛などには、乾燥した葉を約50〜100gを布袋に入れて鍋で煮出してから、そのまま風呂に入れて浴湯料として入浴する。
採取時期と調整法:葉を随時採取して日干しにして乾燥させる。少し乾燥したら適当に切り、さらに良く乾燥して保存する
葉が厚いので、乾燥には十分注意が必要。
成分: ヤツデサポニンには溶血作用があるので服用量には注意が必要(画像はこちら)。 |
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ニラの薬効とは(にら、韮白、きゅうはく)
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薬効・用い方: 薬効・用い方
滋養強壮、疲労回復、老化防止、生活習慣病予防 韮子は、強壮、強精、止瀉薬:
インポテンツ、遺精、頻尿、腰気、下痢などに砕いてから、1日量2〜8g、3回に分けて水で服用。
また、頻尿で尿の回数が異常に多い場合や腰痛などには、韮子を1回量30〜40粒をぬるま湯か水で直接飲むと効き目がある。
たむし、しらくもなどの皮膚疾患: 生の茎葉をすりつぶして患部に塗布。 新鮮な葉には、ニンニクに含まれるアリイン(アリインはにんにく中のアリイナーゼの反応によってアリシンとなる。このアリシンが臭いの元凶)などの硫黄化合物を含んでいるので、強壮、強精、下痢止めなどには、葉を味噌汁にしたり、味噌和え、ニラがゆ、ニラ雑炊などにして食べる。
採取時期と調整法: 茎葉を採取して陰干ししたものを生薬で韮白という。葉は、韮菜、根と鱗茎は韮根、種子を日干しにして乾燥したものを韮子という。 葉、茎は生で調理しても同様の効果がある。ニラは、暑さ寒さに非常に強く、繁殖力が旺盛で、葉を刈り取っても、すぐに後から新しい葉が出てくるので年に数回収穫できますが、春の葉が一番柔らかく臭いも強く美味しく食べれる。
成分: ニラはネギやニンニクにも含まれている硫化アリル(ツーンとする臭いの成分)が主成分です。 他に、サポニン、アルカロイド、ビタミンA,B,C,E,カリウム、鉄分も豊富に含む。 ニラの葉の部分にも同様の成分が含まれるが、ニラの種にはより多く含まれる。 昔から中国で「韮子」という名前で重用されてきた(画像はこちら)。 |
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ヒエの薬効とは(ひえ、稗)
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薬効・用い方: ヒエは穀物の中で最もアレルギーになりにくい食品で、アレルギー除去食品としても知られている。ミネラル含有量が多く、特にカルシウムやリンが豊富で骨粗しょう症の改善に効果がある。
採取時期と調整法・成分:草丈1m前後のイネ科植物 5月下旬〜9月中旬ごろ収穫。飼料用となるワラも副産する。 冷害、湿害、酸性土壌や塩害に強い。 成分: タンパク質、脂肪、ビタミンB1などが多く、栄養価は米や麦に劣らない。ただ、そのまま食べると味がよくない。白米と比較して、食物繊維約8倍、マグネシウム約5倍、鉄分約2倍、カリウム約3倍含まれている(画像はこちら)。 |
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センニンソウの薬効とは(せんにんそう、和威霊仙、わいれいせん)
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薬効・用い方: 民間では、扁桃炎炎に生の葉1〜2枚をよくもんで、手首の内側に軽く貼り付け、一昼夜くらいそのままにします。すると、手首の内側に軽い痛みを感じるようになり、やがて、扁桃炎の痛みもとれてくる。
生のセンニンソウを取り除くと、その部分が発疱して赤くなりますので、温水でかるく洗う。また、皮膚の弱い人の場合には、ガーゼに包んで塗布する。
神経痛、リューマチ、にも痛みのある患部に生の葉を塗布すると、発疱して、水疱が出来るので、その水を抜き、患部を包帯で保護するという民間療法があるが、真意については未解明。
センニンソウの別名には、ウシノハコボレがありますが、これは牛が牧草といっしょに食べると歯が抜けてしまうことからつけられたもので、有毒植物のひとつということです。
また、民間では茎葉をつぶして軟膏に配して、のう水を破るために用いられていたこともある。
採取時期と調整法・成分 採集と調整: 葉を夏から秋にかけて採取して、生のままで用いる。 根を乾燥したものを、生薬で和威霊仙という。 有毒部分:葉、茎 有毒成分:ポロトアネモニン(汁液が皮膚に触れると引赤、発疱(はっぽう)して水腫(すいしゅ)が生ずる。 中毒症状:胃腸炎症 毒性が強く、民間では絶対に飲用してはいけません(画像はこちら)。 |
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ヒナタイノコズチの薬効とは(ひなたいのこずち、牛膝、ごしつ)
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薬効・用い方: 利尿、浄血、月経不順、浮腫、リューマチ、脚気: 牛膝1日量5〜10gに0.4リットルの水を加えて、煎じながら約半量に煮詰めたものをこして、1日3回に分けて服用。
子宮収縮などの作用があり、妊婦は堕胎の恐れがあるので使用は避ける。 また、胃アトニー、胃下垂などの病気の場合も使用は避ける。
関節痛、腰痛、神経痛: 上記にに呉茱ユ(ごしゅゆ)約5gを加えて、煎じたものは効果がある。
外陰部の炎症: 乾燥した、全草100gに約1.5リットルの水を入れて煎じ、約3分の2になるまで、煮詰めたもので、1日数回炎症がなくなるまで洗う。虫刺されなどには、生の葉をよく洗いもんで、その汁を直接患部に塗布。
採取時期と調整法:採集と調整: ヒナタイノコズチを、秋から冬、地上部が枯れたころに根を掘り採り、水洗いして天日で乾燥させます。これを生薬で牛膝といいます。
成分: イノコズチの根にはイノコステロン、エクジステロン、ルブロステロンなどの昆虫変態ホルモンが、含まれていることが知られるが、薬効との関係は明らかではない。 その他、アミノ酸、コハク酸、シュウ酸などのカリウム塩、サポニン、粘液質などを含有 イノコズチの名前の由来は中国で、茎の節のふくらみが、牛の膝頭に似ているとして牛膝という漢名があります(画像はこちら)。 |
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アオキの薬効とは(あおき)
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薬効・用い方: 用脚気、浮腫、膀胱カタルに利尿、火傷、しもやけに外用 採取した生の葉を金網に乗せて弱火であぶると葉は柔らかくなり黒色に変化する。こがさないように注意し、火傷、はれもの、凍傷などの患部にはり、包帯などで軽く押さえる。
胃腸薬として有名な「陀羅尼助(だらにすけ)」や「百草(ひゃくそう)」は、黄柏(おうばく)(ミカン科のキハダの樹皮でコルク質の部分をはいだ黄色の内皮)のエキスを固めたものですが
、このエキスにアオキを入れて煮詰めると真っ黒になり、しかも大変つやのあるものになります。
採取時期と調整法: 生の葉を必要な時に採取してよく水洗いする。
成分:イリドイド (aucubin)(画像はこちら)。 |
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ヤマブキの薬効とは(やまぶき、棣棠、ていとう)
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薬効・用い方: 薬用部位:茎葉・花(棣棠花)。茎葉は夏に、花は春に採集して天日乾燥する。
薬効:咳、関節炎、むくみ。 慢性の乾燥したカラ咳、むくみには花を使う。 あまり熱のない関節の腫れや痛みには茎葉を使用する。日本では昔から切り傷の止血に乾燥した花をもんでつけた。
採取時期と調整法:茎葉は1日5g、花は1日3gを400ccの 入れ、30分ほど煎じ3回に分けて服用。成分:花は、ヘレニン、ルテインを含む(画像はこちら)。 |
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ザクロの薬効とは(石榴、せいきりゅう、ざくろ)
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薬効・用い方: ザクロの果皮には多量のタンニンが含まれていて、下痢、止血の目的で1日量3〜5gを煎じて3回に分けて食間に服用。 大量に服用すると、腹痛や嘔吐などの副作用があるので注意が必要です。 中国では、子宮頸がんの治療に果皮と種子を砕いて服用。 生の根皮と乾燥した石榴皮(せきりゅうひ・根皮)は、油状物質のイソペレチェリンなどを含有していて、条虫駆除の作用があり、石榴皮(せきりゅうひ・根皮)25g、水0.3リットルを半量まで煎じて服用。 この煎じ液は、胃の粘膜を刺激する作用があるので、胃炎などの症状がある場合には用いてはいけません。 果汁液は、水虫、たむしに患部に塗布する。
採取時期と調整法・成分 採集と調整: ザクロは、秋に熟して裂けた果実を採取して、果皮をはいで広げて天日で乾燥させます。 また、8月ころに幹皮を、とくに9〜10月ころ根皮をはいで天日で乾燥したものを、生薬で石榴皮(せきりゅうひ・根皮)という。 栽培:ザクロの繁殖には、挿し木が一般的です。2月の初めころに、さし穂として、前年に伸びた枝を採取して、砂の中で貯蔵します。 3〜4月に、その枝を2〜3芽残して切って、川砂と鹿沼土か赤玉土を同量混ぜて挿し木をします。2ヶ月程度で発根するので、その後植え替えします。 他に、株分けによっても増やすことができます(画像はこちら)。 |
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オシロイバナの薬効とは(おしろいばな)
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薬効・用い方: 誤食した場合、強い利尿作用、嘔吐、腹痛、強い下痢。子供の事故が多い。午後4時ごろから咲き出しいい香りをさせることから「Four
O'clock」などの名前もある。 黒い種を割ったときにでてくる白い胚乳を、ぬらした指先につけてにきびや吹き出物の上につける。
採取時期と調整法:園芸種が野生化したものと思われます。また、大変不思議な花で、同じ株から色が違う花をつけたり、一つの花の中で色が混ざっていたり変化に富んでいます。生物学では遺伝の研究に利用されています。
成分: 全草、特に種子、根に トリゴネリン、ステロイドのβーシトステロール(画像はこちら)。 |